世にも奇妙な物語に登場する怖い作品をランキング形式で紹介したい思います。
1989年に前身である「奇妙な出来事」放送、1990年にゴールデンタイムに昇格、「世にも奇妙な物語」が放送開始され現在までに多数の作品が放送されました。
冒頭にタモリがキャストとして出演、怪奇系・感動系・ギャグ系、シュール系などジャンル問わず多用な作風でお茶の間で人気を博しています。
多彩な作品が多い「世にも奇妙な物語」ですが、その中でも主要ジャンルとなるのが「怪奇系」の作品であり、放送毎に必ずと言ってもいいほど最低1話は登場しています。
今回は世にも奇妙な物語で放送された怪奇系の作品を厳選して8つ紹介したいと思います。
※この記事では各作品を「恐怖度」「トラウマ度」それぞれ10段階で評価して、その合計値でランキング付けしています。
世にも奇妙な物語 怪奇系ランキング
雪山
出演者:矢田亜希子
公開時期:2000年11月3日 (2000年映画の特別編)
恐怖度 | ★★★★★★★★★★ |
トラウマ度 | ★★★★★★★★★★ |
総合値 | 20 |
「あらすじ」
雪山に旅客機が墜落した。
生き残ったのは美佐とその友人の麻里、カメラマンの結城、医師の真辺、中年の男、山内だった。
だが真里は事故重傷、小屋まで運び込もうとしたが途中で力尽きたため彼女を”埋めてしまう”。
山小屋をにたどり着いた四人、美佐と結城は”友達を助けたい”と言い出し出ていくが、その際に誤って真里の首を突き殺してしまう。
小屋で救助隊を待つ4人だったが、一度に眠り込んでしまうと全員凍え死んでしまうという恐怖から一人見張り番を置き残り三人は眠るというルールで仮眠を取る事にした。
しばらくすると不意に目覚ましが鳴ったため、山内が目を覚ます。
自分を起こしたのは一体誰なのか・・・。
山内→結城、結城→真辺、真辺→美佐、ここまでは良かった。
だが、美佐が山内を起こしに行こうとすると山内は結城を起こすため次の場所に移動しているため元の場所にいない。
美佐は山内の場所で誰かを起こし、誰かが山内を起こした事になっているのだ。
「私達以外に誰かがいる!」と悲鳴を上げる美佐。
真里が復讐のために私達を殺しに来た・・・そう思った瞬間、人影が彼女の前を横切った。
その後、真辺と山内が謎の死を遂げ、残ったのは美佐と結城だけになってしまう。
怖くなった二人は自分達が生きた証を残すためにビデオを設置し眠りに付いた。
ふと目が覚めた美佐が隣で寝ているはずの結城を見てみると、彼の背中に斧が刺さっていた。
美佐は半狂乱になりながらもビデオを確認すると、白い服の女が結城に斧を振り下ろしていた。
やはり真里がだったのか・・・。
カメラが女の顔を映し出すと、真里ではなく美佐だった。
その後、救助隊の声で我に帰った美佐だったが自分がいたはずの小屋は消えており死体だけが周りに転がっていた。
真里の服を着た美佐、雪の中に絶命している友人が着ていたのは美佐のスキーウェアだった。
「感想」
世にもに登場する怖い話でも映画化された有名な作品。開始早々、殺風景な雰囲気で視聴者に恐怖を与えています。事故で負傷した真里を生き埋めにして挙句に殺してしまうシーンは心霊ホラーそのもの。想像を裏切らずに死んだ女の呪いが視聴者を戦慄させます。
ロッカー
出演者: 織田裕二、段田安則、菅田俊
放送時期:1990年5月3日
恐怖度 | ★★★★★★★★★☆ |
トラウマ度 | ★★★★★★★★★☆ |
総合値 | 18 |
「あらすじ」
深夜、産業スパイの悟が研究室の書類を盗み出そうとコピーをしている時、ある研究員が部屋に入って来た。
侵入者がいる事に気づいた彼は、悟に襲いかかった。「返せ!人が研究したものをよくも・・・」
もの凄い剣幕だったが悟は近くの灰皿での研究員の頭を殴った。
死んだ研究員のネームプレートには「坂口」という名が書いてあった。
悟は慌てて外に逃げようとするが、不審に思った警備員により阻まれてしまったため、急いで研究室まで戻りロッカーの中に隠れる。
死体を発見した警備員は警察に連絡、悟は小窓越しに人がいなくなった事を確認してロッカーから出ようとしたが・・・扉が開かない!
