歴代ゴジラシリーズで登場した怪獣・対ゴジラ用兵器を紹介したいと思います。
ゴジラシリーズといえば日本の怪獣映画を代表するシリーズであり、数多くの作品と共に多くの怪獣達が登場・活躍しました。
今回は出演回数が多い怪獣を中心にゴジラシリーズや東宝怪獣映画などで登場した怪獣・対ゴジラ兵器をまとめてみました。
シリーズで最も活躍したゴジラ怪獣・対ゴジラ用兵器
ゴジラシリーズや関連作品(モスラシリーズなど)で登場回数が多い怪獣をランキング形式でまとめてみました。
登場した怪獣や対ゴジラ用兵器に関しては随時更新していきたいと思います。
ゴジラ
登場回数:37回
1954年 | ゴジラ |
1955年 | ゴジラの逆襲 |
1962年 | キングコング対ゴジラ |
1964年 | モスラ対ゴジラ |
1964年 | 三大怪獣 地球最大の決戦 |
1965年 | 怪獣大戦争 |
1966年 | ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 |
1967年 | 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
1969年 | ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 |
1971年 | ゴジラ対ヘドラ |
1972年 | 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン |
1973年 | ゴジラ対メガロ |
1974年 | ゴジラ対メカゴジラ |
1975年 | メカゴジラの逆襲 |
1984年 | ゴジラ |
1989年 | ゴジラvsビオランテ |
1991年 | ゴジラvsキングギドラ |
1992年 | ゴジラvsモスラ |
1993年 | ゴジラvsメカゴジラ |
1994年 | ゴジラvsスペースゴジラ |
1995年 | ゴジラvsデストロイア |
1998年 | GODZILLA (ハリウッド版) |
1999年 | ゴジラ2000 ミレニアム |
2000年 | ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 |
2001年 | ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 |
2002年 | ゴジラ×メカゴジラ |
2003年 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2014年 | GODZILLA ゴジラ |
2016年 | シン・ゴジラ |
2017年 | キングコング:髑髏島の巨神 |
2017年 | GODZILLA (アニメ版) |
2019年 | ゴジラ キング・オブ・モンスターズ |
2021年 | ゴジラvsコング |
2021年 | ゴジラ S.P <シンギュラポイント> (アニメ版) |
2022年 | ゴジラVSガイガンレクス |
初代「ゴジラ」に初登場した以降で最も出演回数が多い怪獣。攻撃は主に放射熱線。
ゴジラシリーズなので出演数が多いのは当然だが、その強さも歴代怪獣の中でも最強格である。しかし、全戦全勝かと言うと意外とそうでもなく、「モスラ対ゴジラ」「ゴジラvsモスラ」「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」ではいずれも動きを封じられ最後は海に沈められるという結末を辿った。
歴代作品を通じても「モスラ」にはやや苦戦している様子である。
作品ごとに設定は異なるものの、昭和ゴジラやミレニアムシリーズに関しては水爆実験により居場所を失った怪獣という設定になっており、平成ゴジラ、シン・ゴジラに関しては核によって生物が突然変異したという設定になっている。
デザインに関しては昭和ゴジラは比較的小さめで愛嬌が感じられたが、平成ゴジラでは恐竜っぽさ、動物的な怖さが強調されている。これは当時の日本が恐竜ブームだった事も影響していると思われる。
ミレニアムシリーズでは顔の奥行きが増し背ビレも長くなり、シン・ゴジラでは一転してエイリアンの様な地球外生命体を彷彿とさせる不気味さが強調されている。
1954年の「ゴジラ」に登場した初代ゴジラ
「キングコング対ゴジラ」の昭和ゴジラ
「ゴジラvsキングギドラ」の平成ゴジラ
ゴジラvsデストロイア(バーニングゴジラ)
「ゴジラ2000 ミレニアム」のミレニアムゴジラ
「シン・ゴジラ」のゴジラ
「ゴジラVSガイガンレクス」のゴジラ
モスラ成虫
登場回数:13回
1961年 | モスラ |
1964年 | モスラ対ゴジラ |
1966年 | ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 |
1992年 | ゴジラvsモスラ |
1994年 | ゴジラvsスペースゴジラ |
1996年 | モスラ |
1997年 | モスラ2 海底の大決戦 |
1998年 | モスラ3 キングギドラ来襲 |
