ドラゴンクエスト ダイの大冒険「ダイとバランの共闘・黒の核晶編」をまとめてみました。
前回の「メドローア・ハドラー親衛騎団編」ではポップが最強呪文メドローアを習得し、ハドラー親衛騎団を相手に実戦で威力を発揮しました。
今回は竜騎将バランが久しぶりに登場、ダイとバランの竜騎士親子が手を組み大魔王の本拠地バーンパレスに潜入します。
ダイとバランの共闘・黒の核晶編 各話リスト
51話 「アバン流究極奥義」
52話 「父子竜出陣」
53話 「ハドラーの挑戦」
54話 「ハドラー対バラン」
55話 「黒の核晶」
ハドラー流血
ヒムの涙
突如血を吐くハドラー。短期間で超魔生物に改造したため体にかなり負担がかかっていた様だ。
ハドラー「俺はかつてアバンを倒した.。その弟子どもが次々と現れて俺を脅かした。俺はアバンを倒しけだけで勝ってはいなかったのだ」
ハドラー「すまんな、禁呪法で作ったお前達俺が死ねば生きてはおれん」
ヒム「構いません!!我々はあなたの駒です!!ハドラー様の望みを果たすためにお使いください!!!」
ヒム「ハドラー様のために死ねるのなら粉々になっても俺は本望です!!!!」
ハドラー「ヒム・・・それは・・・」
ヒム「フッ、なんで目から水なんか出てやがるんだ・・・人間じゃあるまいし!」
バラン再び
ヒュンケルvsバラン
フェンブレンとの戦いで気を失ったチウ。助かったのはどうやらポップ達のおかげと思っているみたい。
ポップやチウ達を先に退かせたヒュンケル。
ヒュンケル「出てこい!!お前だという事は分かっている!!!」
あの悲痛な親子の戦いだけは避けなければいけない。ヒュンケルとクロコダインは命をかけてでもバランをダイに合わす訳にはいかなかった。
だが、今のバランには大魔王バーンを倒す事のみしか頭になく、ダイ達と戦う気はさらさらなかった。
ヒュンケル「やっと分かった・・・お前はダイのために捨て石になろうとしている」
ヒュンケル「だが、そんな事は俺が許さん!!ダイのためにもそんな無謀な戦いでお前を失う訳にはいかない!!!」
ダイのため、ラーハルトの想いを背負ってヒュンケルは命を捨ててでもバランを止めようとしていた。
バラン相手に武器を捨てて闘気を消したヒュンケル。
ヒュンケル「俺の師アバンが残した書を読んだ時、これだけは真似できない技があった。15年前アバンが魔王ハドラーとの決戦の時、この奥義を掴んだという」
ヒュンケル「それがアバン流究極奥義 無刀陣だ!!」
無刀陣は相手の攻撃力が大きいほど隙を生じさせる。強力過ぎる力を持つバランにとっては最も恐ろしい技なのである。
バラン「望み通りその技、受けてやるわ!!」
アルビナス「ニードルサウザウンド!!!!」
紋章の力を全開にしヒュンケルに襲いかかるバランだが、突如アルビナスが彼らの戦い割って入った。今更攻撃目標を変えられないバラン、だがヒュンケルのブラッディースクライドがアルビナスの体を捉えた。
ブラッディースクライドの直撃で体が砕けたアルビナス。核(コア)の直撃はこそ避けれたものの戦闘不能状態に陥った。
バランの攻撃をまともに受けて立つ事さえ出来なくなったヒュンケル。ヒュンケルは命を捨てる覚悟で無刀陣の攻撃目標を魔王軍に切り替えバランを救ったのだ。
バラン「クロコダインよ、私はどうしたら良いと思う?何をすればこの男に報いてやれるのだ」
クロコダイン「正直俺はバランとバーンを戦わせた方が得だと思っていた。俺の力ごときでお前を止められるものとも思っていなかった。」
クロコダイン「俺には何も言う資格はない!!今はただ不器用だが万人に誇れる友の心意気だけを汲んでやってくれ!!!!」
