歴代ガンダムシリーズでモビルスーツに搭乗して戦った女性パイロットや指揮官をまとめてみました。
ガンダム作品の中で戦中に活躍した女性キャラクターを作品、所属ごとまとめ、各キャラクターの搭乗機や階級、声優の名前と劇中での活躍などを記載しています。
機動戦士ガンダムの女性キャラ一覧
地球連邦軍
セイラ・マス (声優 / 井上瑤)
Gファイターに搭乗。
話し方、振る舞いなど品の良さを感じさせアムロが想いを寄せる女性。
ジオンの赤い彗星シャア・アズナブルの妹でもある。
生き別れの兄キャスバルと戦中に何度か会話を交わしている。
戦争終結まで戦い抜く。
マチルダ・アジャン (声優 / 戸田恵子)
輸送機ミデアに搭乗。
階級は中尉。
技術士官のウッディ・マルデン大尉の婚約者。
オデッサ戦線で黒い3連星のドム三機あいてにミデアで攻撃を仕掛けるもコクピットを破壊されて戦死。
ジオン公国軍
ララァ・スン (声優 / 潘恵子)
サイコミュ搭載のモビルアーマーのエルメスに搭乗するニュータイプ。
階級は少尉。
シャアが素質を見抜いてパイロットとして抜擢。
遠距離攻撃が可能なビットで連邦軍の戦艦やMSを多数撃沈するなど戦果を挙げている。
ソロモン戦でアムロの攻撃からシャアを庇った際にビームサーベルがコクピットを直撃し死亡。
キシリア・ザビ (声優 / 小山まみ)
戦艦グワジンに搭乗。
階級は少将。
兄のギレンと弟のドズルとは仲が悪い。
物語終盤で父デギン公王を兄が殺害したことを知ったキシリアは最終決戦前にギレンを射殺。最終話では死んだと思っていたシャアに頭を撃ち抜かれて即死する。
機動戦士Zガンダムの女性キャラ
エゥーゴ
ファ・ユイリィ (声優 / 松岡ミユキ)
メタスに搭乗。
カミーユの幼馴染の17歳。
両親と生き別れになりアーガマへ。その後パイロットへ志願。
ヤザンのハンブラビとの戦いではメタスが撃墜されたが寸前にアポリーの助言で脱出した。
アーガマではシンタとクムの世話をしている描写が多く見られる。
カミーユに対しては嫉妬深い一面を見せた事もある。
最終決戦ではシロッコを倒したあと精神が壊れたカミーユと共にアーガマへ帰還している。
エマ・シーン (声優 / 岡本麻弥)
リックディアス、ガンダムMK-2に搭乗。
階級は中尉。
物語の初めはティターンズに所属していたが、ガンダムMK-2を取り戻すべくカミーユの親を人質に取ったバスクのやり方に疑問を抱きエゥーゴに志願する。
カミーユやファのお姉さん的な存在で優しさだけではなく時には厳しい一面も見せた。
ヘンケンが気になっている女性でもある。
最終決戦では寝返ったレコアと相打ち状態になりコクピットから出た所をヤザンの放ったビームで飛散したモビルスーツの破片が直撃し致命傷を負いカミーユが見守るなか息を引き取った。
ティターンズ / 地球連邦軍
ライラ・ミラ・ライラ (声優 / 佐脇君枝)
ガルバルディβに搭乗。
連邦軍所属で大尉。
姉御肌の女性でジェリドの先輩。
極悪非道な手段を使うティターンズの作戦に動揺する場面もある。
物語序盤でカミーユのガンダムMK-2と戦い撃墜死。
マウアー・ファラオ (声優 / 榊原良子)
可変MSガブスレイに搭乗。
ティターンズのパイロット、少尉。
ジェリドとコンビを組み戦う事が多い。
カミーユのZガンダムとの戦いではジェリドを庇って戦死している。
レコア・ロンド (声優 / 勝生真沙子)
メタス、メッサーラ、パラスアテネに搭乗。
エゥーゴに所属している時に敵の戦艦に潜入しスパイするなど危険な任務を買って出る事があった。
自身でも常に危険と隣り合わせの生き方をしていたと言っていた。
カミーユもそんなレコアに対して心配をしている描写もあったが、レコアはこれを跳ね除けている。
