マクロスシリーズで活躍した歴代のバルキリーを紹介したいと思います。
マクロスといえば戦闘メカのアクション、歌、恋愛という要素が入り混じったSFロボットアニメとして今もなお人気の作品ですよね。
今回はテレビアニメ、OVA、劇場版に登場した可変戦闘機「バルキリー」とその特徴をまとめてみました。
マクロスの歴代バルキリーまとめ
テレビアニメ、OVA、劇場版で活躍した歴代バルキリー(VFシリーズ)を紹介したいと思います。
VF-0 フェニックス
出典元:tamashii.jp
登場作品:マクロス ゼロ、マクロスF
地球統合軍が 「VF-1」バルキリーの試作機として開発した機体。
VFマシン用の熱核反応タービンエンジンが実用段階に達していなかったという事もあり代用として従来型のジェットエンジンをチューンして搭載している。
そのためVF-1に比べると航続距離が短く、宇宙運用能力を有していない。またVFマシン用のアビオニクス(電子機器)も完成してなかったため操縦性にも難があった。
劇中では2008年7月にマヤン島沖のプロトカルチャー遺跡争奪戦へ参戦、SV-51と史上初のVF同士の戦いが繰り広げられている。
「VF-0」で培ったノウハウは後に「VF-1」の開発に活かされることになった。
VF-1 バルキリー
登場作品: 超時空要塞マクロス(OVA、劇場版)、マクロスプラス、マクロス7、マクロスF、マクロスΔ
初登場は初代マクロス。「F-14 トムキャット」をモチーフにデザインされている。
地球統合軍の主力戦闘機として第一次星間大戦においてゼントラーディー軍と戦った。
主人公の「一条輝」を始め主要キャラもこの機体に搭乗。戦闘機型の「ファイター」鳥人型の「ガウォーク」人形の「バトロイド」の3形態に変形可能。状況によって変形をする描写がみられる。
初代のみだけでなく後年の作品にも多くのバリエーション機が登場し活躍した本シリーズの名機である。
・VFX1
頭部が存在しない実用試作機。カラーリングはグレーが基調になっている。
・VF-1A
生産台数が最も多い一般兵士用の機体。主人公の一条輝やその仲間達である柿崎機、マックス(マクシミリアン・ジーナス)などが搭乗したのもこの機体である。
・VF-1J
A型の武装強化タイプで主にエース機として配備された。生産台数は少ない。劇中では一条輝、マックス、ミリア(ミリア・ファリーナ)が搭乗。マクロスプラスではペイント弾を使用した演習機が登場している。
・VF-1D
複座型訓練機。武装はJ型と同じである。
・VF-1S
頭部の武装、通信機器、モニターが強化され、エンジンの推力を向上させた少数生産機。劇中では「ロイ・フォッカー・スペシャル」と呼ばれる機体が登場。多大な戦果を挙げていたが、戦闘時に敵の攻撃がコクピット部分を貫通した事でフォッカーは致命傷を負っている。
・VT-1 オストリッチ
劇場版で登場した非武装複座型訓練機。一条輝がリン・ミンメイを連れ出す時に使用した機体である。
・VE-1 エリントシーカー
VT-1をベース設計された早期警戒管制機。長距離偵察を目的に通信・アンテナ類が強化されている。
VF-1EX バルキリー
登場作品:マクロスΔ
星間複合企業体ケイオスに所属する新人パイロットの育成マシン。
耐Gスーツ兼脱出装置である「EX-ギア」が搭載されている。劇中では青の機体(ハヤテ・インメルマン)、赤の機体(ミラージュ・ファリーナ・ジーナス)が登場した。
VF-2SS バルキリーII
登場作品:超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
初代マクロスの10周年記念のOVA作品「超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-」で登場した可変戦闘機。
従来のバルキリーと同じく3形態の変形が可能。「VF-2S」をベースに2082年より配備。「VF-2JA イカロス」よりも全体的に小型化されているが、関節駆動部にゼントラーディ系のパワードスーツの技術が流用されているため構造上の弱点は克服されている。
劇中では推力と中距離・長距離武装が強化された宇宙空間で運用する際の強化パーツ「スーパーアームドパック」を装着した形態で登場。
ヒロインの一人である「シルビー・ジーナ」や地球統合軍の「ネックス・ギルバート」が搭乗し、マルドゥーク軍と戦いを繰り広げた。
VF-2JA イカロス
出典元:twitter.com/kappa303e/
