歴代作品に登場するグフシリーズの全種類と劇中で登場した最強のグフを紹介したいと思います。
グフとはジオン公国軍の量産型モビルスーツとしてガンダムの前に立ちはだかった地上戦用の量産型モビルスーツです。ジオン公国軍のパイロットであるランバ・ラルの「ザクとは違うのだよ、ザクとは」は多くのガンダダムファンであれば知っているであろう名台詞ではないでしょうか?
今回紹介はテレビアニメ、OVA、劇場版だけでなく小説、漫画、ゲームなどで登場した全てのグフを紹介したいと思います。
歴代作品に登場したグフまとめ
歴代で登場するグフシリーズの仕様や活躍、スペックを紹介したいと思います。
プロトタイプグフ
ザクIIJ型をベースに開発されたジオン公国軍の地上用試作型MS。
格闘戦重視の設計をされており、ラジエーターの冷却機能強化、空間用装備のオミットにより軽量化を実現。さらに耐弾性を備え、シールドの配置を見直した事でザクIIJ型よりも軽量でありながら装甲・陸戦性能上回る結果となっている。
武装面では両肩のショルダーアーマーに大型のスパイク装着、マルチブレードアンテナが標準装備となった。
「派生機一覧」
・プロトタイプグフ 機動実証機
機動戦士ガンダム THE ORIGIN版のMSVに登場。駆動系、動力系のテストのために試作、両腕がザクIIと同型のマニピュレータとなった。ダークコロニーで試験後、重力下での試験のために地球に降下している。・プロトタイプグフ 戦術実証機
「MSD」に登場。ランバ・ラルがテストパイロットを務めた。機動試験以外に並行して行われたヒートロッドとフィンガーバルカンの試作型「三連装マシンガン」を装備した試験機。本機はマニピュレータがなく腕部先端からヒートロッドを射出する。
プロトタイプグフ | |
型式番号 | YMS-07 / YMS-07A |
頭頂高 | 17.7m / 18.2m |
本体重量 | 58.2t |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | ザクマシンガン、ヒートホーク、シールド |
プロトタイプグフ 機動実証機 | |
型式番号 | YMS-07A-0 |
頭頂高 | 不明 |
本体重量 | 不明 |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | マシンガン、ヒートホーク、シールド |
プロトタイプグフ 戦術実証機 | |
型式番号 | YMS-07B-0 |
全高 | 18.3m |
本体重量 | 不明 |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 三連装マシンガン、試作型ヒートロッド、ヒートホーク、シールド |
グフ (先行量産型)
ザクをベースにしたプロトタイプグフとは違い、初めから地上用の機体として開発された。基本的な装備はプロトタイプグフと大きな差異はなく、スパイクアーマーなど格闘戦を意識した作りとなっている。ブレードアンテナも標準装備されている。
「派生機一覧」
・グフ初期量産型
先行量産型に分類され計32機が生産された。
先行量産型に次いで開発されたモビルスーツで通常のグフとは違い両腕がマニピュレータとなっている。
「専用機一覧」
・ランバ・ラル搭乗機
グフの試作3号機仕様だが、量産機と全く同じである。腕部にはヒートロッドと75mmマシンガンを装備。劇中では第12話に登場、「ザクとは違うのだよ」の名台詞が発せられると共にガンダムと善戦を演じた。
型式番号 | MS-07A |
全高 | 不明 |
本体重量 | 不明 |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 75mmマシンガン、ヒートロッド、その他 |
グフ (量産型)
ジオン公国軍が開発したグフの量産機。ランバラルが搭乗した先行量産型を基に制式に量産された機体であり「後期生産型」に分類される。
「派生機一覧」
・機動戦士ガンダム サンダーボルト
一年戦争終結後に連邦軍の軍閥である「南洋同盟」が改修・運用する機体。背部に大型ファンを実装しやフライトユニットを装備、ホバリングが可能になっている。武装は右腕にワイヤー式のヒートロッド、左手は通常のマニピュレーターとなっており3連装ガトリングガンを装備する。
その他、ザクマシンガン、ザクバズーカ、ジャイアントバズ、ヒートサーベル、シールドを携行する。
・グフ・ショーン・カスタム
外伝「砂鼠ショーン」に登場。一年戦争終結後に傭兵となったショーン・ミタデラの搭乗機であり、コンテナ未装備以外は上記と同じである。
・機動戦士ガンダム THE ORIGIN
右腕が太く曲線的になり、左腕は角ばった形となった。ヒートロッドの先端に展開式のアンカーロック、左胸に小型バルカン砲。さらに形状記憶型のビームサーベルを装備し、ガンタンクを一太刀で切り裂いた。
「専用機一覧」
・マ・クベ専用機
「MSV」に登場。頭部形状とカラーリングがギャンに似ている。なお本人は搭乗していない模様である。・トーマス・クルツ専用機
