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【末路】憧れだけでフリーランスになるべきではない理由

フリーランスは憧れだけでは続ける事は出来ません。

自分のスキルや性格がフリーランスとして生きていく上であっているかどうかを見極めないと後々で安定的な収入を得る事が難しくなります。

今回はフリーランスで悲惨な目に遭いやすい人の特徴を解説していきたいと思います。

専門分野が狭い

会社員からフリーランスに転向して、いざ仕事探しと思っていてもすぐに仕事が見つかるとは限りません。

案件が中々決まらずに時間とお金だけが浪費して次第にモチベーションが下がっていくこともあります。

フリーランスになったからといって仕事を自由に選べるわけではないのです。
自分の出来る範囲以外の分野・技術に対して鈍感だったり、一人でスキルアップをするという機会さえないという人は希望案件で仕事ができないということがあります。

希望案件の専門分野が競争率が高い分野だったという事はよくあるのです。
仕事が見つからない人のパターンとして以下が挙げられます。

会社員時代の専門分野・技術が一つに特化し過ぎている

会社員時代の仕事内容が一つの事に特化しすぎていたなどで専門分野少ない場合は注意が必要です。

仕事を依頼する企業にとっては専門性が深い人はありがたい存在なわけですが、フリーランスとして安定的に仕事を獲得するという視点でみると必ずしもそうとは限りません。

エージェントはスキルシートに書いてある専門分野を中心に案件を探します。
1つの専門技術だけでも可能な案件もあるのですが、かなり少ないので案件獲得が非常に難しくなるのです。

また住んでいる場所によっては、自分が得意とする専門技術を扱っている案件が少ない、もしくは案件自体が無いという地域もあります。

そしてIT技術は流行り廃りが早く技術的な需要の影響も受けやすいので長く安定的に案件を獲得するのであれば、幅広い専門性を身につける必要があるわけです。

ゆんぷる
ゆんぷる
案件は3大都市に集中しているんだよ

専門分野の実務経験が少ない

幅広いを専門性を有していたとしても、それぞれの専門分野の実務経験が少ない場合は案件獲得に足を引っ張る可能性があります。

基本的に仕事を依頼する側の人はエンジニアのスキルを実務経験の期間を見ている事が多いです。

案件の募集要項には実務経験〇年とか書いてあるケースも多いので、そのようなところに応募しても書類選考すら通らない事もあります。ですが実務経験が少ないからといって諦める必要はありません。

僕がフリーランスになりたての頃の話になりますが、ポートフォリオなど作品を作り、仕事で使いたい専門分野の技術力をアピールした所、希望する仕事が取れたって事がありました。

短期間の実務経験であってもポートフォリオを作るという手段であれば希望案件に参画できる事だってあるのです。

ゆんぷる
ゆんぷる
独学で案件探しを有利にできる!

高単価の報酬を得られると思っている

実務経験が十分にないフリーランスは単価が安い

フリーランスだから会社員時代より稼げるわけではわけではありません。
保証もないので仕事が見つからなければ、無収入ですし仕事が見つかったとしても思っていた単価と違ったという事もあルカも知れません。

特に実務経験が少ない場合はエンジニアの実力が未知数と判断され、単価が安く設定されるされる傾向にあります。

人気言語、高単価の案件なんかはすぐに埋まってしまうので経歴の浅いフリーランスエンジニアは案件獲得で不利なのです。

エージェントは良い案件は実績のあるベテランに回すので、フリーランスであっても経験の浅いエンジニアは少ない単価からスタートする事もあるのです。
会社員時代の税金や各種保険の利点と比べたらフリーランスの方がお金の面で損だったというギャップに落胆する事も十分にあります。

フリーランスになれば、どの程度の単価になるか事前にエージェントに聞いてみる事をオススメします。また基本的にフリーランスのリソースは自分自身だけなので、相手の言い値だけではなく絶対に譲れない単価のラインを設定しておきましょう。

ゆんぷる
ゆんぷる
妥協しないラインを作ること!

住んでいる地域によって単価が違う

ネット上ではフリーランスになって単価が80万以上になったという情報をみる事があります。大手フリーランスエージェントのコーディネーターさんに話しを聞いたところ、単価80万の案件がある地域は東京ぐらいと聞きしました。

関東は他の地域より単価が10万ほど高いらしいです。
関西(近畿圏)にも80万以上の案件はあるのですが、非常に少ないと言っていましたね。他の地域であれば単価はもっと低く設定されている可能性があります。

他者と良好な関係を築くのが苦手

会社員時代に対人関係で苦手意識を持っている人はフリーランスになっても同じく苦手意識に苦しむことになるでしょう。小手先の技術をいくら身につけたって社会で生きていくための根本的な能力がなければお金に変えられません。

クライアントからすればフリーランスは外部の人間ということもあり、指導者の心象次第では自社の社員よりも扱いの良し悪しが顕著に出ます。

フリーランスは契約社会なのでクライアントと関係が悪化すると仕事を続ける事が難しくなります。仕事の安定的な獲得はクラアント、エージェントとの信頼があって成り立つ事が多いからです。

案件に長く携わりたい場合は客先に上手く馴染めるようになる必要があります。

ゆんぷる
ゆんぷる
人付き合いが苦手な人はしんどいよ・・・

このブログでは散々言っている事なのですが、僕自身の対人能力が低く仕事上で関わる人と良好な信頼関係が築けない事が多々ありました。

僕自身はこの対人能力に欠けていたので非常に苦労しました。また対人関係の苦手意識って心の問題なので中々変えるのが難しいですね。

性格上、参画先の指導者が運良く相性の良い人であれば仕事がスムーズに進むのですが、反りが合わない指導者に巡り会うと嫌われたりする事もあったので、仕事を遂行していく中で非常に苦労した経験があります。

僕のように ”相性が良い人” しか合わせられない人間は会社員だろうとフリーランスだろうと関係なくいずれ対人関係で苦労する事になるでしょう。

ちなみに僕の場合、相性の悪いクライアントからは距離を置きます。
無理に合わせて心身を消耗するよりも自分にあったクライアントと仕事します。

以上の点を留意してフリーランスになるか考えてみてください。

まとめ

ゆんぷる
ゆんぷる
◯ 専門技術を限定すると案件が見つからないこともある

◯ 実務経験が浅くても独学をする事で技術力をアピールする事ができる

◯ 実務経験が浅い場合、フリーランスになっても収入が増えない事もある

◯ 地域によって単価の相場が違う

◯ 対人関係が苦手なフリーランスは安定的な収入が得られない事もある

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