登場作品:超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
2082年に配備開始、2090年代に地球統合軍の主力として活躍したVF-2シリーズの可変戦闘機。
「VF-2SS バルキリーII」が宇宙空間用に対し、本機は大気圏用として開発・運用されている。
空力特性を重視しているため大型の翼を採用、メインエンジンは熱核エンジンを搭載した。ネックス専用機には大型ミサイルポッドが2基装備されている。
VF-XX ゼントラーディアン・バルキリー
出典元:valkyrie.cloud-line.com/
登場作品:超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
2060年代に開発されたVF-2のベース機。
戦力の大半を失った地球統合軍がゼントラーディ系パワードスーツの技術・ノウハウを積極的に導入した機体である。そのためVF-2よりも頑丈な仕様となっている。劇中では「Episode 5」のみ登場している。
VF-4 ライトニングIII
出典元:tamashii.jp
登場作品: 超時空要塞マクロス(OVA)
OVA「超時空要塞マクロス Flash Back 2012」で初登場した可変戦闘機。VF-1との共通パーツが多いため開発期間は短縮されている。VF-1と同じく3形態(ファイター、ガウォーク、バトロイド)の変形が可能。
VF-1バルキリーよりも宇宙戦闘能力が強化されており、ファイター形態での総合性能は40パーセント向上。(VF-1スーパーパック装備型と比較)
しかし、大気圏内の機動性や飛行性はVF- 1より劣っていたため継続してVF-1の改修型も生産された。
2022年までに8245機生産、「VF-5000 スターミラージュ」が大気圏用として量産・配備された事もあり、以降は宇宙用として運用されている。
VF-5000 スターミラージュ
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロス7
大気圏での運用に適していない「VF-4 ライトニングIII」を穴埋めするために配備された制空戦闘機。デザインのモチーフはF16。
2011年に開発開始、2012に開発が完了、2020年に量産が開始された。
ゼントラーディー系の技術も使用されているが、基本的に「VF-1 バルキリー」をベースに従来の技術で作り上げたマシンである。
これによりコスト削減と耐久性が担保され、マシンの信頼性が高くなった。またレーダーの反射断面積を小さくする事で既存のVFシリーズには無かったステルス性も得ている。
VF-11B サンダーボルト
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロスプラス
デザインのモチーフは「スホーイSu-33」。
2030年に配備された新統合軍の主力機。VF-1バルキリーの次期主力機として開発された機体である。
トータル性能の向上を重視した機体であり、安定した飛行性能、運用性、拡張性を備え多数のバリエーションが存在、「VF-19 エクスカリバー」が登場するまでの主力機として活躍した。
劇中では主人公の「イサム」が「YF-19」の前に登場した機体で、「ガルド」の「YF-21」よりも推進力で劣っておりレーダーで補足できないなどの旧式面が目立っている。
VF-11C サンダーボルト
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロス7
「VF-11B サンダーボルト」のアビオニクス(電子機器)の改良型。2040年代から順次機種転換が進められている。
バトロイド時のキャノピーカバーと後方、カナード、専用の強化パーツが異なっている。またガンポッドも異なっており銃剣がオミットされているため近接格闘能力は低下した。
マクロス7の劇中では第1話からスーパーパックを装備して登場している。
VF-11D改 サンダーボルト
出典元:northerncross-cs.com
登場作品:マクロス7
サウンドフォースに続いて登場した音楽隊「ジャミングバーズ」が使用していたバルキリー。頭部の形状がB型やC型とは異なっている。
ジャミングバーズの隊員は操縦スキルを持たないため後部座席に搭乗し、操縦は前席に搭乗する地球統合軍のパイロットが行う。
大気圏内外用のサウンドブースターポッドを装備する。
VF-11MAXL改 ミレーヌ専用機
登場作品:マクロス7
「VF-11MAXL」を改造したカスタム機。
