「だがしかし」に登場するキャラクターを紹介したいと思います。
懐かしい駄菓子が数多く登場し駄菓子の魅力がふんだんに語られた本作は、駄菓子に対して人一倍に想いが強い主人公やヒロインをはじめ、様々な個性キャラが登場します。
今回は「だがしかし」に登場したキャラクターの人物像などをまとめてみました。
「だがしかし」に登場するキャラまとめ
テレビアニメ、漫画などで登場する「だがしかし」の登場人物の性格や活躍などをまとめてみました。
鹿田ココノツ (しかだ ここのつ)
声優:阿部敦
本作の主人公である15歳の高校生。父親は駄菓子屋「シカダ駄菓子」の店主を務める「鹿田ヨウ」。実家の駄菓子屋を時折りお手伝いしている。
漫画家を夢見て日夜原稿を描いており画力も高い。父親から駄菓子屋の後継ぎを求められているものの本人にその意思は無い。
とはいうものの、駄菓子に関する知識は豊富で、ヒロインで菓子メーカーの令嬢である「枝垂ほたる」とはお互いに駄菓子に対しての愛が強く二人で熱く語り合う事も多い。
「遠藤 豆」とその妹である「遠藤 サヤ」とは幼馴染で付き合いが長く、サヤには好意を持たれているものの本人は全く気付いていない様子。
都会的な美少女であるほたるに興味を抱いており、あられもない妄想に浸ることが多い事から豆には”スケベ全開”と評されている。
枝垂ほたる (しだれ ほたる)
声優:竹達彩奈
本作のメインヒロインで第2話で初登場する大手お菓子メーカー「枝垂カンパニー」に社長令嬢。駄菓子に対する愛は人一倍強く、駄菓子の事を語り出すとテンションが上がりマニアックな知識を語り出す癖がある。
駄菓子業界で有名な「鹿田ヨウ」をスカウトするため突如として田舎の駄菓子屋に現れるが、そこで「鹿田ココノツ」と出会い彼の持つ才能に惚れ込んだ事がキッカケで彼を駄菓子の道へ引き込もうと様々な手を講じる。
それ以降は店の近くに別荘を建てココノツの駄菓子屋に訪れては彼と駄菓子について語り合う日々を送る。
基本的に自信満々な振る舞いをしているが、天然ボケな所も見せており、その度にココノツから突っ込まれている。
性格は気分屋なところがあり、お気に入りの駄菓子が販売終了した時やお店が潰れてしまった時は落ち込む事が多い。
そのため兄の「枝垂紅豊(しだれ べにゆたか)」からは”情に流されやす過ぎる”と評されている。
遠藤豆 (えんどう とう)
声優:鈴木達央
主人公「鹿田ココノツ」の古くからの友人。女性にモテる事とゲームが趣味。
「すっぱいぶどうにご用心」のパッケージイラストのキャラに似ている事もあり、ほたるからコスプレと間違われている。
不良少年っぽい見た目をしているが、本作におけるギャグ枠であり人は良く、妹(遠藤サヤ)の恋路を心配するなど良いお兄ちゃんでもある。
遠藤サヤ (えんどう さや)
声優:沼倉愛美
主人公「鹿田ココノツ」の幼馴染の友人。「遠藤豆」は双子の兄である。
気は強く怒らせると怖いが、変人が多い本作のキャラの中では比較的まともな感性を持っている。
ココノツに淡い恋愛感情を抱いており、シカダ駄菓子店に女性従業員が入った時は嫉妬心を見せる事もあった。
昔の遊びがめっぽう得意な事から、ほたるからは”サヤ師”と呼ばれており、駄菓子に関する知識はあまりないものの、けん玉やめんこをそつなくこなすなど器用な所がある。
鹿田ヨウ (しかだ よう)
声優:藤原啓治
駄菓子屋「シカダ駄菓子」の8代目店長にして、主人公「鹿田ココナツ」の父親。
駄菓子に関する知識の豊富さは業界でも有名らしく、大手菓子メーカーの枝垂ほたるにスカウトされている。
