機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで登場する地球連邦軍(ロンド・ベル)、新生ネオジオンのモビルスーツ、モビルアーマーを紹介します。
前大戦ではスペックのインフレが起こりパワー重視の機体が多かったのですが、第二次ネオジオン抗争では第4世代「サイコフレーム搭載機」が登場します。それ故に主人公機を初め多くのニュータイプ専用機が登場するのが特徴となっています。
本記事では機体の紹介以外に、第二次ネオジオン抗争に登場する機体をスペック項目別にランキングとしてまとめています。
地球連邦軍のモビルスーツ一覧
RX-93 νガンダム
劇場版のみ登場。
アナハイム・エレクトロニクスが開発したサイコミュ搭載のニュータイプ専用機。開発責任者は「オクトバー・サラン」。設計には地球連邦軍第13独立部隊ロンドベルに所属している「アムロ・レイ」も関わっている。
ネオジオン総帥のシャア・アズナブルが「5thルナ」を落とした事で戦況が変化、νガンダムの開発を監督・調整を担当している「チェーン・アギ」に事前通知なくサイコフレームへ換装、ロールアウトを10日繰り上げられている。(後にサイコフレームの情報は意図的に流出させたとシャアが語っている)
頭部バルカン砲やビームライフル、ニューハイパーバズーカー、ミサイルランチャー、ビームキャノン、ビームライフルなど通常兵装に加えて、オールレンジ攻撃が可能なフィン・ファンネルを背部に6基装備する。
またフィンファンネルでピラミッド型のIフィールドを展開する事でビーム攻撃に対するバリアを張る事も可能。
劇中では当初ファンネル無しの状態で戦闘に参加したが、後にフィン・ファンネルがラー・カイラムに届けられ調整された。同じくロンドベルに所属する「ケーラ ・スゥ」がギュネイのヤクトドーガに人質にされた時はファンネルが過剰に反応、アムロの意思に反して防御攻撃してしまう事もあった。
物語終盤にシャアが搭乗するサザビーと対戦、ファンネルやビームライフルなどお互い武器を使い果たしたが、最終的にはサザビーを上回る戦いを見せた。
最後は地球への落下コースを辿るアクシズを連邦軍やネオジオンのMSと共にスラスター全開で押し返そうとする。ジムIIIなど一部の機体がオーバーロードで爆散する中、サイコフィールドを発生させてアクシズを押し返した。
だがアムロとシャアのその後の消息は不明である。
型式番号 | RX-93 |
頭頂高 | 22.0m |
本体重量 | ガンダリウム合金 |
装甲材質 | 2980kw |
ジェネレータ出力 | 97800kg |
スラスター推力 | 97800kg |
センサー有効半径 | 21300m |
アポジモーター数 | 26基 |
武装 | フィンファンネル、ビームライフル、ビームキャノン、ニューハイパーバズーカ、グレネードランチャー、ミサイルランチャー、バルカン砲、ビームサーベル、シールド |
搭乗者 | アムロ・レイ |
RX-93-ν2 Hi-νガンダム
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」「CCA-MSV」に登場する地球連邦軍のニュータイプ専用モビルスーツ。
二つの機体設定があり「νガンダムの改良発展型(CCA-MSV)」「小説版のベルトーチカ・チルドレン登場版」がある。
「νガンダムの改良発展型(CCA-MSV)」版ではロンド・ベルに納入された後にアナハイム・エレクトロニクスで独自に改修されたと言う設定。
バックパックの左右に3基のフィン・ファンネルが配置されエネルギー充填による稼働時間が延長、プロペラントタンク増設により機体本体の稼働時間も長くなっている。また大出力のハイパーメガバズーカランチャーを装備する。
「小説版のベルトーチカ・チルドレン登場版」では映画版のパラレルワールドという設定であり、劇場版のνガンダムと同一機だがアムロは開発に携わっていない。
右腕部にマシンガンを装備、後部のマガジンラックは交換が可能。小説版やコミカライズでは「RX-93 νガンダム」と呼称されているが、模型媒体では「RX-93-ν2 Hi-νガンダム」という名前になっている。