ジュピトリス潜入した際にシロッコと出会い、以後この事を頭から離れられなくなり戦闘中でありながら集中できていない場面もみられた。
ティターンズに志願してからは自身の存在を認めてもらうためコロニーに毒ガスを使うなど非道な作戦も行うことも。
最終決戦ではエマのガンダムMK-2と戦い半ば相打ちのような形で戦死している。
サラ・ザビアロフ (声優 / 水谷優子)
メッサーラ、ボリノークサマーンに搭乗。
ティターンズのパイロットで曹長、ニュータイプ。
シロッコに忠誠心を抱くと同時に恋愛感情も見せる。
戦闘中にカツの攻撃からシロッコを守るために戦死。
フォウ・ムラサメ (声優 / 島津冴子)
サイコガンダムに搭乗。
ムラサメ研究所で強化人間として改造され記憶も消されている。
街中でカミーユと出会い以後恋仲へ。
精神が安定している時は宇宙へ行くカミーユをサポートしたりする場面もある。
キリマンジャロでジェリドの攻撃からカミーユを庇った際にコクピットを破壊され死亡。
死亡した後はカミーユの思念に入り込むなど戦いを支援するシーンがある。
ロザミア・バダム (声優 / 藤井佳代子)
ギャプラン / サイコガンダムMK-2に搭乗。
ティターンズ所属の強化人間で中尉。
初登場では地上でギャプランに乗りカミーユと戦う。
それ以降登場する機会はなかったが最終決戦前にカミーユを兄と錯覚するなど不自然な言動が見られ以前よりも精神不安定な状態でサイコガンダムMK-2に登場しアーガマを強襲した。最後は苦悩するカミーユにコクピットを狙撃されて死亡した。
アクシズ
ハマーン・カーン (声優 / 榊原良子)
キュベレイに搭乗するニュータイプ。
ミネバ・ザビをアクシズの象徴とし自身は摂政としているが実質の指揮者。
第3勢力としてエゥーゴやティターンズを苦しめた。
サイコミュ兵器のファンネルでゼータガンダムや百式と善戦。
シャアに対する想いがある様子も伺わせる場面も。
機動戦士ガンダムZZの女性キャラ
エゥーゴ
ルー・ルカ (声優 / 松井菜桜子)
Zガンダムに搭乗。
エゥーゴに所属する正規のMSパイロットで少尉。
ジュドー達に対して少しお姉さん的な役割を担う存在でもあった。
歳が1つ違うファとは犬猿の仲。
ネオジオンの指揮官グレミー・トトが好意を持った相手でもある。
軍人としての訓練を受けているためか状況を理屈で割り切る場面も見られ、民間人であるジュドーと口論になる場面も。
終盤クインマンサでの戦闘からジュドーの元へ去るプルツーを追いかけたグレミーを狙撃した。
エル・ビアンノ (声優 / 原えりこ)
ガンダムMK-2に搭乗。
サイド1のシャングリラコロニー出身でジュドーと同級生。
ジュドー達と共にジャンク屋として活動していたが戦争に巻き込まれアーガマのパイロットへ。
密かにジュドーに好意を抱いていたが途中でビーチャからの好意に気付く。
終盤クインマンサ相手に苦戦するもジュドーの加勢で乗り切りアクシズから無事生還。
ファ・ユイリィ (声優 / 松岡ミユキ)
メタスに搭乗。
グリプス戦役に続きアーガマのパイロットとして活躍。
ジュドー達のお姉さん的存在であったが物語序盤で離脱。
以後はカミーユの看病をした。
エマリー・オンス (声優 / 藤井佳代子)
ラビアンローズの艦長代理を務める。
エゥーゴに新型機を届けるなどの任務をこなした。
既婚者であるブライト・ノアに好意を抱いている。
終盤、ラビアンローズがプルツーのクインマンサにの攻撃で撃沈し死亡。
ネオジオン
ハマーン・カーン (声優 / 榊原良子)
搭乗機はキュベレイ。
アクシズをネオジオンと改め再結成。
物語序盤でアクシズに潜入したジュドーと対面、以後ジュドーのニュータイプとしての素質を見抜き自軍へ引き込もうとするが失敗に終わる。
終盤グレミーの反逆で足場を失い戦力が大幅に低下。