バラン「そうか」
人間に命を救われたバラン。そしてかつてソアラに命を救われたバラン。ヒュンケルの捨て身によってバランは人間の心を完全にまで取り戻したかの様に見えました。
親子竜の出陣
バラン「行くのは私だ」
バラン「それとも私とダイのタッグでは実力的に不服かな?」
ポップ「(地上最強のタッグじゃねえか 震え声)」
カール王国で魔宮の門破壊するための作戦中の事だった。
大魔王という共通の敵を持ったとはいえ、一緒に戦うというバランに対して、ダイ達一同は信じられなかった。
二人揃うなり、全く口を開こうとしない竜騎士の親子。
ダイを除く他のメンバーは死の大地を護衛するハドラー親衛騎団を止める。竜騎士親子は魔宮の門を破壊してその先にいる大魔王と決着を付けるという作戦に決まる。
バラン「ディーノ、いやダイよそう構える事もあるまい。私とお前が戦うのは今回限り大魔王バーンを倒すという共通の目的を果たすまでだ。それが終われば我らは戦う宿命にある」
バラン「黙りこくっていても戦場で困るだけだぞ、いい加減何か口を聞け」
ダイ「一つだけ聞いていいかな?」
バラン「何だ?」
ダイ「俺の・・・俺の母さんってどんな人だったの?」
バラン「母、ソアラか・・・」
バラン「美しい人だった。そして優しい人だった。ただそこにいるだけで皆が温かい気持ちになれる、そんな不思議な輝きに溢れていた。あれほど深く人を愛する事はもうあるまい・・・」
ダイ「そうか・・・行こう!!トベルーラ!!!!」
バラン「例外が唯一あるとすれば、それは恐らく、お前だダイ」
大魔王バーン打倒という共通の目的を果たせば、また戦う事になるとか言っていますがこれは真意ではないでしょう。ダイに対してバランが中々素直になれていない事がよく分かるシーンですね。
メルル「私は・・・あの二人が力を合わせる事によって逆に強大な力を呼び起こしてしまいそうな気が・・・」
メルル「あっ、ごめんなさい!!気になさらないで下さい」
レオナ「占い師のいう事を気にするなって言われてもねえ」
マァム「メルルさん大丈夫よ、私たちも全力で頑張るから」
ポップ「それによこの世に二人といない竜騎士がタッグで向かって行くんだ、これで負けたらしょうがねえよ」
ポップ「心配するだけ無駄だよ、な!」
メルル「ポップさん・・・」
だがメルルの嫌な予感は的中してしまう事になる。
死の大地に到着したポップ達、既にハドラー親衛騎団が待ち構えていた。だがフェンブレンの姿が見当たらない・・・。
彼だけは別行動を取っていた、あの男に復讐するために。
エイミの告白
ヒュンケルとエイミ
ヒュンケルが好きだと告白するエイミ。彼が傷ついて行くのが耐えられないと打ち明ける。
ヒュンケル「かつて師や弟弟子に刃の矛先を向けた罪の意識が心から離れないのが辛い、恐ろしい・・・」
ヒュンケル「だから戦うんだ、生死をかけた戦いの中で味わう苦しみや痛みだけが俺の罪悪感を埋めてくれる・・・俺はこうして正義のための償いをしているのだ・・・と」
戦えない様に隠したはずの「鎧の魔槍」がヒュンケルの手元に戻っていた。
ヒュンケル「エイミ、初めてだあんな話を人にしたのは・・・ありがとう」
ヒュンケル「だが、俺の事はもう忘れた方がいい」
そう言って去っていくヒュンケルであった。
魔宮の門
フェンブレンの復讐
魔宮の門に到着したダイ達だったが、そこにはフェンブレンの姿があった。バランに復讐するため魔宮の門で待ち構えていたのだ。
フェンブレン「バギクロス!!!!」
水流の乱れでバランの真魔剛竜剣が飛ばされてしまった。