型式番号 | RX-93-ν2 |
頭頂高 | 20.0m |
本体重量 | 27.9t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 不明 |
スラスター推力 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
アポジモーター数 | 不明 |
武装 | フィンファンネル、ハイパーメガバズーカランチャー、ビームライフル、バルカン砲、ニューハイパーバズーカ、ビームサーベル、右腕部マシンガン(リファイン版)、右腕部ビームガトリングガン(Ver.ka版)、シールド |
搭乗者 | アムロ・レイ |
RGZ-91 リ・ガズィ
試作攻撃型モビルスーツ。Zガンダムの簡易変形モデル。
リ・ガズィとは「Refined Gundam Zeta (リファイン・ガンダム・ゼータ)」の事である。
Zガンダムは優秀な機体であるが変形機構のコストがネックとなっていた。そのため「バック・ウェポン・システム (BWS)」というモジュールを採用した事で不可逆にMA形態からMS形態へ変形する事が可能になった。
機動力はオリジナルのZガンダムに劣るものの、それ以外のスペックは大差がない。
BWSは出撃時に装着し戦闘空域までサブフライトシステム(SFS)として活用、その後パージしてMS形態になる事で戦闘に移行する。
劇中の序盤には「アムロ・レイ」が搭乗し、「ギュネイ・ガス」のヤクトドーガに手傷を負わせた。
その後、νガンダムに乗り換えたアムロに変わって、「ケーラ・スゥ」が搭乗するが、ギュネイのヤクトドーガの攻撃で中破に追い込まれた。
ケーラ亡き後は、「チェーン・アギ」がアムロにサイコフレームの試料を届けるために出撃するが途中遭遇した「クェス・パラヤ」のαアジールをグレネードで撃墜。しかしこれに激情した「ハサウェイ・ノア」がチェーンのリ・ガズィにビームライフルを乱射、直撃を受けて撃墜されてしまう。
型式番号 | RGZ-91 |
頭頂高 | 20.5m |
本体重量 | 24.7t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 2550kw |
スラスター推力 | 67600kg |
センサー有効半径 | 18900m |
アポジモーター数 | 20基 |
武装 | ビームライフル、グレネードランチャー、ハンドグレネード、バルカン砲、ビームサーベル、シールド、大口径ビームキャノン (BWS)、ビームキャノン (BWS) |
搭乗者 | アムロ・レイ、ケーラ・スゥ、チェーン・アギ |
RGM-89 ジェガン
地球連邦軍の量産型モビルスーツ。
第一次ネオジオン抗争直後にアナハイム・エレクトロニクスがジムとネモを融合する形で開発した。量産機のため装甲はコストを考慮して「ガンダリウム合金」から「チタン合金セラミック複合材」を採用。
頭部にはメインカメラと長距離センサーを装備、バックパックにはメインスラスター1基とサブスラスター4基を装備し機動性に優れている仕様となっている。
型式番号 | RGM-89 |
頭頂高 | 19.0m |
本体重量 | 21.3t |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
ジェネレータ出力 | 1870kw |
スラスター推力 | 67100kg |
センサー有効半径 | 14200m |
アポジモーター数 | 19基 |
武装 | ビームライフル、ハンドグレネード、ミサイルランチャー、バルカン、ビームサーベル、シールド |
搭乗者 | ケーラ・スゥ、ハサウェイ・ノア、連邦軍一般兵 |
RGM-86R ジムIII
グリプス戦役で活躍した「ジムII」を時代水準に満たすためにジェネレータ出力や制御系統などを改修した機体。
開発はカラバ、もしくはカラバとアナハイム・エレクトロニクスの共同開発とされている。ジェガンが開発・配備されるまでの代替戦力として「GMIII」計画が推進された。
第一次ネオジオン抗争に登場する機体のスペックのインフレに伴い活躍期間は短かったが、シャアの反乱時にはロンドベルの援軍として登場している。