2001年 | ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 |
2003年 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2017年 | GODZILLA (アニメ版) |
2019年 | ゴジラ キング・オブ・モンスターズ |
ゴジラシリーズの中でもゴジラと共に人気が高い怪獣の一つ。
巨大な蛾をモチーフにした怪獣でモスラ幼虫から蛹形態を経て進化。歴代怪獣の中でも性格は温厚である。
インファント島の守護神でありシリーズを通して人類の味方として現れ、超音波ビームや鱗粉、巨大な羽を活かした羽ばたきで敵と戦う。
特に昭和・平成ゴジラシリーズではゴジラと戦う機会が多く、勝率も高い事からゴジラキラーと呼ばれる事もある。
平成ゴジラシリーズ終了後は、平成モスラシリーズ3部作が映画で公開された事でゴジラに変わり主役怪獣として躍り出た。
「モスラ対ゴジラ」のモスラ成虫
「ゴジラvsモスラ」のモスラ成虫
「モスラ2 海底の大決戦」のレインボーモスラ
「モスラ3 キングギドラ来襲」の鎧モスラ
「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」のモスラ
モスラ幼虫
登場回数:13回
1961年 | モスラ |
1964年 | モスラ対ゴジラ |
1964年 | 三大怪獣 地球最大の決戦 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
1992年 | ゴジラvsモスラ |
1996年 | モスラ |
1997年 | モスラ2 海底の大決戦 |
1998年 | モスラ3 キングギドラ来襲 |
2001年 | ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 |
2003年 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2017年 | GODZILLA (アニメ版) |
2019年 | ゴジラ キング・オブ・モンスターズ |
巨大な卵から孵化したモスラの幼虫。繭糸を敵に吹き付けて相手の動きを封じる攻撃が得意。
戦闘力自体は歴代怪獣の中でも低い部類に入るがゴジラに対してはめっぽう強く、ゴジラとの戦いでは繭系を吹き付けて動けなくした後、海に沈めるというパターンが多い。
劇中では小美人の召喚によって現れ、彼女達が「モスラの歌」を歌うとインファント島から海を渡って異国の地である日本までやってくる。
人類の味方ではあるが、地面を這って進むため日本に上陸した際には街の建造物を壊しながら小美人の元へ向かう描写が多い。
「モスラ対ゴジラ」のモスラ幼虫
「ゴジラvsモスラ」のモスラ幼虫
「モスラ3 キングギドラ来襲」の原始モスラ
キングギドラ
登場回数:8回
1964年 | 三大怪獣 地球最大の決戦 |
1965年 | 怪獣大戦争 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
1972年 | 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン |
1991年 | ゴジラvsキングギドラ |
2001年 | ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 |
2017年 | GODZILLA (アニメ版) |
2019年 | ゴジラ キング・オブ・モンスターズ |
シリーズではゴジラ、モスラと同じく登場回数が多く人気が高い怪獣。ドラゴンの姿をしており巨大な羽と三本の首、二又に分かれた尾が特徴。
「宇宙超怪獣」「超ドラゴン怪獣」など作品によって設定や異名が異なる。
戦闘力が高く引力光線や巨体を活かした格闘戦を得意としており、歴代怪獣の中でもかなりの強さを感じさせる描写が多いものの、昭和ゴジラシリーズでは1対複数の戦いで劣勢に追い込まれる事が多く最後に敗れ去ってしまうケースが目立つ。
平成ゴジラシリーズの「ゴジラVSキングギドラ」では3匹の「ドラット」がマーシャル諸島のビキニ環礁核実験の放射能の影響で合体・巨大化して誕生。
その後、ゴジラとの戦いで真ん中の首を失った事により「メカキングギドラ」としてサイボーグ化されている。
モスラシリーズやミレニアムシリーズでは、「デスギドラ」や「カイザーギドラ」の様な派生種も存在する。
「三大怪獣 地球最大の決戦」のキングギドラ
「怪獣大戦争」のキングギドラ
「ゴジラvsキングギドラ」のキングギドラ
「モスラ3 キングギドラ来襲」の白亜紀型キングギドラ
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
ラドン
登場回数:8回
1956年 | 空の大怪獣 ラドン |
1964年 | 三大怪獣 地球最大の決戦 |
1965年 | 怪獣大戦争 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
