新世紀エヴァンゲリオンに登場したヒロインを人気順に紹介したいと思います。
エヴァといえば個性的で謎めいた女性キャラが多く、物語が進むにつれてそれぞれの正体や闇が明らかになっていくアニメでもあります。
今回はミステリアスなヒロイン達の画像やプロフィールを人気順にまとめてみました。
エヴァンゲリオンのヒロインまとめ
本作で登場した女性キャラを人気順に紹介したいと思います。
投票データの出典元:nlab.itmedia.co.jp
惣流・アスカ・ラングレー
投票数:201票
生年月日 | 2001年12月4日 |
血液型 | A型 |
年齢 | 14歳 |
身長 | 157cm |
搭乗機 | EVA弐号機 |
声優 | 宮村優子 |
本作のヒロインの一人。第8話に登場する帰国子女。日本人とドイツ人のクォーターであるが国籍はアメリカである。
勝気で負けず嫌いで明朗活発で自尊心が高く自信過剰な所もある。「あんた、バカぁ?」が口癖。
アスカが幼少期の頃、母親はEVA接触実験の後遺症で精神が病んでおり人形を娘だと思い込んでいた。彼女は自分を見てくれない母を振り向かせようとしたが、努力虚しく人形と共にこの世を去ってしまう。
この幼少期のトラウマがきっかけで自分は人形ではなく自ら考えて生きる事で今まで得られなかった承認欲求を満たそうとしていた。
来日後は上司である葛城ミサト宅にシンジと共に同居。
序盤ではシンクロ率、戦績も好調だったがシンジに抜かれた事で精神的に不安定になりシンクロ率がさらに低下。
さらに第15使徒アラエルとの戦いで精神攻撃を受けた事で過去のトラウマを曝し出された事で自分の存在価値を見失い廃人となってしまう。
「パイロット能力」
パイロットとしてはシンクロ率が当初はトップだったが、初号機のパイロットであるシンジが急成長を遂げたため撃破数やシンクロ率で負けている。
総撃破数は5でそのうち共同撃破が4である。第13使徒〜第15使徒までは3戦連続で撃破されている。
「人間関係」
・碇シンジ
内向的な性格を指摘する事もあったが主要キャラの中で親しい関係であり、同居した際には「バカシンジ」と呼んでいたが本人に悪意はない。
当初はシンジのパイロットとしての能力を認めていなかったが、ユニゾン特訓以降は信頼を置く様になった。だが第14使徒ゼルエルとの戦いで敗北した以降はシンジに対して愛憎入り交じった執着心を向けていた。
・綾波レイ
当初は友好的であったが、「優等生」「あの女」「人形」「機械」へ呼び方が変わっていき次第に敵視する様になっていった。
シンジの「綾波の匂いがする」発言で嫉妬心を覗かせる場面も。
・葛城ミサト
同居人で元々面識があり呼び捨てにしている。時には甘える事も。ミサトと加持との関係が明確になった以降は嫌悪感を抱く様になった。
・加持リョウジ
憧れの男性。だが加持はアスカの事を子供として可愛がっている。
綾波レイ
投票数:141票
生年月日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
年齢 | 14歳 |
身長 | 不明 |
搭乗機 | EVA零号機 |
声優 | 林原めぐみ |
無表情で寡黙で謎が多い少女。感情が無いわけではないが感情の表現を苦手としている。
その肉体はシンクロ実験中に内部に取り込まれた碇ユイのクローンであり、リリスの魂を注入して作られた人造人間である。遺伝子的には半分が碇ユイ、もう半分がアダムになっている。仮にレイが死んでも魂をバックアップした肉体に移すことで復活が可能。
また記憶もセントラルドグマにバックアップが取られている。
「パイロット能力」
総撃破数は5でそのうち共同撃破が3である。第13使徒、第14使徒戦では撃墜されている。第16使徒アルミサエル戦では自爆して撃破したものの自らも命を絶ち、後に三人目として復活した。
「人間関係」
・碇シンジ
当初は興味を示していなかったが、ヤシマ作戦でシンジに笑顔を見せた以降は呼び方が「あなた」から「碇くん」に変わった。
レイの感情表現はシンジが関わる事が多く、次第に恋心を抱いていった。二人目のレイが自爆して命を落とした後に復活したニ人目は感情がリセットされており、呼び方も「あなた」に戻っている。
・惣流・アスカ・ラングレー
ほとんど関心を示す事は無かった。シンジと親密な関係になっていくと妬みや敵意を向けられる事が多くなっていった。
・碇ゲンドウ
当初は唯一信頼していた存在。自分を道具としてか見ていない事に気づいていたが、ゲンドウの壊れたメガネを大切に保管していた。劇場版ではシンジの激昂に反応、彼の元から離れていった。
真希波・マリ・イラストリアス
投票数:117票
生年月日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
年齢 | 不明 |
身長 | 不明 |
搭乗機 | EVA仮設5号機、8号機、その他 |
声優 | 坂本真綾 |