ゲーム「ギレンの野望シリーズ」で登場、グリーンのカラーリングを施されている。・ヴィッシュ・ドナヒュー専用機
ゲーム「機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で・・・」で登場。左手をマニピュレータに換装、グフカスタムのヒートロッドと3連装35ミリガトリング砲を装備する。ゲーム「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」ではジャイアントバズを装備している。
型式番号 | MS-07B |
頭頂高 | 18.2m |
本体重量 | 58.5t |
ジェネレーター出力 | 1034kw |
スラスター総推力 | 40700kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 75mmフィンガーバルカン、ザクマシンガン、ジャイアントバズ、ヒートロッド、ヒートサーベル、ヒートホーク、(ヴィッシュ機 )3連装35mmガトリング砲 |
グフ (後期改修型)
「MSV」に登場。グフの主兵装である固定武装のバリエーションを増やす事で局地戦に対応できる用にするために開発された。両腕がマニピュレータに換装され、フィンガー・バルカンを装備している。
型式番号 | MS-07C-1 |
頭頂高 | 18.2m |
本体重量 | 不明 |
ジェネレーター出力 | 1034kw |
スラスター総推力 | 40700kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 75mmフィンガーバルカン |
グフカスタム
グフの固定武装化、攻撃範囲の狭さを解消するために、量産型グフをジオン本国で再設計した機体。運動性が高く、射撃武装が着脱式になり中近距離の射撃能力が向上、グフフライトタイプと共通パーツが多く外観も似ている。
08MS小隊の劇中では第10話にノリス・パッカードの搭乗機として登場。
地上から打ち上げるザンジバル級ケルゲレンを擁護するためにノリスが単機で出撃。シロー・アマダが搭乗するガンダムEz-8、カレン・ジョシュア、テリー・サンダースJrが搭乗する陸戦型ガンダムを相手に一枚上手の戦いを見せる。また彼らが護衛していた3機量産型ガンタンクを全て破壊、ケルゲレン脱出のための道筋を作った。
また復讐のレクイエムの最終話ではロフト中尉が搭乗する本機がガンダムEXの胴体を背後からヒートサーベルで貫き撃破している。
「専用機一覧」
・ランス・ガーフィールド専用機
「機動戦士ガンダム ギレン暗殺計画」で登場。右腕が欠損しているランスでも操縦出来る用に操縦系統が改造されている。U.C.0079年12月31日にサイド3のズムシティで首都防衛大隊が蜂起した際に戦力として投入、親衛隊所属のリックドムを2機撃墜、その後フィーリウス・ストリーム少尉のガルバルディαと激闘を演じるが最後は撃墜される。
・ナランソロンゴ・ボルドバヤル専用機
「機動戦士ガンダムMS BOYS -ボクたちのジオン独立戦争-」に登場。カラーリングは黒を基調とし両肩のみシルバーとなっている。ヒートナックル、ヒート金剛棒を装備。コーカサス地方で連邦軍のモビルスーツを回収し技研に送った。
U
.C.0079年11月にアジトが襲撃された際に渓谷を崩し敵MSを巻き添えにするために自爆する。
型式番号 | MS-07B-3 |
頭頂高 | 18.2m |
本体重量 | 58.5t |
ジェネレーター出力 | 1034kw |
スラスター総推力 | 40700kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 3800m |
武装 | 3連装35mmガトリング砲、ガトリングシールド、ヒートロッド、ヒートサーベル |
グフ重装型
「MSV」「機動戦士ガンダムUC」に登場。
後期改修型をベースに両腕の5連装マシンガンの口径を75ミリから85ミリに前腕装甲から給弾を行える用になった。
頭部には30ミリマシンガンとサブカメラ、左側頭部にはロッドアンテナを装備する。
ヨーロッパ戦線で運用され、ジャブロー攻略戦でも2機投入された。機動戦士ガンダムUCの劇中ではジオン残党軍として登場した。
型式番号 | MS-07C-3 |
頭頂高 | 17.7m |
本体重量 | 64.2t |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 5連装85mmマシンガン、30mmマシンガン |
グフ・ヴィジャンタ
グフの機動力を向上させた戦闘工兵用モビルスーツ。キャリフォルニアベースで22機生産されている。火力と機動力を向上させるのが当初の目的であったが開発に難航。火力特化の機体と機動力特化の機体を別々に開発して2機セットで作戦行動する事になった。
型式番号 | MS-07G-1 |
頭頂高 | 18.2m |