型式番号 | RGM-86R |
頭頂高 | 18.0m |
本体重量 | 38.6t |
装甲材質 | チタン合金 + ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 1560kw |
スラスター推力 | 81200kg |
センサー有効半径 | 10900m |
アポジモーター数 | 8基 |
武装 | ビームライフル、ミサイルポッド、大型ミサイルランチャー、バルカン砲、ビームサーベル |
搭乗者 | 地球連邦軍一般兵、カラバ一般兵 |
新生ネオジオン軍のモビルスーツ一覧
MSN-04 サザビー
新生ネオジオン軍の総帥「シャア・アズナブル」が搭乗するニュータイプ専用機。
旧ネオジオン軍のニュータイプ研究機関が設計をしていたが、製造・実験用施設の不足によりアナハイム・エレクトロニクスに製造を委託、
サイコフレームを搭載しニュータイプ能力を持つパイロットが扱う事によって高い追従性を発揮する。高い機動性とプロペラントタンクによる稼働時間を確保、メガ粒子砲を内蔵しており高い攻撃力を発揮、さらに脱出用のポッドも兼ね備えている。
型式番号 | MSN-04 |
頭頂高 | 23.0m |
本体重量 | 30.5t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 3960kw |
スラスター推力 | 133000kg |
センサー有効半径 | 22600m |
アポジモーター数 | 28基 |
武装 | ファンネル、メガ粒子砲、ビームショットライフル、ミサイル、ビームトマホーク、ビームサーベル |
搭乗者 | シャア・アズナブル |
MSN-04II ナイチンゲール
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場。
ネオジオン軍が開発したサイコフレーム搭載のニュータイプ専用モビルスーツ。
時代水準よりも大型な機体であるが可動式バインダーと機体各所のバーニアにより機動性が高い。機動性の高さ故に推進剤の消費が激しいが、プロペラントタンク搭載により稼働時間を補っている。
二つの機体設定が存在し、「CCA-MSV」と「小説ベルトーチカ・チルドレン」版がある。
「CCA-MSV」ではサザビーの強化発展機として扱われ、性能を極限まで追求する様なMAのコンセプトで開発された。
のちに本機の延長線上としてモビルアーマー「βアジール」が開発されている。
「小説ベルトーチカ・チルドレン」ではサザビーが存在しないものの、それに相当する機体となっている。
型式番号 | MSN-04II |
頭頂高 | 22.5m |
本体重量 | 48.2t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 6760kw |
スラスター推力 | 133000kg |
センサー有効半径 | 23420m |
アポジモーター数 | 不明 |
武装 | ファンネル、大型メガビームライフル、内臓型メガ粒子砲、バルカン砲、マイクロミサイル、ビームトマホーク、ビームサーベル、隠し腕、シールド |
搭乗者 | シャア・アズナブル |
MSN-03 ヤクト・ドーガ
ネオジオン軍のニュータイプ専用試作型モビルスーツ。
劇中では「ギュネイ・ガス」と「クェス・パラヤ」が搭乗しているが、それぞれカラーリングや武装が異なる。
ギラドーガのムーバブルフレームを元に開発、新開発のサイコフレームを搭載する事でサイコミュ機器の小型化と機体の追従性を高めている。
ジェネレータ出力もギラドーガより高出力化、さらに装甲を「チタン合金セラミック複合材」から「ガンダリウム合金」に変更する事で剛性がアップした。
型式番号 | MSN-03 |
頭頂高 | 21.0m |
本体重量 | 28.0t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 3340kw |
スラスター推力 | 82000kg |
センサー有効半径 | 20500m |
アポジモーター数 | 17基 |