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」から登場した新キャラクター。イギリス出身。
NERVユーロ支部所属のパイロットであり、ユーロ支部に赴いていた加持リョウジとは面識がある。非常に交戦的な性格をしており、使徒の圧倒的な戦力を前にしても怯む事はない。
「新劇場版:破」ではEVA仮設5号機に搭乗。北極で第3使徒相手に苦戦するも撲滅に成功する。
その後、第3新東京市に潜入を試み、碇シンジと出会うも彼がEVAのパイロットである事を見抜いた。
第10使徒の襲来時にはNERV本部に侵入してアスカの戦線離脱の際に封印されていたEVA弐号機の凍結を解除、起動させ出撃。戦闘中に裏モード「ザ・ビースト」を発動させてATフィールド突破を試みるが使徒の反撃に遭い弐号機を大破させてしまう。
その後、墜落先のシェルターで蹲っていたシンジと再度遭遇、彼を励まし逃がそうとした。
葛城ミサト
投票数:40票
生年月日 | 1986年12月8日 |
血液型 | A型 |
年齢 | 29歳 |
身長 | 163cm |
体重 | 47kg |
所属 | NERV戦術作戦部作戦局第一課 |
声優 | 三石琴乃 |
使徒撲滅作戦の戦術立案と指揮を担う指揮官で階級は一尉。状況によっては国連軍や戦略自衛隊を徴用するなどの権限も持っている。
本作の主人公である「碇シンジ」の上司であり保護者代わりをしているため、自宅マンションに住まわせている。ペンペンという温泉ペンギンを飼育しており「ちょっち」「パーペキ」が口癖。
私生活はズボラでがさつ、だらしない面が目立っており料理の腕前は壊滅的。家事はシンジに任せきりであった。
シンジを抹殺しようとしていた戦略自衛隊を銃撃戦の末に射殺した事もあり戦闘能力も有している事が分かる。NERVやゼーレの裏の目的には早くから疑念を抱いていたのも彼女である。
「人間関係」
・碇シンジ
代わりの保護者として同居している。余りのだらしなさに彼に指摘される事も。レイが死亡した際には傷心のシンジと身体的な接触を試みた事もあった。
・惣流・アスカ・ラングレー
シンジ同様に自宅マンションに住んでいた仲であるが、加持には「ミサトの事は好きじゃ無い」と告げられており以降、お互いの関係が元に戻る事はなかった。
・赤木リツコ
大学時代からの親友でありネルフの同僚。意見が対立する事もある。
・加持リョウジ
大学時代の友人であり、元恋人。劇場版では肉体関係を持っている描写もある。
伊吹マヤ
投票数:14票
生年月日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
年齢 | 24歳 |
身長 | 不明 |
所属 | NERV本部技術開発部技術局一課 |
声優 | 長沢美樹 |
NERV本部のオペレーターで階級は二尉。
赤木リツコの部下として直々に技術指導を受けており、オペレータとして優秀。
使徒イロウルがMAGIに侵入した際にはリツコと共に進化促進プログラム送り込みNERV本部の自爆を防いでいる。
真面目、潔癖症な所がありエレベータで加持とミサトが倒れ込んでいるのを見て「不潔」と言ったり、暴走した初号機の残虐さから嘔吐した事っもあった。
劇場版では戦略自衛隊による猛攻でNERVがピンチに陥った際にはパニックになり「私、銃なんて撃てません」と精神的な脆さを見せた事もある。
「人間関係」
・赤木リツコ
彼女が尊敬している先輩。
最期は人類補完計画に伴い現れたリツコの幻影に抱き締められ、彼女がパソコンに表示した「I need you」の文字を見て喜びながら死んでいった。
洞木ヒカリ
投票数:6票
生年月日 | 不明 |
血液型 | AB型 |
年齢 | 13歳 |
身長 | 不明 |
声優 | 岩男潤子 |
シンジと同じ2年A組のクラスメイトで学級委員長。
実家は裕福であり広めの一人部屋で過ごしている。ゲーム機はセガサターンを所持している。母親がいないため家事全般を一人でこなす。
性格は真面目で規律に厳しく困っている人を放っておけないタイプである。
また「トウジ」が好きな女性はレイかも知れない・・・と考えるなどかなり思い込みの強い所もある。
「人間関係」
・惣流・アスカ・ラングレー
非常に仲が良くアスカが家出した際には自室に泊めた事もある。アスカに諭されてトウジのために弁当を作った事もある。
・鈴原トウジ
いつも口うるさく説教ばかりしていたが、彼の真面目で思いやりのある所に恋心を抱いていた。
赤木リツコ
投票数:3票
生年月日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
年齢 | 30歳 |
身長 | 不明 |
所属 | NERV技術開発部技術局第一課 |
声優 | 山口由里子 |
特務機関NERVの技術技術開発部のE計画担当でありエヴァンゲリオンの開発責任者である。ヘビースモーカーかつ仕事に対しては冷徹ぶりを発揮するが大の猫好きである。