「プロトデビルン」に対抗するためにマクロス7船団の「サウンドフォース」のメンバーである「ミレーヌ・フレア・ジーナス」の専用機である。
特徴は特注で作られた女性的なフェイス部と全身のスタイル。またメインエンジンもベース機とは異なっている。
コクピットは「ファイアーバルキリー」と同じくギターが操縦桿になっており、サウンドエナジー変換シートなどが搭載。またサウンドエナジーを増幅して照射するサウンドブースターをオプションで装備する。
劇中ではバサラと共に戦闘する事なく敵を撃退していた。
VF-11 無人機仕様
出典元:macross2.net
登場作品:マクロスプラス
コクピットの代わりにカメラが搭載された機体。スーパーパックを装備する事が可能。
ターゲット・ドローンと同じくオレンジ色で識別されている。マクロスプラスの第3話に登場、ゴーストX-9のテスト飛行の標的として運用されている。
VF-14 バンパイア
出典元:twitter.com/XSiFmCIoWi5iBNQ
登場作品:マクロス7
「VF-4 ライトニングIII」の後継機種を選定する地球統合軍の「ノヴァ・プロジェクト」に参画するために開発された宇宙用VFマシン。
トライアルで「VF-11 サンダーボルト」と競合したものの全長が20メートル以上に及ぶ巨体である事から採用は見送られた。
しかし搭載量の多さ、航続距離、武装の観点から調査船団やゼントラーディーのパイロットに高く評価された事から各運用地で生産され、配備は2028年に初配備されている。
VF-19 エクスカリバー
登場作品:マクロス7
次世代の全領域可変戦闘機開発計画「スーパーノヴァ計画」において設計・開発された機体で特徴的な前進翼により空力特性に優れている。
「VF-17 ナイトメア」で搭載されている「熱核バーストタービンエンジン」の発展型を搭載し、オプション無しで航続距離を大幅に増やす事が可能になった。
VF-11の発展機という位置付けのため完成度・信頼度が高い機体ではあるが、トライアルで競合した他社の「YF-21」より最新技術の導入は抑えられている。
またフォールドブースターを装着する事でワープの一種である「フォールド」航行を行う事が可能。その他にも「ピンポイントバリア」システム、ステルス性を強化する第三代型「アクティブステルス」など新機能を搭載している。
マクロス7の劇中では「ダイアモンドフォース」に代わる新部隊である「エメラルドフォース」の専用機として配備された。
バリエーション機としてマクロスプラスに登場する「YF-19」が存在。
VF-19改 エクスカリバー 熱気バサラスペシャル
出典元:amazon.co.jp
登場作品:マクロス7
通称「ファイアーバルキリー」。
地球統合軍の可変専用機「VF-19 エクスカリバー」を改造したマクロス7の主人公「熱気バサラ」の専用機。 民間機として扱われていた。
ミュージシャンであるバサラが歌を届けるためにランチャーポッドからスピーカーポッドを射出、また大気圏用のスピーカーユニットも装備している。
空力バランスが改良されており、バーニアの追加搭載によってバトロイド時の機動性・運動性が向上している。
バトロイド時の頭部は複眼式になっておりに人間に近いデザインになった。また、従来の機体とは違いコクピットにはギター型のコントロールスティックが配置され、ギターが操縦桿となっている。
劇中ではバサラの歌エネルギーによって戦う事なく「プロトデビルン」を撃退する。
VF-17 ナイトメア
登場作品:マクロス7
敵拠点への侵入・ピンポイントで攻撃するために開発した重戦闘機、2037年に配備。
「VF-11 サンダーボルト」では達成困難な任務へ投入する目的で開発された。多面体形状によってステルス性を重視している事から「ステルスバルキリー」とも呼ばれている。
レーダー波を吸収する特殊塗装が使用されており、機体の形状から空力特性は悪いものの宇宙での運用がメインのため問題にはならない。またVF-11よりも2倍の推力を発揮する熱核反応タービンエンジンを搭載しているため高機動となっている。
生産コストと整備性が悪い機体であるが、後継機の「VF-171 ナイトメアプラス」ではその問題点が克服されている。
劇中ではエリート部隊の専用機として敵と真っ向から戦う機体として描かれていた。
・ VF-17T改 ナイトメア
マクロス7で登場。マクロス船団に所属している民間協力隊「サウンドフォース」に配備。「レイ・ラブロック」「ビヒーダ・フィーズ」が搭乗する。
サウンドジェネレータ搭載によって重量が増加したため機動性は低下。
