〜 前回までの流れ 〜
・レオナ姫を救出すべくバルジ島に乗り込んだダイ達。
・そこに待ち受けていたのはハドラー達魔王軍であった。
・危機に陥ったダイ達を救おうと獣王クロコダインと鎧の戦士ヒュンケルが駆けつけた。
・ヒュンケルとハドラーの命をかけた壮絶な戦いが始まった。
・一方バルジの塔へ向かったダイ達は・・・。
新作 ドラゴンクエストダイの大冒険(2021)について
1991年に放送された「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」を2020年10月にリメイク版として再構築し放送されたアニメ。
このブログでは旧作や原作との比較や個人的に感じた事、言いたい事をレビューしていきます。
― 第19話 「アバン流最後の奥義」 新旧比較と感想 ―
過去の栄光を捨てたフレイザード
炎魔塔を破壊しザボエラにトドメ刺そうとするも失敗に終わったクロコダインはダイ達追ってバルジの塔に向かう。
ハドラーを倒すも気を失っていたヒュンケルも加勢すべくバルジの塔に向かって行った。
旧作
一方先にバルジの塔に到着したダイ達の前に突如不意打ちの様な形で現れたフレザードと足を掴まれたマァム。
フレイザードの攻撃でマァムは命の危機に晒されるも後から追ってきたクロコダインによって何を逃れた。
直後にヒュンケルもダイ達に追いつきこれで５人が揃った。
観念したのか？急に大人しくなるフレイザードだったが、自身の体に装備していた「暴魔のメダル」を投げ捨てた。
フレイザードはハドラーの禁呪法で作られてからまだ1年足らずで歴史が無い。
このメダルは大魔王バーンが鬼岩城完成で六大団長集結の機に部下達の忠誠心を試すために試練を与え乗り越えた者だけが手にする事ができる魔王軍の栄光の証。
数少ない過去の栄光を投げ捨ててでも魔王軍を苦しめたダイ達を倒し何年経っても色褪せない手柄が欲しかったのだ。
暴魔のメダルを掴み取ったシーン。
新作と違い旧作では氷の部分なくなりかけていた。
氷炎軍団長の最終奥義 弾岩爆火散
観念したかに思われたフレーザードだったが勝利への執念は捨てない。
フレイザードは数少ない過去の栄光投げ捨て、命をも投げ捨てる覚悟で最後の技を仕掛ける。
弾岩爆火散！！！！
体にある無数の岩石を敵にぶつける技。
フレイザードそのものが見えないため攻撃もできない、万事休すか・・・。
“奴の核を狙え”
ヒュンケルの言葉に新たな活路を見出したダイ。
核を見つけて砕けばフレイザードの氷と炎の体は維持ができなくなるはず。
しかし、核(コア)がどこにあるのかがわからない。
ダイは戦いの中でアバン先生に必死に問いかけた。
旧作
旧作の回想シーン。
見えない敵を斬る技「空裂斬」。
正義の闘気を一点に集中し敵にぶつける技。
アバンの教えとマトリフが課した訓練の中で得た教訓でダイは新たな技に挑戦しようとしていた。
アバン流最終奥義 空裂斬！！
フレイザードの前に再び立ち上がったダイ。
“まだ成功していないけど試したい技がある・・・しくじればお前の勝ち、決まれば俺の勝ちだ！！！”
ダイは剣を収めと全闘気を一点に集中させる。
ダイ「アバン流刀殺法 空裂斬！！！！」
ダイの剣から闘気の光が放たれフレイザードを捉えた。
しかしフレイザードには効いてる様子もない・・・いや効いている。
フィンガーフレアボムズを使おうとしたフレーザードの右手が崩れ落ちた。
空裂斬がフレイザードの核を掠ったのだ。
技は完成している、後は核にまともに命中さえすれば勝てる。
そう思ったダイは空裂斬を連発するも中々当たらない。
紛れ当たりも無い、一体どうすればいいんだ・・・。
“心の眼で見るんだ”
ヒュンケルのこの言葉で目が覚めたダイ。
心眼で周囲の気を見極めて敵を討つ。
ポップやヒュンケル、仲間達とは明らかに違う物凄い殺気を撒き散らす気がダイには見えた・・・。
ダイ「こいつが・・・こいつが・・・フレイザードだ！！ 空裂斬！！！！」
フレイザード「そいつは・・・そいつは俺の核だ！！！！」
ダイ「斬った・・・手応え有り！！」
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