やがて警察が来て現場検証を行なったが、小窓越しに見える「坂口」の不気味な死顔がこちらを見ている。
ふとロッカーに貼られている写真を見た悟、満面の微笑みで女と一緒に写っている男。
「あいつのロッカーだったんだ・・・」悟に後悔の念が押し寄せる。
何かに気付いた一人の刑事がロッカーに目を付け、近づいて来た。
すると作業員らしき者が研究室に入って来て「廃棄処分にするロッカーはどれだい?」と2人がかりで悟が閉じこもったロッカーを担ぎ上げトラクターに乗せた。
廃棄処理場に到着した作業員、悟は思わず声を上げたが作業員には届かなかった。
プレス機で徐々に押し潰されるロッカー。
その時、突如フラッシュバックした「坂口」の「満面の笑み」が徐々に「悪どい不気味な笑み」に変化していく・・・。
潰れたロッカーの塊には悟の赤い帽子がへばりついていた。
「感想」
ロッカーに閉じこもる悟をじっと見つめている坂口の死顔、それとフラッシュバックする満面の笑みのシーンが恐ろし過ぎます。ロッカーと共に悟が潰される時に坂口の笑みが徐々に悪どい笑みに変わっていくシーンが特に不気味です。
缶けり
出演者:永作博美
放送時期:2011年5月14日 (21世紀 21年目の特別編)
恐怖度 | ★★★★★★★★★☆ |
トラウマ度 | ★★★★★★★★☆☆ |
総合値 | 17 |
「あらすじ」
ある日、旧友のチカからサチコに電話が掛かってきた。
久しぶりに合わないか?という電話だった。
するとチカが「マサト君?」と何やら誰かを見た様子。
「チカちゃん、見ーっけ!」という子供の声が電話越しに聞こえたので、サチコが尋ねてみたがチカは見間違いだと思い詳しく話さなかった。
この電話の数日後、チカは不慮事故により突然亡くなった。
チカの葬式の日、サチコは幼い頃によく遊んでいたメンバーと昔話をしていた。
そこにシンジが遅れてやってきた。
葬儀に来る途中にマサト君を見たというシンジ。
すると「シンジ君、見ーっけ!」という声が。
シンジが突然苦しみだし病院に搬送されたがそのまま亡くなってしまう。
そういえば30年前に缶蹴りをしていたあの日、マサト君は鬼だった。
皆んなで帰る時マサト君だけが戻って来なかった・・・井戸に落ちて死んでいたのだ。
この事件は様々な憶説を呼んだが当時は遺体が見つからなかった。
チカとシンジが亡くなったのは缶蹴りをしていたメンバーへの呪いではないかとサチコと当時のメンバーは思った。
ある日、サチコが夜道を歩いていると、缶が転がる音がした。
突然サチコは何者かに誰かに腕を引っ張られて転倒してしまった。
恐怖も怯えながらも帰宅したサチコは当時マサト君に意地悪をして鬼にしていた事を思い出す。
翌日、サチコは昔缶蹴りをしていた神社に行き、マサト君が落ちた井戸に花をお供えした。
他のメンバーにもお供えしよう電話をしてみると近くの林の中から携帯電話の音がした。
サチコは携帯が鳴った林の中へ恐る恐る入ってみると、なんとススムが頭から血を流して倒れていた。
気が動転したサチコはその場から立ち去り神社の中央に行ってみたが・・・缶が1つ立っている・・・。
慌てて近くの倉庫に逃げたサチコ、携帯の着信があったので出てみると「タケシ君、見ーっけ!」という声。
直後にタケシの断末魔が聞こえ電話が途絶えた。
すると倉庫の扉をガタガタ震えだしたのでサチコが「もう缶蹴りは終わったのー!!」と叫ぶと途端に静かになった。
再度携帯に着信がありタケシだと思い出てみると・・・。
「さっちゃん見ーつけた!」
目の前を見てみるとマサト君が立っていた。