「ファイヤーバルキリー」「ミレーヌバルキリー」と同じく操縦桿が楽器になっており前席はキーボード、後席はドラムセットになっている。
VF-171 ナイトメアプラス
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロスF、マクロスΔ
「VF-17 ナイトメア」を一般パイロット用に生産・操縦性を向上させた「VF-11」の後継機種。2046年に初飛行。
操縦難易度やコストの問題で配備が進めない「VF-19」「VF-22」の代替機種として開発された。
エンジンの出力は17系よりも抑えられているが、信頼性の高いエンジンを搭載。
AVF計画以降の要求仕様である「ピンポイントバリア」を装備、アビオニクス(電子機器)の一新されたことで従来の「VF-17」「VF-19」「VF-22」よりも操縦性が良くなっている。
また2055年に「ブロックII」、2059年には「ブロックIIIF」にアップデートされ、第三世代型のアクティブステルスも装備する事でステルス性が向上した。
YF-19
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロスプラス
「VF-19 エクスカリバー」の派生機。
新統合軍の次期主力機選定トライアル「プロジェクト・スーパーノヴァ」参画のために2034年に開発計画が始動。2040年にはVF-22の試作機「YF-21」とsコンペティションで争った。
設計主任・テストパイロットは主人公の「イサム・ダイソン」中尉。彼以前のテスト飛行では多数の死者を出している。
「ゴーストX-9」の開発を優先する事から試験は中止されたが、X-9に一泡吹かせようとした「イサム」と「ヤン」が奪取、地球へフォールドを行った。
追撃に向かった「YF-21」やシャロン・アップルによって起動された「X-9」と交戦している。
その後、マクロスシティに突入し「SDF-1マクロス」の頭部にあるシャロン・アップルの中枢を破壊した。
YF-21
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロスプラス
VF-22の試作機で「VF-11」に代わる地球統合軍の次期主力機のトライアルで「YF-19」と採用コンペティションで争った機体。
これまでに無い革新的な技術として、操縦・火器管制を人間の思考で制御するBDIシステムを搭載。パイロットと機体を一体化する事で飛行・攻撃・索敵などの操作を行う事が可能になっている。
またパイロットは目を閉じていても機体の周囲を映像として浮かべる事ができ、ミサイルの軌道やレーダー波など肉眼では見る事ができない物も視覚化が可能。
高い精神集中が求められるため、パイロットの集中が乱れた時には予測不可能な挙動を見せることもある。
開発主任・テストパイロットは「ガルド・ゴア・ボーマン」。劇中では「イサム」の「YF-19」とドッグファイトを繰り広げている。
VF-22S シュトゥルムフォーゲルII
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロス7、マクロスΔ
2042年に「VF-17 ナイトメア」の後継機種として配備された最新鋭の特殊作戦機「VF-22」の指揮官仕様機。
フォールド航行機能、ピンポイントバリアシステムを搭載、ゼントラーディ由来の技術を詰め込んだ実験的なマシンである。
手脚接合部の関節から切り捨てた超高機動戦用「ハイ・マニューバ・モード」はエンジン性能を引き出し一騎打ちに持ち込む事が可能だが、パイロットの肉体的な負荷が強いため命懸けの覚悟が必要である。
マクロス7の劇中では「マクシミリアン・ジーナス (マックス)」「ミリア・ファリーナ・ジーナス」の専用機して登場。
プロトデビルンとの最終決戦ではマックスとミリアの連携して戦い抜いた。
YF-24 エボリューション
出典元:geolog.mydns.jp
登場作品:マクロスF
2039年より「次期主力戦闘機開発計画(AVF)」「プロジェクト・スーパーノヴァ」で開発された「VF-19」「VF-22」を超えるAVF仕様の可変機を目的に開発されたマシンである。
新技術として慣性蓄積コンバーター「ISC」を搭載する事でパイロットの瞬間的な慣性負荷を最大27.5Gまで保護する事が可能になっている。
また飛行能力を持っている「EXギアシステム」の導入によって操縦・脱出装置を兼ねている。
VF-25 メサイア
出典元:famitsu.com