店番をココナツに任せて出かけたり、店頭に並べる前の商品を食べるなど自由な気質である。そんな事もあり妻は彼に愛想を尽かし実家に帰っている。
ココナツには跡を継いで貰うために色々な策を講じており、ほたると共に跡継ぎを企む者どうしで気が合う様子がうかがえる。
玉井 たまこ (たまい たまこ)
声優:原愛紗実
ココナツの父親である「鹿田ヨウ」と昔馴染みで、お好み焼き屋の看板娘をしている25歳の女性。
肝が据わっている女性だが酒に酔うとハメを外す事もある。毎年行われる夏祭りの出店に関してヨウと言い争う事が多い。
小説版では彼女の父親とヨウが親友であり家族ぐるみで仲が良く、ココナツに対しても弟の様に可愛がっていた。
尾張ハジメ (おわり はじめ)
声優:赤﨑千夏
「だがしかし2」から登場した就職活動中の20歳の女性。性格はゆるい所があり、ココノツ曰く”スキが多い”との事。
有名大学で様々な資格を取得しながらも中退、コンビニで採用され研修を受けたものの遅刻を繰り返し解雇されてしまう。
その後、たまたま近くを通りかかったシカダ駄菓子屋に半ば強引に下宿し、YouTubeでの駄菓子レビュー、お店のホームページ作りなど手腕を発揮する。
ココノツのアイデアでネット通販のサイトを立ち上げようとした際には、遊び心が過ぎてしまい風俗店の様なページになってしまったため通販を諦めた事もあった。
枝垂紅豊 (しだれ べにゆたか)
声優:杉田智和
だがしかし2で登場。「枝垂ほたる」の実兄で妹がココノツの前に姿を見せなくなった頃に、シカダ駄菓子屋の目の前に開店したコンビニの店長として登場。リアクションはオーバーで恋愛話は苦手な様子を見せる。
「枝垂カンパニー」の後継者であるものの駄菓子よりも、食玩の方が好きなため会社を継ぐ事に葛藤を抱いており、行方を暗ました際には自身の素性を隠すため「紅豊(べに ゆたか)」と名前をフルネーム風にして名乗っていた。
当初は店頭にブランド菓子ばかり並べていたが、ココノツから”駄菓子を置いたらどうか”というアドバイスを受けた事で関心を示し、彼を自分の部下にしようと狙う様になる。
妹やココノツ達に助言をする事もあり、周りからはお兄さん的な立場の人間として慕われている。
「だがしかし」の登場キャラの感想
「だがしかし」の登場キャラの人物像や性格について紹介してみました。
「だがしかし」は駄菓子と菓子を掛け合わせた感じでしょうか?
「うまい棒」「ひもQ」「フエラムネ」「ベビースターラーメン」とかは子供に頃によく食べていたので懐かしさを感じさせるアニメだと思います。うまい棒は”めんたい味”と”たこ焼き味”、”コーンポタージュ味”が好きでした。
ちなみに「ガリガリ君」については赤城乳業から許可を取れなかったみたいで、作中では「ゴリゴリ君」という偽名で登場しています。
登場キャラとしてはオタクな主人公とヒロインが意気投合し、サブキャラ達が盛り立てていくというよくある構図かと思います。
オタクなヒーローは古いアニメではよく登場していますが、オタクのヒロインに関しては2000年以降でかなり多くなったという印象ですね。
時代を経るごとにヒロインキャラのバリエーションが豊富になってきた感じでしょうか。
本作は駄菓子好きとしては勿論のこと、普段駄菓子を食べない人でも昔食べた懐かしのお菓子を思い出して貰うという意味では各商品の宣伝効果が高い作品だと思います。アニメを見て久しぶりに駄菓子を食べてみようと思った人も多いのではないでしょうか?