サチコが棚に手をかけると棚の置物が落下、サチコは下敷きになり命を落とす。
「感想」
世にもの恐怖シリーズでは割と知られている呪い系の作品。「過去」と「現在」をテーマにして繋げている所が怖さをより引き立てている感じがします。30年前に井戸に落ちて亡くなった子供が笑顔で当時の缶蹴りのメンバーを呪い殺していく所が怖すぎます。特に最後のシーンはトラウマものです。
あなたの物語
出演者:小西真奈美
放送時期:2005年4月12日 (2005年春の特別編)
恐怖度 | ★★★★★★★★★★ |
トラウマ度 | ★★★★★★★☆☆☆ |
総合値 | 17 |
「あらすじ」
真美はレンタルビデオ店で「あなたの物語」というビデオを見つけた。
この時、電車内で女子高生が「あなたの物語というビデオは借りた人の未来を映す」という会話をしていたのを思い出しレンタルする事にした。
家に帰ってからビデオを見てみるとそこに映っていたのは紛れもなくこの世に誕生してからの自分だった。
自分の未来をもっと知りたくなった真美はビデオの続きをレンタルする事にした。
すると近未来で彼氏が真美に告白するシーンが映ってあり、それが現実のものとなった。
だが続巻では挙式中に浮気相手の女が乱入するシーンが映っていたため、真美は激怒して彼氏と別れる事になってしまう。
ところが9巻を飛ばして10巻以降を見てみると獄中で死んでいく真美の姿が映っていた。
真美は展開が変わる9巻を求めてビデオ店に足を運ぶものの、9巻だけが誰かにレンタルされていた。
半狂乱になった真美は別のビデオをレンタルした客が9巻をレンタルしたのだと思い込みビデオを奪おうとするが、橋の上から転落させて殺してしまう。
実は女子高生の話には続きがあった。「あのビデオって未来を変えてしまうとやばいんだって・・・」
「感想」
序盤は生まれてから幼少期、子供時代が映っていて「懐かしい〜」って感じの主人公なのですが、話が進むに連れて怪しい展開になっていきます。自分の未来なんて知りたく無いけど、気になって見てしまうという人間心理の怖さが如実に現れた作品だと思います。未来が映っている10巻だけを飛ばしで見て自分が牢獄に閉じ込められていたら、どんな人間でも半狂乱になるのは分かります。
見たら最期
出演者:筧利夫、西田健
放送時期:1992年8月6日
恐怖度 | ★★★★★★★★★☆ |
トラウマ度 | ★★★★★★★☆☆☆ |
総合値 | 16 |
「あらすじ」
ある日、テレビ局のスタッフ達が農家に日本人形の取材に行った。
撮影を終えて車内で映像を確認してみると、画面の右端に日本人形そっくりの女の子が立っていた。
取材スタッフは懐疑的になりながらもテープの映像確認を進めていたが、あちこちに例の人形に似た女の子が映っていた。
スタッフの一人である主人公の男がテレビ局に戻ると、車内でカメラマンと助手が亡くなった事を聞く。
同じくして、取材を受けた農家の家主である女性も亡くなったという話を聞いた主人公。
この時、主人公はVTRのテープを確認している時に日本人形に似た女の子を見た人が次々に死んでいる事に気付いた。
自分も死ぬのでは無いか?と怯え出す主人公。
VTRを持って同僚と車に乗り込んだ主人公と同僚は走行中、後部座席に誰かの気配に気付く。
助手席に乗っていた主人公が恐る恐る後ろを振り向くと・・・なんと映像に映っていた日本人形に似た女の子がいた。
直後に走行車線に大型トラックが飛び出してきたため急ハンドルを切った同僚。
だが車はそのまま側壁に衝突し主人公は亡くなってしまう。