登場作品:マクロスF
マクロスFの主役機。「VF-171 ナイトメアプラス」に代わる「マクロス・フロンティア」の新統合軍の主力機として「 YF-24 エボリューション」の設計を元に開発された機体。
2057年6月に原型機が初飛行、2059年に評価試験が実施された。「ピンポイントバリアシステム」「アクティブステルス」など2040年のAVF計画以降の仕様要求を満たしており、新熱核タービンエンジンによって「VF-19 エクスカリバー」「VF-22 シュトゥルムフォーゲルII」よりも水力が大幅に向上している。
また脱出用の耐Gスーツ「EXギア」、フォールド技術を用いた慣性制御システム「ISC」をノーマルで搭載している。
指揮官・前衛・長距離・電子戦などそれぞれの状況に適した専用機が存在する。
VF-27 ルシファー
登場作品:マクロスF
「マクロス・ギャラクシー」内に存在する「ガルド・ワークス」が「YF-24 エボリューション」をベースに開発したマシン。
最大の特徴はサイボーグ化した兵士の専用機にする事で通常の人間では耐えられない機動性が実現している。
また「VF-25」に搭載されている「EX-ギア・システム」を導入する事で操縦時に生身である「脳」などの負荷を保護、緊急時には脱出装置として機能する。
操縦系統には「YF-21」で搭載されたBDIシステムの改良型が搭載されており、パイロットの思考のみでの操縦が可能になった。
劇中では「VF-25 メサイア」よりも高性能機種として描かれている。
YF-29 デュランダル
出典元:alrc.asia
登場作品:マクロスF
マクロスFの劇場版オリジナル機種。
「 YF-24 エボリューション」をベースに開発した「VF-25 メサイア」「VF-27 ルシファー」と共通の設計思想を持った高性能の最新鋭機。
バジュラの体内でしか精製する事ができない稀少物質「フォールドクォーツ」を使用した「フォールドウェーブシステム」を搭載する事で他の機体を凌駕する高性能を発揮。
「EX-ギアシステム」「ピンポイントバリア」「アクティブステルス」など標準で装備するが、フォールドクォーツを用いた慣性蓄積コンバーター「ISC」の搭載によってサイボーグ専用機「VF-27」を超える高機動でありながら生身の人間でも操縦が可能になっている。
VF-31 ジークフリード / カイロス
出典元:macross.fandom.com
登場作品:マクロスΔ
地球統合軍の新型VFマシン。
ゲーム「マクロス30 銀河を繋ぐ歌声」に登場する「YF-30 クロノス」の変形機構を流用する形でデザインされた機体である。
「YF-30 クロノス」をベースに「VF-31A・B カイロス」が完成。
「YF-30」が「YF-24 エボリューション」をベースに開発しているため慣性蓄積コンバータ「ISC」「EX-ギアシステム」などの耐G装置も標準で装備。
ただし「YF-30」で採用されていた希少物質である「フォールドクォーツ」の代わりに「フォールドカーボン」を使用しているため性能は低下している。
Δ小隊以外が運用している一般機は「カイロス」と呼ばれている。
マクロスシリーズの歴代バルキリーの感想
マクロスシリーズの各作品で活躍したバルキリーを紹介しました。
多くのロボットアニメは戦闘機と人型の2形態が多いのですが、マクロスでは中間形態の「ガウォーク」があるのが画期的です。
当方が初めてマクロスの存在を知ったのは高校生2年生の時で「スーパーロボット大戦α」をプレイしていた時にゲームで使ったのが最初になります。
ゲーム内で登場したのは初代の「超時空要塞マクロス」だったのですが、アニメの方も気になってレンタルビデオを借りて見てみた所、面白い作品だったのでその後「マクロスプラス」「マクロス7」とかを立て続けに見たのを思い出します。
当時はロボットアニメに凄くハマっていたのですが、マクロスも見て良かったと思います。
個人的に思い入れがあるのは、やはり「初代マクロス」の主人公「一条輝」が乗っていた「VF-1バルキリー」ですね。
当方が最初に出会った作品に登場したマシンという事で思い入れが特別ですが、インパクトの強さで言うと「マクロス7」で登場した「ファイアーバルキリー」も外せません。デザインがかなり派手ですし、マクロス7は全作品の中でもかなり異色な作品なので印象的ではあります。特段戦闘をせずに戦いを終わらせる主人公も珍しいと思います。
マクロスプラスは異次元の戦闘シーンが多く中々硬派な作品でしたが、作品ごとにカラーが大きく異なるのもマクロスの魅力だと思います。