グレミーが倒れた後はジュドーと一騎打ちの最終決戦を繰り広げるも相打ちになり後に自害する。
エルピー・プル (声優 / 本多知恵子)
搭乗機はキュベレイMK-2。
ネオジオンの養成パイロット。ニュータイプ。
妹のリィナを助けるためアクシズに潜入したジュドーを気に入り以後つきまとう。
アーガマの一員となったあとはわがままぶりで周囲を困らせることもあった。
ダブリン海上で自身のクローンであるプルツーが搭乗するサイコガンダムMK-2と戦い死亡。その後はジュドーの意識に介入戦いの援助をするシーンもある。
プルツー (声優 / 本多知恵子)
搭乗機はサイコガンダムNK-2 / キュベレイMK-2 / クインマンサ
グレミーがニュータプ隊結成のために作り出したプルのクローン。
プルの比べて気が強く、大人びた印象。
ルーによって狙撃されたグレミーを追った際に爆発に巻き込まれて致命傷を負った。
最終話ではジュドーの生還を見届けた後に息を引き取った。
キャラ・スーン (声優 / 山下亜矢香)
搭乗機はRジャジャ、ゲーマルク。
マッシュマーの監視役としてエンドラに配属。
モビルスーツを操縦するとテンションがある習性がある。
序盤は一時期アーガマの捕虜にされたこともあった。
中盤以降は登場せず、終盤ではマッシュマーと共に強化人間として改造された。
最終話でグレミーのニュータイプ隊の残存部隊と戦い戦死。
イリア・パゾム (声優 / 佐脇君枝)
搭乗機はリゲルグ。
階級は少尉でニュータイプ。
マッシュマーの監視として終盤に登場。
卓越したMS操縦技術を持っている。
ニュータイプとしてジュドーと共鳴したこともあった。
マシュマーがドーベンウルフ隊と相打ちで命を落とした後は登場しなくなった。
アマサ・ポーラ (声優 / 島津冴子)
ドワッジに搭乗。
旧ジオン軍の兵士。
ルーとの戦闘で撃墜死。
ちなみに墜落したドワッジはリィナのいた小屋に落下して炎上した。
その他民間人
マサイ・ンガバ (声優 / 島津冴子)
アフリカ砂漠のオアシスに住む。
元ジオン兵の恋人で形見のゲルググでジュドー達と戦う。
機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの女性キャラ
地球連邦軍 / ロンド・ベル隊
チェーン・アギ (声優 / 弥生みつき)
リ・ガズィに搭乗。
主人公アムロ・レイのサポートをし恋人でもあった。
応急処置をしたリ・ガズィをアストナージの制止を振り切って出撃。
αアジールを撃墜するもハサウェイの怒りを買いジェガンのビームライフルが直撃して死亡。
ケーラ・スゥ (声優 / 安達 忍)
ジェガン、リ・ガズィに搭乗。
中尉。ロンド・ベル隊のMSパイロット。
メカニックのアストナージの恋人でもある。
ギュネイのヤクトドーガーとの戦いでモビルスーツが大破、コクピットから出たところを捕まってしまう。アムロの心の動揺を検知したフィンファンネルが敵を攻撃、激昂したギュネイに握りつぶされて死亡。
ネオジオン
クェス・パラヤ (声優 / 川村万梨阿)
ヤクトドーガ、αアジールに搭乗。
アムロがお気に入りだったのだが、チェーンに対しては良い印象がなかったらしい。
シャアに誘われてネオジオンの一員になった後はパイロットとしてロンド・ベル隊に立ちはだかった。チェーンが搭乗するリ・ガズィのグレネードの直撃で死亡。
ナナイ・ミゲル (声優 / 榊原良子)
ネオジオンの士官、大尉。
シャアのサポートとして存在感を示す。
ニュータイプの素養があるのか、終盤サイコフレームのオーバーロードと温度が上昇したアクシズで徐々に消えゆくシャアの命を感じ取るシーンもあった。
レズン・シュナイダー (声優 / 伊倉 一恵)
ギラドーガーに搭乗。
ネオジオンのMSパイロット。