本体重量 | 61.4t |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | ザクマシンガン、シザーワイヤー、マインズロッド、リムーバルメイス |
グフ戦術強攻型
グフの火力を強化した機体。グフ・ヴィジャンタと共に開発された。38機生産されている。背部にガトリング砲、左腕部には大型バックパックを装備、設計の見直しやスラスター
増設により機動力も維持している。
型式番号 | MS-07G-2 |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 64.6t |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 4連装ガンパック、120mmガトリング砲、ヒートロッド、ヒートサーベル、グフシールド |
グフ試作実験機
プロトタイプドムのデータ収集用として量産型グフをベースに作られたMS。固定武装を廃止、モノアイレールが十字型になり、ヒートサーベルを装備している。スラスター、バーニア系統が強化された事で機動力もアップした。製造は1機のみで北米の試験場でテストが行われている。
型式番号 | MS-07C-5 |
頭頂高 | 18.7m |
本体重量 | 57.4t |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | ヒートサーベル、シールド |
グフ・ハンター
メカニックデザイン企画「F.M.S」で登場。ジャングルにおけるゲリラ戦を目的に開発、従来の装備の他にゲル弾、トリモチなどが使用できるハンドガンやグレネードを装備。アジア方面に配備され、U.C.0079年12月2日にボルネオ島で連邦軍の小隊と交戦している。
型式番号 | MS-07F |
頭頂高 | 不明 |
本体重量 | 不明 |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | フィンガーバルカン、ハンドガン、ハンドグレネード、ヒートサーベル、ヒートナイフ、シールド |
グフ飛行試験型
「MSV」に登場。熱核ロケットエンジンによる大推力により飛行性能を手に入れたグフの飛行試験MS。3機のプロトタイプグフと1機の先行量産型グフから開発、テスト行われた。
問題点が多くドダイYSを利用する方向になっている。
「派生機一覧」
・グフ飛行試験型 (地球連邦軍仕様)
「機動戦士Zガンダム」に登場。脚部熱核ジェットエンジンに換装、コクピットはリニアシートになった。U.C.0087年5月のエゥーゴによるジャブロー攻撃の際に4機投入されている。・グフ飛行型
「MSV」に登場。グフ飛行試験型の4号機を改修したモビルスーツ。脚部のエンジンは新型に換装、腰部にベントラルフィンが追加、両肩のスパイクアーマーを廃止して有翼状に変更された。滞空時間と運動性に優れていたもののエンジンの不調により空中爆発している。・グフフライトタイプ
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」に登場。グフの飛行試験型の完成機、第11話でアプサラスIIIの護衛機として登場した。その後、地上から打ち上げられたケルゲレンに帰艦するもジムスナイパーのロングビームライフルでケルゲレンが撃沈。1機が脱出するもジムスナイパーの狙撃で撃墜されている。
「専用機一覧」
・ヤーコブ機
「ヤーコブ隊」の隊長であるヤーコブ大尉が搭乗したグフ飛行試験型。両腕がマニピュレーターに換装、また戦闘中に現地改造が行われドム用のホバリングエンジンに換装されている。2倍サイズのヒートサーベル「エクスキャリバー」を装備。オデッサ戦線において後退する本体の援護を行なっていたが、最後は連邦軍のジムスナイパーに狙撃された。
グフ飛行試験型 | |
型式番号 | MS-07H |
頭頂高 | 18.8m |
本体重量 | 63.9t |
ジェネレーター出力 | 1034kw |
スラスター総推力 | 50875kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 3600m |
武装 | 75mmフィンガーバルカン、ジャイアントバズ |
グフ飛行型 | |
型式番号 | MS-07H-4 |
頭頂高 | 18.8m |
本体重量 | 65.2t |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 75mmフィンガーバルカン |
グフフライトタイプ | |
型式番号 | MS-07H-8 |
頭頂高 | 18.2m |
本体重量 | 61.5t |
ジェネレーター出力 | 1130kw |
スラスター総推力 | 108400kg |
装甲材質 | ルナ・チタニウム合金 / 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 3600m |
武装 | 3連装35mmガトリング砲、ガトリングシールド、ヒートサーベル |