1993年 | ゴジラvsメカゴジラ |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2019年 | ゴジラ キング・オブ・モンスターズ |
2021年 | ゴジラ S.P <シンギュラポイント> |
プテラノドンをモチーフにした巨大怪獣でゴジラと同じく放射能の影響で巨大化した古代生物。口から高温のブレスを吐く攻撃を得意とする。
劇中においての扱いは様々で、初代ラドンは最終的に火口に落ちて死亡しているものの、「三大怪獣 地球最大の決戦」ではモスラ幼虫を背に乗せてモスラがキングギドラに繭糸を吹き付けられる様にサポートした。
また平成ゴジラシリーズの「ゴジラvsメカゴジラ」ではゴジラに敗れた後に「ファイヤーラドン」として進化。口からウラニウム熱線が使用可能になった。
その後、「スーパーメカゴジラ」のGクラッシャーでダウンしたゴジラに自らのエネルギーを分け与えた事でゴジラの再生・パワーアップに貢献している。
「空の大怪獣ラドン」のラドン
「怪獣大戦争」のラドン
「ゴジラvsメカゴジラ」のファイヤーラドン
「ゴジラ FINAL WARS」のラドン
アンギラス
登場回数:7回
1955年 | ゴジラの逆襲 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
1972年 | 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン |
1973年 | ゴジラ対メガロ |
1974年 | ゴジラ対メカゴジラ |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2021年 | ゴジラ S.P <シンギュラポイント> |
鎧竜のアンキロサウルスがゴジラと同様に水爆実験による放射能で突然変異した形態。背中全体が棘のある硬い甲羅に覆われており突進や尻尾、爪による格闘戦が得意である。
初代は「暴竜」の異名を持ち性格は獰猛、ゴジラにとっても初めて戦った怪獣で歴代怪獣の中でも古参の部類に入っている。
「怪獣総進撃」で登場した2代目以降はゴジラの相棒として登場、他の怪獣にも協力的な描写が多い事から「ゴジラ対メカゴジラ」ではゴジラと最も仲が良い怪獣として人類側に認知されている。
「ゴジラの逆襲」のアンギラス
「怪獣総進撃」のアンギラス
「ゴジラ対メガロ」のアンギラス
「ゴジラ FINAL WARS」のアンギラス
メカゴジラ
登場回数:7回
1974年 | ゴジラ対メカゴジラ |
1975年 | メカゴジラの逆襲 |
1993年 | ゴジラvsメカゴジラ |
2002年 | ゴジラ×メカゴジラ |
2003年 | ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS |
2017年 | GODZILLA (アニメ作品) |
2021年 | ゴジラvsコング |
歴代ゴジラと何度も戦いを繰り広げたライバルキャラ。
全身にはビーム、バリア、ミサイルなどの兵器が搭載されており、見た目も昭和・平成・ミレニアムと時代によって形態や仕様が変化しているのが特徴。
初代は「ブラックホール第3惑星人」によって地球侵略兵器として開発され全身兵器と飛行能力でゴジラと対峙するも首をもぎ取られ機能停止。
続編の「メカゴジラの逆襲」ではミサイルの強化に加え、サイボーグ人間の思考とリンクした事で頭部が分離しても機能停止する事はなくなった。
平成ゴジラシリーズでは「ゴジラvsメカゴジラ」で登場。Gフォースによる対ゴジラ兵器として開発されている。
昭和シリーズとは違い曲線状のデザインに変化。放射熱線を吸収・増幅して放つ事が出来る「プラズマグレネイド」を装備。
さらに1号機「ガルーダ」と合体する事で、「スーパーメカゴジラ」として攻撃力・機動性がパワーアップ、劇中ではゴジラをダウンさせるなど一時は圧倒的な強さを見せつけた。
ミレニアムシリーズ以降も登場しており、モスラやキングギドラと共にゴジラの良きライバルとして世代問わず人気が高い。
「ゴジラ対メカゴジラ」の初代メカゴジラ
「メカゴジラの逆襲」のメカゴジラII
「メカゴジラvsメカゴジラ」のスーパーメカゴジラ
「ゴジラ×メカゴジラ」に登場する通称”機龍”
ミニラ
登場回数:4回
1967年 | 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
1969年 | ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃 |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
ゴジラの幼体で性別はオス。体長は20メートルにも満たない。ゴジラよりも大人しく優しい性格で人間にも親しく接する。
ゴジラと同じく放射熱線を武器にしているものの未熟なためリング状でしか発射出来なかったが、ゴジラの教育により多少は上達。「怪獣総進撃」では熱線でキングギドラにトドメを刺している。