ラーカイラムを奇襲するも、サイコフレームにより一瞬ニュータイプ的な能力を発揮したチェーンの対空砲火の直撃で撃墜死。
機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争の女性キャラ
地球連邦軍
クリスチーナ・マッケンジー (声優 / 林原めぐみ)
ガンダムNT-1アレックスに搭乗。
アムロのために開発された新型ガンダムNT-1アレックスのテストパイロット。階級は中尉で愛称はクリス。
ガンダムを破壊するために潜入してきたサイクロプス隊のMS、ケンプファーと戦い撃墜。
ジオンのパイロットであるバーニィとは相思相愛。
最終話はガンダムに挑んできたザク2改と対戦。
皮肉にもお互いに敵パイロット誰かが知らないまま戦うことになりザクを撃墜するもガンダムは大破し自身も負傷する。
機動戦士ガンダムF91の女性キャラ
民間人
セシリー・フェアチャイルド (声優 / 冬馬 由美)
ビギナギナに搭乗。愛称はセシリー。
主人公であり同級生のシーブッック・アノーのガールフレンド。
クロスバンガードの総司令カロッゾ・ロナの娘。
後にザビーネ隊の一員としてクロスバンガードのMSパイロットを務めるも、戦闘中のモビルスーツのパイロットがシーブックだと気付く。
以後はスペースアークのMSパイロットとしてシーブックと共にする。
ラフレシアとの戦いで機体が大破、外に投げ出されるも後にシーブックによって救出される。
地球連邦軍
レアリー・エドベリ (声優 / 横尾まり)
スペース・アークの艦長代理。
民間人主体のクルーを率いて戦争を乗り切る。
クロスボーン・バンガード
アンナマリー・ブルージュ (声優 / 神代知衣)
搭乗機はダギイルス。
ザビーネに想いを寄せていたがザビーネ隊に所属するセシリーに嫉妬していた。
連邦軍に転向した後はザビーネとMS戦で一騎打ちになる。
ザビーネの言動に一瞬動揺した隙を突かれて撃墜死した。
機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリーの女性キャラ
デラーズフリート
シーマ・ガラハウ (声優 / 真柴摩利)
搭乗機はゲルググマリーネ、ガーベラテトラ。
シーマ艦隊を率いる指揮官で中佐。
毒ガス作戦に参加した過去を持ちトラウマを抱えている。
終盤エギーユ・デラーズを人質にとり射殺。
これを目の前で見ていたガトーがノイエジールのクローアームでブリッジを破壊しようとするも危機一髪で逃げ延びる。
最後はコウ・ウラキの搭乗するGP03デンドロビウムに撃墜され死亡。
機動戦士Vガンダムの女性キャラ
リガミリティア
マーベット・フィンガーハット (声優 / 白石文子)
Vガンダム、ゾロアットに搭乗。
MSパイロットでありホワイトアークの艦長でもある。
戦中にオリファーと結婚しお腹の中に子を授かる。
戦後はカサレリアにウッソ、シャクティらと暮らす。
リガミリティア / シュラク隊
ヘレン・ジャクソン (声優 / 深見梨加)
ガンイージに搭乗。
べチエン飛行場で戦闘中に敵MSと相打ちで戦死。
マヘリア・メリル (声優 / まるたまり)
ガンイージに搭乗。
シュラク隊の中ではウッソを特に可愛がっていた。
敵MSと相打ちのような形で戦死。
ザンスカールの死亡した兵士と共にジブラルタル空港で葬られた。
ケイト・ブッシュ (声優 / 安達忍)
ガンイージに搭乗。
ジブラルタル空港で戦闘中に敵MSの攻撃がマスドライバーのレールに命中し破損。
自身のMSでレールを支えた直後に敵のビームサーベルでコクピットを焼かれて戦死。
ペギー・リー (声優 / 渡辺久美子)
ガニージーに搭乗。
メンバーの中でもMS操縦技術が高い。
ウッソをかばうためクロノクルのMSに飛びついたが直後にコクピットをビームサーベルで貫かれ死亡。
ジュンコ・ジェンコ (声優 / 小林優子)