武装 | ファンネル、メガ粒子砲、ビームアサルトライフル (ギュネイ機)、メガガトリングガン (クェス機)、ミサイル、ヒートナイフ付ビーム・サーベル、シールド |
搭乗者 | ギュネイ・ガス、クェス・パラヤ |
AMS-119 ギラ・ドーガ
新生ネオジオン軍の量産型モビルスーツ。新生ネオジオン軍の拠点である「スウィートウォーター」で開発されアナハイム・エレクトロニクスで生産された。
ザクと同じ緑色の機体である。作戦に応じてバックパックや、武装を変更する事が可能。
グリプス戦役の頃に開発された機体であるため機体設計が古く第二次ネオジオン抗争の頃では既に旧式化していたが、ネオジオン軍がNT専用機やモビルアーマーの開発に重点を置いていたため、新型の量産機を開発する事ができなかった。
劇中では紫色のレズン専用ギラドーガも登場したが、チェーンが砲座を努めるラー・カイラムの対空砲火によって撃墜されている。
型式番号 | AMS-119 |
頭頂高 | 20.0m |
本体重量 | 23.0t |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
ジェネレータ出力 | 2160kw |
スラスター推力 | 54000kg |
センサー有効半径 | 16400m |
アポジモーター数 | 15基 |
武装 | ビームマシンガン、グレネードランチャー、シュツルムファウスト、ビームソードアックス、シールド |
搭乗者 | レズン・シュナイダー、レイラ・ラギオール、ヴィンセント・グライスナー |
MSN-03-2 サイコ・ドーガ (MS)
「機動戦士ガンダム逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」に登場。サイコ・ギラ・ドーガとも呼ばれる。「CCA-MSV」に登場するモビルアーマー「サイコ・ドーガ」とは別物である。
サイコフレームを搭載したネオジオン軍の試作型モビルスーツ。
ギラドーガと共通部品が多いが、肩部アーマーにファンネルが搭載されている。
型式番号 | MSN-03-2 |
頭頂高 | 不明 |
本体重量 | 不明 |
装甲材質 | 不明 |
ジェネレータ出力 | 不明 |
スラスター推力 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
アポジモーター数 | 不明 |
武装 | ファンネル、ビームアサルトライフル、ミサイル、ヒートナイフ付ビームサーベル、シールド |
搭乗者 | グラーブ・ガス |
RMS-116H ホビー・ハイザック
民間用にハイザックを払い下げた機体。
民間用であるため塗装も変更され、武装は装備されていない。ハイザック・カスタムに近い外装をしており、スラスター増設などカスタマイズされている。
型式番号 | RMS-116H |
頭頂高 | 18.5m |
本体重量 | 35.4t |
装甲材質 | チタン合金セラミック複合材 |
ジェネレータ出力 | 不明 |
スラスター推力 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
アポジモーター数 | 不明 |
武装 | なし |
搭乗者 | ギュネイ・ガス |
新生ネオジオン軍のモビルアーマー
NZ-222 サイコ・ドーガ
CCA-MSVに登場するネオジオン軍のニュータイプ専用モビルアーマー。αアジールのプロトタイプである。
機体下部にブースターとランディングギアを搭載。サイコミュの小型化に成功した事で設計が見直されαアジールが開発される事となった。
型式番号 | NZ-222 |
頭頂高 | 29.2m |
本体重量 | 78.3t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 不明 |
スラスター推力 | 不明 |
センサー有効半径 | 不明 |
アポジモーター数 | 不明 |
武装 | ファンネル、有線サイコミュ式ビーム砲 |
搭乗者 | その他 |
NZ-333 α・アジール
ネオジオン軍が開発したニュータイプ専用モビルアーマー。
かつてデラーズ紛争で活躍した「ノイエ・ジール」の系譜にあたり、旧ネオジオン軍の大型モビルスーツ「クィン・マンサ」の後継機種である。