「感想」
まさしく心霊系のド真ん中を行く作品。しかも呪い系です。古民家や日本人形がテーマというのも日本らしい和の怖さが引き立ちます。社内で階段から転げ落ちる社員、主人公が乗っている車で不慮の事故に遭うシーンなど日本人形に似た女の子が突然現れるシーンが特に怖いです。
実はこの作品が放送された頃に「髪が伸びる人形」というのが当時ニュースで話題になった事があったのです・・・。
リプレイ
出演者:伊藤淳史、池脇千鶴
放送時期:2006年3月28日 (15周年の特別編)
恐怖度 | ★★★★★★★★☆☆ |
トラウマ度 | ★★★★★★★☆☆☆ |
総合値 | 15 |
「あらすじ」
主人公の彼女が殺された。
悲しみに暮れながら彼女と楽しんだ思い出のビデオを見ていると死んだはずの彼女が映っていた。
ビデオの中でしか見れない彼女とデートを繰り返し、主人公はやがて結婚の約束までしてしまう。
だがマイペースに話を進める主人公に彼女は次第に苛立っていく。
ある日、彼女は主人公の前から姿を消した。
必死に彼女を探した主人公、だが彼女は別の男と交際をしていた。
主人公は彼女を問い詰めたが「ただの友達」だという。
その日の夜、主人公は男に殴りかかろうとするが返り討ちにされてしまう。
主人公に「あなたは何も分かっていない」と言葉を投げかける彼女。
これに激怒した主人公は彼女を殺害。
だがその瞬間に彼女を殺したのは自分だった事に気付く。
ビデオカメラの映像に映っていたのは自分の記憶だったのだと・・・。
怖気付く主人公。
すると突然彼女の霊が目の前に現れ主人公を殺害。
翌日の現場検証で遺留品であるビデオカメラの映像を見て見てみると、主人公の遺体を眺めながら微笑む彼女の姿が映っていた・・・。
「感想」
この作品も序盤は和やかな雰囲気なのですが、話が進むにつれて雲行きが怪しくなっていく作品です。最後は実は主人公が彼女を殺していたという衝撃を知ってからの急展開が恐ろしい。
心霊アプリ
出演者:大島優子
放送時期:2012年10月6日 (2012年秋の特別編)
恐怖度 | ★★★★★★★☆☆☆ |
トラウマ度 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
総合値 | 13 |
「あらすじ」
予備校の受付嬢をしている主人公は、仕事中に暇になるとスマホをいじり度々上司に怒られていた。
ある日、予備校の生徒からスマホで撮った心霊写真を見せられた。
驚いた主人公だったが、実は心霊アプリで作った合成写真であった事を知る。
それ以降すっかり心霊アプリにハマった主人公は「そういうのは良く無い」と友達の忠告も聞かずに遊んでいた。
ある日の深夜、スマホに心霊アプリのバージョンアップの通知が来たので主人公は特に何も考えずにバージョンアップを実行。
ますますアプリにハマった主人公は友達、恋人、同僚、上司など身近にいる人を心霊写真にして遊んでいた。
ところが、バージョンアップの事をアプリを教えてくれた生徒に話してみるとと何も分からない様子・・・。
それからしばらくして同僚と上司が急死した。
不審に思った主人公は自分が撮影した生徒や店員を探してみたが、いずれも亡くなっていた事を知る。
慌てて恋人の所へ駆けつける主人公。
彼はまだ無事だったがその直後、付くにあったクレーンの鉄骨が落下、主人公をかばった恋人は死亡してしまう。
帰宅後、放心状態でアプリをアンインストールしようとした主人公であったが、利用規約を呼んで驚愕する。