使徒撲滅作戦では科学的・技術的な側面から支援をしており優秀な頭脳をもって勝利に貢献している。その一方でNERVの秘密を知る一人として、総司令である碇ゲンドウが進めていた人類補完計画で秘密裏に暗躍していた。
ゲンドウとは愛人関係にあったが、自身の母もゲンドウの愛人であった事を知っており、母を技術者として尊敬しているものの女としては憎んでいる。また母の人格を移植したMAGIを母と同一視していた。
ターミナルドグマにあった「レイの容れ物」を全て破壊した際には一時的に拘禁されたが、結局は愛するゲンドウのためにMAGIに対するクラッキングを防御。
最期はセントラルドグマでゲンドウを待ち受けMAGIごと自爆を試みるも失敗、射殺されてしまう。
「人間関係」
・葛城ミサト
加持と共に大学時代からの友人。葛城とは遠慮なく意見を言い合う仲であり劇中では絡みが多い。
物語の後半ではゲンドウの計画に加担している事に気づいたミサトが不信感を露わにして険悪ムードになっていた。
・綾波レイ
レイの秘密を知る数少ない者の一人だが終始事務的に接していた。第23話ではゼーレの尋問を受けた際にレイの身代わりであると知ってしまったリツコはレイの予備のクローン体を全て破壊してしまう。
・碇ゲンドウ
忠実な部下であり愛人関係にある。彼の進めていた計画で暗躍する。だが彼にとっては目的を達成するための駒として捉えていた様子。
劇場版ではセントラルドグマでゲンドウと共に心中を図ろうとするも母親の人格を宿しているMAGIがそれを拒否、その後射殺されてしまう。
碇ユイ
投票数:不明
生年月日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
年齢 | 27歳(死亡時) |
身長 | 不明 |
声優 | 林原めぐみ |
碇ゲンドウの妻であり、主人公「碇シンジ」の母親。綾波レイと同様に本作のカギを握る重要人物の一人である。
明るく明朗な人物で前向きな性格。ゲンドウを「かわいい人」と呼び彼の性格に理解を示している。
冬月とは大学在籍中に知り合い、良く無い噂が目立つゲンドウと交際し結婚。セカンドインパクト後にシンジを産んだ。
ゼーレ関連機関で研究者としてゲンドウと共に働き、サードインパクト阻止のためEVA建造に注力した。だが、EVA初号機の接触実験の被験者になった際に肉体が消滅し魂のみが機体の中に残る事になってしまう。
赤木ナオコ
投票数:不明
生年月日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
年齢 | 不明 (2010年に死亡) |
身長 | 不明 |
声優 | 土井美加 |
リツコの母親であり、スーパーコンピューターシステム「MAGI」の開発者。MAGIの人格移植OSは彼女の人格がベースである。
祖母に娘(赤木リツコ)の世話を任せて自身は研究に没頭していたためリツコとは手紙でやりとりをしていた。
セカンドインパクト後にジオフロントに設置された人工進化研究所でゲンドウの元で働き、MAGIを開発。その過程でゲンドウとは愛人関係まで発展している。
しかしその光景を見ていた幼き綾波レイ(1人目)には「おばさん」と呼ばれ「ばあさんはしつこい、ばあさんは用済み」とゲンドウが語っていた事を聞かされ逆上。
レイを絞殺した後に我に返り自らの身を投げた。
惣流・キョウコ・ツェッペリン
投票数:不明
生年月日 | 不明 |
血液型 | 不明 |
年齢 | 31歳 (死亡時) |
身長 | 不明 |
声優 | 川村万梨阿 |
アスカの母親でありゲヒルンの科学者。日本人とドイツ人のハーフである。
碇ユイと同じくEVAの接触実験の被験者となったが、魂の大部分をEVA弐号機の素体に残したため、精神汚染によって廃人となる。
入院中に人形を自分の娘(アスカ)と思い込み、その後人形を道連れにして縊死した。
エヴァンゲリオンの人気ヒロインの感想
新世紀エヴァンゲリオンに登場した女性キャラを紹介しました。
本作では謎めいた女性がかなり多いですが、物語が進むにつれて普段見せない顔や真実が見えてくるのが魅力的だと思います。
個人的にはアスカのメチャクチャ積極的でハッキリと物を言う性格がこの作品の良いアクセントになっているなと思いますね。アニメのヒロインでアスカぐらいプライドが高く性格もキツいキャラってそうそういないですし、言いたい事を相手にしっかりと言える人って貴重だと思います。
性格が正反対の綾波レイに敵視していながら、レイはアスカに関心を示していないのも色んな意味で面白い設定だなと思います。
主人公の母親の碇ユイの遺伝子が宿っている綾波レイが、ゲンドウと不倫関係になった赤木ナオコに辛辣な言葉を浴びせるのは自然な事かなと思いますね。シンジの母親の分身みたいなものですから。
そして周りの人間に関心を示さない綾波レイがシンジには心を開いたというのも親子の絆なのかなとも思います。