グフ複合試験型
「MSV-R」に登場。ジオン版コアブロックシステムを搭載した機体。一年戦争後にキャリフォルニアベースで発見された。グフをベースに開発、主力戦闘機リトルドップが変形してコクピットブロックになるという実験機である。地球連邦軍のV作戦で開発されたモビルスーツを参考にしたとされる。
型式番号 | MS-07W |
頭頂高 | 18.5m |
本体重量 | 67.4t |
ジェネレーター出力 | 1130kw |
スラスター総推力 | 108400kg |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 3600m |
武装 | 75mm5連装フィンガーバルカン、ジャイアントバス、ヒートサーベル、シールド、30mm6連装機関砲 (リトル・ドップ)、対空ミサイル (リトル・ドップ) |
グフ高機動型試作機
出典元:http://dorekaze.seesaa.net/
「MSV」に登場。ザクII F型をベースに開発、接近戦やゲリラ戦を得意としている。装甲の強化と軽量化、新開発の推進エンジンを搭載する事で短距離のジャンプ飛行が可能、また冷却システムの強化も行われている。しかし総合的にはザクIIF型の改良版といった性能だったため試作段階で計画が中止、プロトタイプグフに統合された。
型式番号 | YMS-08A |
全高 | 17.7m |
本体重量 | 55.7t |
ジェネレーター出力 | 不明 |
スラスター総推力 | 不明 |
装甲材質 | 超硬スチール合金 |
センサー有効半径 | 不明 |
武装 | 120mmマシンガン、ヒートホーク、シールド |
RFグフ
火星独立ジオン軍(オールズモビル)が開発した陸戦型の量産機。
宇宙空間でも運用が可能であり、内部はU.C.0110年代の最新技術が使われている。整備性に優れており、武装はビーム兵器主体の装備となっている。
劇中ではトラップに巻き込まれ撃破された他、F90奪還部隊のジェガンと交戦している。
型式番号 | OMS-07RF |
全高 | 18.7m |
本体重量 | 26.3t |
ジェネレーター出力 | 2750kw |
スラスター総推力 | 64800kg |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
センサー有効半径 | 18300m |
武装 | ビームランチャー、ビームライフル、フィンガーバルカン、ヒートロッド、ビームソード |
歴代で登場する最強のグフ 3選
劇中での印象度、活躍ぶり、見た目から個人的に選んだ最強のグフを紹介します。今回は3部門に分けてランキング付けしてみました。
グフ (インパクト部門)
インパクト部門は「機動戦士ガンダム」においてランバ・ラルが搭乗した先行量産型を選定。「ザクと違うのだよ、ザクとは」はガンダムファンであれば知らない人はいない程の名台詞。ランバ・ラルのセリフ通り、アムロ・レイのガンダムにザクとは違う性能を見せつけました。
グフカスタム (強さ部門)
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」の終盤にノリス・パッカードの乗機として登場。
ケルゲレンの脱出ルート確保のために単機で出撃し、量産型ガンキャノンを3機破壊。
さらに陸戦型ガンダム2機との戦闘でも相手を手玉に取り、08小隊の隊長であるシローアマダが搭乗するガンダムEz-8相手に善戦しました。
一機でありながら恐ろしいほどの強さを見せたグフカスタムはやはり外せません。
もちろんインパクトもある機体なんですが、活躍度が凄まじいので強さ部門でランクイン。
グフフライトタイプ (カッコ良さ部門)
アプサラスの護衛として登場したグフフライトタイプですが、劇中の活躍こそあまりないものの見た目のカッコ良さであれば断然トップだと思います。
グレーのカラーリングに、ドムの脚部を彷彿とさせる下半身、両肩部のデザインにガトリング砲。さらに空中移動が可能である事も他のグフとは違うポイントです。
歴代グフのバリエーションと活躍・スペック感想
歴代作品で登場したグフシリーズを紹介しました。
ゲルググと同じく小説、漫画、ゲームでの登場が多いグフですが、改めて見てみるとバリエーションに富んでいる事が分かります。
個人的に印象に残っているのはやはりテレビシリーズ、OVA、劇場版で登場したグフシリーズになります。記事中でも既に記載していますが、グフと言えばグフカスタムの活躍が光りますし、宇宙世紀シリーズが好きなガンダムファンの多くはグフカスタムの活躍は記憶に残っているのではないでしょうか。
ジムとボールで物量戦に持ち込む地球連邦軍に対し、ジオン軍の次々と高性能モビルスーツを開発して戦場に送り込みました。物量で連邦軍に勝てない分、MSの性能の優劣で勝負するのがジオン軍の方針です。
グフはまさしくザクを上回るアップデート機であり、一年戦争当時における次世代の汎用量産型モビルスーツなのです。