ガンイージ、ガンブラスターに搭乗。
シュラク隊のリーダー格としてメンバーに指示を出すことが多かった。
ケイトが戦死した時はウッソと共に泣き崩れたシーンもあった。
クロノクルの仕掛けた時限爆弾の解除中に爆弾が爆発し死亡。
ユカ・マイラス (声優 / 田中敦子)
ガンイージー、ガンブラスター、Vガンダム(ダッシュ、ヘキサ)に搭乗。
シュラク隊の補充メンバー。
最終決戦でカテジナのゴトラタンに撃墜され死亡。
フランチェスカ・オハラ (声優 / 石川寛美)
Vガンダムヘキサに搭乗。愛称はフラニー。
シュラク隊の補充メンバー。
ミリエラとは親友。
最終決戦でカテジナを味方と思い近づいたところを撃墜される。
ミリエラ・カタン (声優 / 日高奈留美)
Vガンダムヘキサに搭乗。
シュラク隊の補充メンバー。フラニーと親友。
フラニーの死を目の前で目撃、仇であるカテジナに攻撃を仕掛けるが返り討ちに遭い撃墜死する。
コニー・フランシス (声優 / こおろぎさとみ)
ガンイージ、ガンブラスター、Vガンダムヘキサに搭乗。
シュラク隊の初期メンバーであり最後の生き残りだったが、エンジェル・ハイロゥ攻防戦でウッソとクロノクルの戦闘に介入し援護をしようとしたがカテジナの攻撃により劇追死した。
ザンスカール帝国
カテジナ・ルース (声優 / 渡辺久美子)
搭乗機はリグ・シャッコー、ゲドラフ、ゾリディア、ゴトラタン
カサレリアで暮らしていた少女で主人公のウッソ・エヴィンと同郷。
戦争に巻き込まれ、リガミリティアの一員として参加していたがクロノクルに捕まる。
次第にザンスカールの思想に共感するようになり宇宙に上がって以降はMSパイロットとしてウッソ達の目の前に立ちはだかった。
ウッソ達の敵として現れた以降は強化人間としての処置を受けたのかザンスカールに捕まる前よりも好戦的な印象を伺える。
パイロット転向後はシュラク隊のメンバーを次々に倒し、最終決戦ではウッソと戦うも光の翼の直撃を受けて撃墜される。
戦後は両目の視力を失った状態でウッソ、シャクティ達の前に現れ涙する。
ファラ・グリフォン (声優 / 折笠愛)
リカール、ザンネック、ゲンガオゾに搭乗。
ザンスカアールの指揮官で中佐。
ウッソやスージィなど子供には優しさを見せる一方、リガミリティアのオイニュング伯爵をギロチンにかけるなど残虐な面も。
タシロと組んだ後は性格が豹変し好戦的になった。
終盤ウッソと戦いの末撃墜され戦死。
ルペ・シノ (声優 / 伊藤美紀)
トムリアット、ゲドラフ、ドッゴーラ、ブルッケングに搭乗。
残虐な性格をしており、任務のためなら仲間だろうと民間人だろうと関係なく殺害。
捕虜にしたウッソをお風呂で拷問したこともあった。
終盤ウッソと戦い死亡、機体はピピニーデンのMAと接触した爆発した。
ネネカ・ニブロー (声優 / 横山智佐)
搭乗機はリグ・シャッコー。
元々はパイロットとしてMSに搭乗す兵士だったが、カテジナの指令で水着姿になり生身の体でウッソのV2ガンダムに挑むもビームサーベルを直に受けて消滅してしまう。
カリンガ・ウォーゲル (声優 / 冬馬由美)
MSパイロット。
ホワイトアーク隊に恋人が殺されたと思い込み復讐しようとする。
戦闘中に見つけたザンスカール機を奪われた機体だと判断し恋人が操縦していると気づかずに攻撃、両者が相打ちとなって戦死した。
レンダ・デ・パロマ (声優 / 松本梨香)
搭乗機はドムットリア。
MSパイロット。上官ドゥカー・イクを尊敬していた。
オデロが撃ったビームがブリッジに直撃しイクと共に戦死。
マリア・ピァ・アーモニア (声優 / 篠原恵美)
ザンスカール帝国の女王であり、クロノクル・アシャーの姉、シャクティ・カリンの母でもある。終盤タシロに囚われてしまいウッソの目の前で射殺される。