なんと撮影して心霊写真になった人間は本当の霊になるというのだ。
その直後、亡くなった5人の幽霊が現れ恨めしそうに主人公を見る。
気が動転した主人公は自身を心霊アプリで撮影、その後溺死してしまう。
「感想」
90年代には公衆電話をテーマにした話もあったなと時代を感じました。開始早々、何やらただ事ではない雰囲気を醸し出しています。恋人が死んだ後、満身創痍で家に戻りアプリをアンインストールしようとした時にスマホに表示される呪い文字と、家の中に現れる死者に霊が怖すぎです。
隣の声
出演者:松下由樹
放送時期:1993年7月30日 (真夏の特別編)
恐怖度 | ★★★★★★☆☆☆☆ |
トラウマ度 | ★★★★★☆☆☆☆☆ |
総合値 | 11 |
「あらすじ」
失恋した主人公の女が、彼との想い出の曲だったレコードをマンションのゴミ箱に捨てた。
するとその日以来、隣の部屋からその曲が流れて来る様になった。
隣の人がレコードを拾ってきたのだろうとこの時主人公は思っていた。
初めのうちは見過ごしていたが、毎晩の様に隣からレコードの曲が流れて来たため主人公は寝不足になっていた。
耐えかねた主人公は隣の部屋の住人に抗議をしに行くも、管理人から「その部屋は以前から空室」という事実を聞かされる。
おかしいと思いつつも部屋に戻る主人公だったが、結局その晩も隣からレコードの曲が流れてきた。
再度隣の部屋に講義に行った主人公だったが、どういう訳かレコードの曲が自分の部屋の方から聞こえてくる・・・。
自分の部屋と隣の部屋との間に狭い空間がある事に気づいた主人公は外壁のひび割れから中を覗き込むと、突如中から手が伸びて主人公の顔を掴み壁の中へ引きずり込んだ。
数ヶ月後、部屋探しをしていた若い女性が主人公の住んでいた部屋を下見にやって来た。
「以前、この部屋に住んでいた2人の女性失踪した」という不動産屋の忠告を聞かずに女性はこの部屋に住む事を決意する。
移住したその日の晩、隣の部屋から「あの曲」が流れてくる・・・。
失踪した女性の歌声と共に・・・。
「感想」
隣の部屋は空室なのにも関わらず捨てたレコードの音楽聞こえるという、隣の部屋には何か幽霊か何かいるのではないかと視聴者に思わせてくれます。途中までは心霊的な要素が強くて凄く怖い作品ですが、後半に登場する壁と壁との間にある謎の空間は何だろうか・・・。
世にも奇妙な物語の怖い話の感想
世にも奇妙な物語の怖い話を厳選して紹介しました。
こういう怖い話が大好きですし、世にも奇妙な物語の様な謎めいた怪奇系は毎回楽しんで見ています。世にも奇妙な物語は演出の引き出しが本当に多くありどの作品を見ても常に新しい感覚で見れてしまいます。
今回紹介した作品はどれも印象的ですし大好きな作品ですが、この中で個人的に良く出来ていると思った作品を挙げるとしたら「あなたの物語」「リプレイ」「ロッカー」でしょうか。
「あなたの物語」は自分の未来を見るのが怖いけど見たいという本能と理性の葛藤が垣間見れる傑作だと思います。過去の自分を見る主人公はまだ余裕がある感じですが、未来を見るシーンでは明らかに張り詰めた空気感が漂うのが分かりますし役者さんの演技も良かったです。
「リプレイ」は最初は感動系なのかなと視聴者に思わせといて、後でどんでん返しが来るという演出が上手い作品だと思います。
「ロッカー」は自分が殺した相手の顔が徐々に不気味な感じにフラッシュバックしていく演出が上手く恐怖を煽っているのが良かったです。限られたシーンを上手に活用して視聴者に恐怖を与えるという発想が面白いと思いました。