平成ゴジラシリーズでは一度も登場する事は無かったが、ミニラよりもゴジラの形態に近い怪獣として「ベビーゴジラ」「リトルゴジラ」「ゴジラジュニア」が登場している。
また「ゴジラ FINAL WARS」では35年ぶりに登場。
人間サイズで出現し人間と交流。その後ゴジラの戦いを見た事から本能に目覚め20メートルに急成長、リング放射熱線も使用可能になった。
「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」のミニラ
「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」のミニラ
「ゴジラ FINAL WARS」のミニラ
キングコング
登場回数:4回
1962年 | キングコング対ゴジラ |
1967年 | キングコングの逆襲 |
2017年 | キングコング:髑髏島の巨神 |
2021年 | ゴジラvsコング |
アメリカ発の巨大ゴリラ怪獣。1933年に登場している事から実はゴジラよりも古い怪獣である。
日本でも「キングコング対ゴジラ」で初共演。日本とアメリカを代表する怪獣同士のぶつかり合いで話題になりゴジラ史上最多の観客動員数を記録している。
日本版はアメリカ版よりも体長や能力が異なっており、ゴジラを倒すために強さと耐久力を持つ怪獣として描かれている。
ちなみに「キングコング対ゴジラ」では体長45メートルに設定されていた。
「キングコングの逆襲」では伝説の巨獣キングコングに加えて、悪の科学者によって作られた「メカニコング」が登場している。
「キングコング対ゴジラ」のキングコング
「キングコングの逆襲」のキングコング
「キングコング:髑髏島の巨神」のコング
「ゴジラvsコング」のコング
ガイガン
登場回数:4回
1972年 | 地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン |
1973年 | ゴジラ対メガロ |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2022年 | ゴジラVSガイガンレクス |
宇宙人によって改造されたサイボーグ怪獣。
レーザーや火炎放射器、腹部のブラディ・カッターなどの兵器を搭載する。ゴジラシリーズにおいてキングギドラと同じく名悪役怪獣として認知されている。
「地球進撃命令 ゴジラ対ガイガン」で初登場、M宇宙ハンター星雲人が宇宙恐竜をベースにサイボーグ化した怪獣としてキングギドラと共に地球を襲う。
「ゴジラ対メガロ」ではメガロの仲間としてジェットジャガーやゴジラ相手に戦かったが、最後には退散している。
「ゴジラ FINAL WARS」ではX星人により1万2千年前に作られモスラと死闘、古代文明を壊滅に追い込む。
その後、地球防衛軍によりミイラの姿で回収されたが、X星人の呼びかけにより復活、轟天号を一度撃破した。
「地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン」のガイガン
「ゴジラ対メガロ」のガイガン
「ゴジラ FINAL WARS」のガイガン
「ゴジラVSガイガンレクス」のガイガン
クモンガ
登場回数:4回
1967年 | 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2021年 | ゴジラ S.P <シンギュラポイント> |
巨大蜘蛛怪獣。口から毒針を吐き強力な糸で相手を捕まえるのが得意。
初登場した「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」ではミニラとカマキラスの戦闘で目覚め、ゾルゲル島で人間達を襲った。
その後、カマキラスを毒針で倒しミニラにも襲い掛かろうとするが、ゴジラを怒らせてしまい最後はゴジラとミニラのダブル熱線で倒されてしまう。
「怪獣総進撃」ではゴジラを筆頭に地球怪獣連合の一員として登場、モスラ幼虫と共にキングギドラを系で捕まえ勝利に貢献する。
「ゴジラ FINAL WARS」ではX星人の手先として登場、パワーアップした糸を駆使してゴジラと戦ったが最後は糸を掴まれ上空遥か彼方へ投げ飛ばされてしまう。
「怪獣島の決戦-ゴジラの息子」のクモンガ
「怪獣総進撃」のクモンガ
「ゴジラ FINAL-WARS」のクモンガ
マンダ
登場回数:4回
1963年 | 海底軍艦 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
2004年 | ゴジラ FINAL WARS |
2021年 | ゴジラ S.P <シンギュラポイント> |
「海底軍艦」で初登場した龍の形をした怪獣。
ムウ帝国の守護神で数多くの生贄を与えられてきた。ムウ帝国に進撃してきた轟天号を迎え撃ち船体に巻きつくも高圧電流を流され絶命。
ゴジラとは「怪獣総進撃」で初共演し2代目マンダとして登場。ゴジラ、ラドン、モスラと共にキラアク星人に操られ東京の街を襲った。
その後、人間達の活躍でキラアク星人のコントロールからは逃れた事でバラン、バラゴンと共にキングギドラ戦に参加している。