機動戦士ガンダム第08MS小隊の女性キャラ
地球連邦軍
カレン・ジョシュワ (声優 / 小山茉美)
陸戦型ガンダムに搭乗。
曹長で08MS小隊のパイロット。
男勝りな性格で地球で初めて任務に就いたシローに対しても罵り反発的な態度を取ったが次第に認めるようになる。
戦中ガンダムの頭部がアッガイに破壊されたため陸戦型ジムの頭部で応急処置。ジムヘッドと呼ばれた。
エレン・ウィラード (声優 / 今井由香)
推尉で女性士官。
地球への任務に向かうシロー達が乗る輸送艇のナビを担当した。
サリー (声優 / 松井菜桜子)
陸戦型ジムに搭乗。
伍長で07MS小隊のパイロット。
08MS小隊とは仲が悪く度々喧嘩をしていた。
終盤にラサ基地の爆発に巻き込まれて死亡。
ジオン公国軍
アイナ・サハリン (声優 / 井上喜久子)
搭乗機は高機動試験型ザク、アプサラス。
意思が強く穏和で優しい女性。
主人公であるシローとは宇宙で戦闘、その後遭難しするも協力し難を逃れる。
地球ではアプサラスのテストパイロットとして度々08小隊と戦闘しその中で戦っている相手はシローだという事に気付く。
終盤、敵パイロットであるシローと会っていた事を疑われたり、アプサラスの開発者殺害など兄ギニアスに対しては嫌悪感を抱くことになる。
ノリス亡き後はギニアスと共にアプサラスに搭乗するも戦闘意思は無く、病院船ケルゲレン脱出の時間稼ぎをしたいだけだったが、これに兄ギニアスが反発し妹を殺そうとするが未遂に終わる。アプサラスを降りた後はシローと共に兄の乗るアプサラスのコクピットを破壊するもののメガ粒子砲でEz8が大破。
シローと共に行方不明になる。
シンシア (声優 / 本多知恵子)
ユーリ・ケラーネの秘書。
アプサラス開発以後、開発に携わった人はギニアスに次々と殺害されていく中で行方不明に。
トップ (声優 / 榊原良子)
少尉でMSパイロット。
アス、デルと共に食料調達のためキキ・ロジータらゲリラがいるとは知らずに村に潜り込むが仲間が村人とトラブルを起こし戦闘になる。
村人を守るために加勢してきたシローにグレネードをコクピット内に打ち込まれて死亡。
「機動戦士ガンダムUC RE:0096 / OVA版の女性メンバー」
準備中
「機動戦士ガンダム Twilight AXISの女性メンバー」
準備中
「機動戦士ガンダムNTの女性メンバー」
準備中
ガンダムの女性パイロット・指揮官の感想
全体的に戦死者が多い印象を受けた。
この中で最強は誰かと言われればハマーンと即答するぐらい女性キャラの中では一番印象に残っている。
ガンダムシリーズ通しても最強格のニュータイプでありパイロット、そしてカリスマ性を持っていた。
ちなみに女性キャラでニュータイプ能力を持ったララァ、ハマーン、サラ、プル、クェスはいずれも戦死している。戦争で生き残った唯一のニュータイプはイリアの一人だけだった。
女性パイロットには強化人間が多く悲劇的な運命に翻弄されたキャラが多かった気がする。
フォウ、ロザミア、プルツー、キャラ、カテジナ。強化人間ゆえにパイロットとしての能力が非常に高いが、精神に異常をきたしてまともに戦えないという様な事も多かった。
ZZ以降の強化人間は比較的安定してはいるがカテジナだけは異常な凶暴性だった。
女性メンバーだけで構成されたシュラク隊は全員死亡。
その約半数がカテジナに撃墜されている。Vガンダムの敵女性パイロットはカテジナ、ルペ、ファラなど精神が異常もしくは好戦的なキャラが多い印象を受ける。
宇宙世紀ガンダムシリーズだとモビルスーツに乗って戦うヒロインが多かった。
ちなみにその中で戦死したヒロインは逆襲のシャアのチェーンのみである。逆にモビルスーツに乗って戦わなかったヒロインはフラウ・ボウ、ニナ・パープルトン、シャクティ・カリンの3人だった。