フェンブレン「ツインソードピニング!!!!!」
飛ばされた真魔剛竜剣を取りに行ったバランをフェンブレンの必殺技が襲った瞬間。完全に予測していなかったのか、流石のバランでも避ける術がなかった。
絶体絶命のバランだったが、ダイのアバンストラッシュがフェンブレンの体を真っ二つに切り裂く。
ダイ「初めて意識せずに剣が抜けた。剣と俺の心が一つになった感じがした」
夢中だった。バランを助けなければという思いだけで敵を瞬殺したダイ。
バランもダイの成長を実感している様だった。
親子竜の共闘
黒の核晶
フェンブレンを倒し、魔宮の門を砕いた竜騎士親子。だが門の先にはハドラーが待ち構えていた。
ハドラーが超魔生物である事を知らないバランは一人でハドラーに戦いに挑もうとしたが、生まれ変わったハドラーと一度戦ったことのあるダイはそれを止める。
自信たっぷりのハドラー。バランは竜騎士の誇りにかけてハドラーを一人だけで倒そうとしたが、誇りよりもハドラーやバーンを倒す事の方が大事と語るダイ。今のハドラーの強さが分かりづらいバランに変わってダイがハドラーと戦闘。
この状況を見て初めて以前と全く違うハドラーなんだと確信する。
ダイの受けた傷を見ていたバランはある事
バラン「あれは・・・まさか地獄の火種、黒の核晶!!」
ハドラーの体に黒の核晶が埋め込まれていた事はミストバーンも全く知らなかった様子。
ダイ「爆弾・・・あれが!?」
バラン「黒の核晶は魔界の超強力爆弾・・・いや爆弾と呼ぶにすら生ぬるい、悪魔の兵器だ」
かつてバランが冥竜王ヴェルザーと戦っていた時のこと。ヴェルザーは黒の核晶を使い大陸は消滅した。その後はヴェルザーでさえも二度と黒の核晶を使う事はなかった・・・とバラン。
バランvsハドラー
黒の核晶の誘爆を避けるため呪文や魔法剣が使い辛い竜騎士親子。
ハドラー「ベギラゴン!!!!!」
黒の核晶の存在を知らないハドラーは極大呪文で攻撃。竜闘気(ドラゴニックオーラ)で無傷の竜騎士親子だったが手が迂闊に手が出せなかった。
ハドラー「バラン、ギガブレイクはどうした!?」
ハドラー「ダイよ、お前もだ。師を倒された恨みを忘れたのか!?」
竜騎士の強さはこんな物ではない・・・とハドラーは嘆く。
何か企みでもあるのかと疑うハドラー。
バラン「企みなどない!!ギガデイン!!!!!」
バラン「今まではお前の能力を見るために力を抑えてきただけよ、望み通り最強剣で勝負してやる!!」
ハドラーの首だけ刎ねてバーンが起爆させた所をバランの全竜闘気(ドラゴニックオーラ)で押さえ込もうという作戦。
ダイ「無茶だそんなの・・・」
バラン「ダイよ・・・お前は私を信頼しているか?」
ダイ「え・・・?」
バラン「どうなんだ?」
ダイ「つ、強さだけなら・・・誰よりも」
バラン「いい答えだ、私もお前の強さを信頼している」
バラン「先ほどのハドラー親衛騎団との戦いを見て分かった。お前は私と戦った時より遥かに強い、よくぞここまで成長したと思わされる」
バラン「だが、こればかりは私にしかできん。私の剣の威力と竜闘気の量を持ってしか。だからこの場は私を信頼してくれ」
だが、そのギガブレイクでハドラーの首を跳ねる事はなかった・・・。その後のハドラーのヘルズクローをダイが庇って重症を負ってしまう。
バラン「ディ、ディーノ!!!!!」
バラン「しっかりするんだ!!ディーノ!!!」
バラン「いかん!!この傷の深さ・・・下手をすると命に関わる・・・!!」
回復呪文でダイの傷を癒すバラン。
ハドラー「何故だ!!!」
バランのギガブレイクをまともに受けたのにも関わらず自分が生きている事に不思議に思うハドラー。