「ゴジラ FINAL WARS」でも新・轟天号と戦い船体に巻きついて潰そうとするが、海底噴火により炎上。燃え盛った身体で襲いかかるも冷凍メーサーで氷漬けにされている。
「怪獣総進撃」のマンダ
「ゴジラ FINAL WARS」のマンダ
出典元:twitter.com/GODZILLA_SP
「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」のマンダ
スーパーX
登場回数:3回
1984年 | ゴジラ |
1989年 | ゴジラvsビオランテ |
1995年 | ゴジラvsデストロイア |
陸上自衛隊の首都防衛用移動要塞でゴジラの放射能熱線に耐えられる兵器として開発された。
1984年の「ゴジラ」で初登場、冷凍兵器や実弾兵器でゴジラに抵抗、3発の熱線に耐えられたが4発目で機体が耐えられず撃墜されてしまう。
「ゴジラvsビオランテでは」2代目として「スーパーX2」が登場。
前回とは違い遠隔コントロール式になった。ゴジラの放射能熱線を発射する兵器「ファイヤーミラー」を駆使して善戦するが、最終的にはミラーの損耗によって熱線に耐えきれず撃墜されてしまう。
「ゴジラvsデストロイア」では初代と2代目の反省を踏まえて開発された「スーパーXIII」が登場。
メルトダウン寸前の「バーニングゴジラ」を氷漬けにした他、終盤にはゴジラとの戦闘の末に逃亡したデストロイアを超低温レーザーでトドメを刺すなど大活躍した。
「ゴジラ(1984年)」で初登場したスーパーX
「ゴジラvsビオランテ」のスーパーX2
「ゴジラvsデストロイア」のスーパーXIII
バラゴン
登場回数:3回
1965年 | フランケンシュタイン対地底怪獣 |
1968年 | 怪獣総進撃 |
2001年 | ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃 |
恐竜時代の寒冷化から生き永らえた恐竜型の怪獣で「地底怪獣」の異名を持つ。
頭部には大きな角が生え、動きが素早く巨大な爪と背中の大きなヒダを使い地中へ潜る事を得意としている。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」で初登場。武器として口から瞬時に赤い熱線を吐く事が出来るが威力が低いため攻撃用としては不十分だった。
「怪獣総進撃」では初めてゴジラと共演、キラアク星人に操られ天城に出現する。
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」では古代に妙高山付近に封印されていたが、その後復活。
地中へ潜り込みゴジラの足元を崩すなどで転倒させ格闘戦を仕掛けるも、最後はゴジラの熱線により倒されてしまう。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」のバラゴン
「怪獣総進撃」のバラゴン
「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」のバラゴン
大ダコ
登場回数:3回
1962年 | キングコング対ゴジラ |
1965年 | フランケンシュタイン対地底怪獣 |
1966年 | フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ |
突然変異により巨大化したタコ。突然変異の原因は劇中では明かされていない。怪力を活かした8本の足で敵に絡みつく。設定上ではタコ墨も吐く事が出来る。
登場回数は他の怪獣に比べて多い方ではあるが、クモンガと同じくサブキャラ扱いになってしまっている。
「キングコング対ゴジラ」で初登場、ソロモン諸島付近に生息しており、ファロ島に上陸して島民を襲うもキングコングによって海へ投げ飛ばされている。
「フランケンシュタイン対地底怪獣」ではバラゴンを倒すも疲弊していたフランケンシュタインの前に突然現れ湖に引きずり込み消息を絶った。
「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」では漁船を襲撃するも乱入したガイラとの戦闘で絶命している。
キングコングに絡みつく大ダコ
「フランケンシュタイン対地底怪獣」の大ダコ
「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」の大ダコ
その他の怪獣・対ゴジラ兵器と登場作品一覧
ゴジラシリーズでの登場回数が3回未満の怪獣・対ゴジラ用兵器を一覧にしてまとめてみました。
登場回数2回の怪獣 | |
モゲラ | 「地球防衛軍」「ゴジラvsスペースゴジラ」 |
バラン | 「大怪獣バラン」「怪獣総進撃」 |
轟天号 | 「海底軍艦」「ゴジラ FINAL WARS」 |
ゴロザウルス | 「キングコングの逆襲」「怪獣総進撃」 |
メガヌロン | 「空の大怪獣 ラドン」「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」 |
カマキラス | 「怪獣島の決戦 ゴジラの息子」「ゴジラ FINAL WARS」 |
エビラ | 「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」「ゴジラ FINAL WARS」 |
ヘドラ | 「ゴジラ対ヘドラ」「ゴジラ FINAL WARS」 |
ジェットジャガー | 「ゴジラ対メガロ」「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」 |
キングシーサー | 「ゴジラ対メカゴジラ」「ゴジラ FINAL WARS」 |
ムートー | 「GODZILLA ゴジラ」「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」 |
登場回数1回の怪獣 | |
ショッキラス | 「ゴジラ(1954)」 |
大トカゲ | 「キングコング対ゴジラ」 |
メカニコング | 「キングコングの逆襲」 |
大ウミヘビ | 「キングコングの逆襲」 |
大コンドル | 「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」 |
ガバラ | 「ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃」 |
メガロ | 「ゴジラ対メガロ」 |
チタノザウルス | 「メカゴジラの逆襲」 |
ビオランテ | 「ゴジラvsビオランテ」 |
ゴジラザウルス | 「ゴジラvsキングギドラ」 |
ドラット | 「ゴジラvsキングギドラ」 |
メカキングギドラ | 「ゴジラvsキングギドラ」 |
バトラ | 「ゴジラvsモスラ」 |
ベビーゴジラ | 「ゴジラvsメカゴジラ」 |
リトルゴジラ | 「ゴジラvsスペースゴジラ」 |
スペースゴジラ | 「ゴジラvsスペースゴジラ」 |
ゴジラジュニア | 「ゴジラvsデストロイア」 |
デストロイア | 「ゴジラvsデストロイア」 |
デスギドラ | モスラ(1996) |
ゴーゴ | 「モスラ2 海底の大決戦」 |
ダガーラ | 「モスラ2 海底の大決戦」 |
ベーレム | 「モスラ2 海底の大決戦」 |
オルガ | 「ゴジラ2000 ミレニアム」 |
メガニューラ | 「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」 |
メガギラス | 「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」 |
カメーバ | 「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」 |
ジラ | 「ゴジラ FINAL WARS」 |
カイザーギドラ | 「ゴジラ FINAL WARS」 |
モンスターX | 「ゴジラ FINAL WARS」 |
スカル・クローラー | 「キングコング:髑髏島の巨神」 |
バンブー・スパイダー | 「キングコング:髑髏島の巨神」 |
スケル・バッファロー | 「キングコング:髑髏島の巨神」 |
リバー・デビル | 「キングコング:髑髏島の巨神」 |
サイコ・バルチャー | 「キングコング:髑髏島の巨神」 |
スポア・マンティス | 「キングコング:髑髏島の巨神」 |
セルヴァム | 「GODZILLA(アニメ版)」 |
ベヒモス | 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」 |
スキュラ | 「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」 |
サルンガ | 「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」 |
カマンガ | 「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」 |
ハネンガ | 「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」 |
ゼンブンガ | 「ゴジラ S.P <シンギュラポイント>」 |
ゴジラシリーズで活躍した怪獣・対ゴジラ用兵器の感想
ゴジラシリーズで登場した怪獣・対ゴジラ用兵器を登場回数が多い順に紹介しました。
題名はゴジラシリーズですが、今回はゴジラとの関連性がある怪獣映画も対象にしているため、ゴジラが登場しない作品(「モスラ(1961)」「空の大怪獣 ラドン」、モスラシリーズ3部作)などもカウントしています。
出演回数が最多のゴジラを除くと歴代の中でも登場機会が多かった怪獣はモスラ、キングギドラ、メカゴジラ、ラドン、アンギラスになりますが、これは予想していた人も多いかと思います。
続いてミニラ、クモンガ、キングコング、マンダ、スーパーX、ガイガンでしたが、クモンガやマンダといったマイナーな怪獣の登場回数が多いのは意外でしたね。
個人的にはビオランテ、メガロ、スーパーX、メカキングギドラも見たいので今後のゴジラ映画に是非登場して欲しいと思っています。