キルバーン「その質問には僕がお答えしよう」
キルバーンに流れている血液は魔界のマグマと同じ成分。温度は超高熱で強い酸を含んでいる。胴切りにした事でキルバーンの血液が付着し真魔剛竜剣を腐食させていたのだ。
まさに死神の呪い・・・倒しても倒しても復活するキルバーンの正体が明かされるのはまだ先の事です。
自身を庇って傷ついたダイを呪文で回復するバランだったが、ハドラーは手を緩める事なく次の一手を繰り出そうとしていた。
バラン「(いかん、回復呪文を止めたらディーノは死ぬかもしれん!!)」
バラン「(例えどんな攻撃を受けようともこの手を離す訳にはいかない!!)」
ハドラー「イオナズン!!!!!」
この辺りのバランはもう親の顔ですね。かつてテランで死闘を演じていた頃のバランとはまるで表情も対応も違います。
だが、深傷を負っているのにもかかわらず竜闘気(ドラゴニックオーラ)で防御するダイ。
バラン「ディ、ディーノ!!!バ、馬鹿者!!なんたる無茶を!!!」
ダイ「嫌なんだ、こんな調子でずっとお互いを庇いあって遠慮しながら戦っていくなんて・・・嫌なんだよ・・・」
ダイ「俺たち、親子なんだろ?」
バラン「ディーノ・・・」
ダイ「一緒に戦うなら、心と力を合わせて戦おうよ。俺たち二人が本気で力を合わせて戦えば何か新しい最後の力が生まれるかもしれないじゃないか!!」
這いつくばってもハドラーと戦う様子のダイ・・・。だがこの姿を見てバランはある決意をする。
バラン「分かった、お前のいう通りにしよう」
そう言ってダイに催眠呪文「ラリホーマ」を使うバラン。
バラン「ダイ、お前のその名前は誰が付けてくれたのだ」
ダイ「それは・・・じいちゃんが・・・俺がデルムリン島に流れ着いて・・・名前のプレートにDの文字しかなかったから・・・じいちゃんが本当の親が付けた名前と頭文字だけでも一緒に・・・」
ダイ「なんでこんなに眠いんだ・・・」
バラン「お前に催眠呪文ラリホーマをかけた、戦いは私に任せてゆっくり眠れ」
ダイ「なんで・・・俺も一緒に戦うよ・・・」
バラン「動かなければ傷も治る、お前もドラゴンの騎士だからな。治癒能力も高いはずだ」
ダイ「子供がどう願っても親とは常にこうしてしまうものなんだ、お前も大人になればきっと分かる」
バラン「ダイ・・・か、とてもいい名前だ。だが私とソアラが付けた名前も心の隅で覚えていてくれ」
ダイ「先生も・・・先生も俺にアストロンをかけて・・・」
バラン「そうか、アバンという人も同じ事をしたのか」
最後の最後で人間らしい感情が芽生えたバラン。アバン先生の時も相手がハドラーで絶体絶命の状況でしたし、バランを救ったソアラやポップの時も。大切な人を守るために自らを犠牲にするシーンはこの作品に多々見られます。
ダイ「これが・・・最後だなんて・・・嫌だ・・・こんなの・・・こんなの・・・」
バランの脳裏に3人で暮らしていた頃の思い出が蘇った。
感動シーンですが、これはバランにとってのフラグになってしまいます。
ハドラー「親よなバラン、あくまで自分が体を張るとは」
バラン「ハドラー、覚悟するがいい。私は二度と使うまいと思った最後の力を今使う!!」
バラン「ディーノを眠らせたのはその身を案じたからではない、親子でありながら死闘演じたこの魔獣の姿をあの子にだけは二度と見せたくなかったからだ」
そう言って竜魔人に変身するバランはこれから最後の賭けに出るのであった。
バラン「まだ分かっていない様だな・・・ハドラー!!!!!」
バラン「この姿になったからにはお前如きがいかに背伸びをしても相手にはならん!!!」
竜魔人と化したバランに手も足も出ないハドラー。
ハドラー「強い・・・強すぎる・・・竜魔人の能力研究して作られたこの超魔生物の肉体はバランと互角かそれ以上のはず・・・なぜ・・・なぜ全く歯が立たん!!」
人間の心を取り戻したバランは今やダイと同じく心・技・体が全て揃った竜騎士。子を守るためにこれまで以上に力を発揮している象徴的なシーンです。
ハドラーの超必殺技「超魔爆炎覇」を繰り出すハドラー。だが、バランの一撃がハドラーの体を貫いた。
素手でも超魔生物の体を貫けるという凄まじい竜魔人のパワー。武器がなくても格闘だけ戦える恐ろしいまでの戦闘力です。これは流石にバーンが戦っても厳しいかも知れません。
起爆
ハドラーの体から黒の核晶を取り出したバラン。
バーンは魔法力を飛ばし黒の核晶を起爆させようとしたが、バランが竜闘気(ドラゴニックオーラ)でバリアを作った事で爆発は免れた。
ハドラー「これは・・・これはなんだ!!!!!!」
バラン「魔族のお前なら名前ぐらい聞いた事があるだろう、こいつが黒の核晶だ」
ハドラー「黒の核晶!?そんな・・・そんなバカな・・・!!あの忌まわしい伝説の爆弾が俺の中に!!?」
ハドラー「誰が・・・誰が・・・こんな恐ろしい事を・・・」
黒の核晶が埋め込まれていた事・・・今まで忠誠を誓っていた大魔王バーンに裏切られたショックで激しく動揺するハドラー。
ハドラー「そうか・・・お前とダイが妙に力を抑えて戦っていたのはこの黒の核晶のためだったのか・・・!!」
ハドラー「俺は自らの肉体を捨て・・・命を捨ててまでこの戦いに賭けてたのに・・・うおおおおおおおおお!!!!!」
自らが出向いて魔法力を放てば起爆する事ができるというバーンであったが、だがミストバーンが一足先にバラン達がいる場所に向かっていた。
ハドラー「お前もお前もバーン様と同じなのか!!?お雨にとっても俺iは駒に過ぎなかったのか!!!?」
ミストバーン「ハドラーよ、その質問に対する答えは常に一つだ」
ミストバーン「大魔王様のお言葉は全てに優先する」
ハドラー「そうか・・・それがお前の答えか・・・」
ハドラーの問いに少し下を向いたミストバーン。ミストバーンはハドラーを認めていただけに複雑そうな感じがしました。
バーンの許しを貰い、真の力を解放し黒の核晶に魔法力を放ち起爆させるミストバーン。黒の核晶を起爆出来るのはそれを作った者のみ・・・バランはミストバーンの正体に気付いたのだ。
バラン「だめだ・・・もはや爆発は避けられん!!!!」
ミストバーン「さらばハドラー、そしてバラン。バーン様が一目置かれた男達。私はお前達の名前を忘れはしないだろう・・・永遠に・・・」
ダイとバランの共闘・黒の核晶編の感想
それにしてもヒュンケルとエイミの砂浜で恋愛のシーンはなんか画になりますね。なんかのドラマで出てきそうな感じです。
ダイも以前より強くなりました。バランも元々かなり強かったですが、子を守りたいという人間の心を取り戻した事でこれまで以上に強くなった気がします。
今回はバラン編と同じく、熱いけど切ないシーンが数多くありました。少し前まで死闘を演じていたダイとバランがお互い歩みよるシーンは良かったです。
親子ならではのシーンが多く、ダイが母ソアラの事を聞いたシーンやバランがダイの名付け親を聞いたシーン、3人で幸せに暮らしていた回想シーンなど切ないシーンが多くて個人的には神回でした。
上記のシーン以外にもフェンブレン相手にチウが隊員を庇う所、ヒムが涙を流す所なども熱かったです。
まあヒムに関してはヒュンケルともチウともこの後色々あるのですが。