強大なジェネレータ出力と強襲用シュツルムスラスターユニットにより凄まじい推進力を有しているが、機体が巨大なためモビルスーツとの接近戦が不得意である。
機体の大きさ故に艦船には格納できない。
劇中ではクェス・パラヤが搭乗。ネオジオン旗艦レウルーラに曳航されており、アクシズ地球落下作戦開始時に実戦投入された。
ファンネルやメガ粒子砲、有線サイコミュ式メガアーム砲で連邦軍のモビルスーツを多数撃墜した。アムロ・レイのνガンダムと交戦した際に首元にビームライフルの直撃を受け動力パイプを損傷。
その後チェーン・アギが搭乗するリ・ガズィと交戦、グレネードを首元の損傷部分に受けて撃墜された。
型式番号 | NZ-333 |
頭頂高 | 58.4m |
全長 | 108.26m |
本体重量 | 128.6t |
装甲材質 | ガンダリウム合金 |
ジェネレータ出力 | 19830kw |
スラスター推力 | 2217500kg |
センサー有効半径 | 23800m |
アポジモーター数 | 31基 |
武装 | ファンネル、、有線サイコミュ式メガアーム砲、2連装バルカン砲 |
搭乗者 | クェス・パラヤ |
項目別スペックランキング
第二次ネオジオン抗争に登場する各機種のスペックを項目別にランキング形式にしてみました。
スペック項目は「スラスター推力」「機動性(推力重量比)」「ジェネレータ出力」「アポジモーター数」「センサー有効半径」「大きさ」「重量」になります。
各機体のジェネレータ出力
1560kw | RGM-86R ジムIII |
1870kw | RGM-89 ジェガン |
2160kw | AMS-119 ギラ・ドーガ |
2550kw | RGZ-91 リ・ガズィ |
2980kw | RX-93 νガンダム |
3340kw | MSN-03 ヤクト・ドーガ |
3960kw | MSN-04 サザビー |
6760kw | MSN-04II ナイチンゲール |
19830kw | NZ-333 α・アジール |
各機体のスラスター推力
54000kg | AMS-119 ギラ・ドーガ |
67100kg | RGM-89 ジェガン |
67600kg | RGZ-91 リ・ガズィ |
81200kg | RGM-86R ジムIII |
82000kg | MSN-03 ヤクト・ドーガ |
97800kg | RX-93 νガンダム |
133000kg | MSN-04 サザビー |
MSN-04II ナイチンゲール | |
2217500kg | NZ-333 α・アジール |
各機体の機動性(推力重量比)
「スラスター推力 ÷ 本体重量」で計算。
2.10 | RGM-86R ジムIII |
2.34 | AMS-119 ギラ・ドーガ |
2.73 | RGZ-91 リ・ガズィ |
2.75 | MSN-04II ナイチンゲール |
2.92 | MSN-03 ヤクト・ドーガ |
3.15 | RGM-89 ジェガン |
3.50 | RX-93 νガンダム |
4.36 | MSN-04 サザビー |
17.24 | NZ-333 α・アジール |
各機体のアポジモーター数
8基 | RGM-86R ジムIII |
15基 | AMS-119 ギラ・ドーガ |
17基 | MSN-03 ヤクト・ドーガ |
19基 | RGM-89 ジェガン |
20基 | RGZ-91 リ・ガズィ |
26基 | RX-93 νガンダム |
28基 | MSN-04 サザビー |
31基 | NZ-333 α・アジール |
各機体のセンサー有効半径
10900m | RGM-86R ジムIII |
14200m | RGM-89 ジェガン |
16400m | AMS-119 ギラ・ドーガ |
18900m | RGZ-91 リ・ガズィ |
20500m | MSN-03 ヤクト・ドーガ |
21300m | RX-93 νガンダム |
22600m | MSN-04 サザビー |
23420m | MSN-04II ナイチンゲール |
23800m | NZ-333 α・アジール |
各機体の大きさ
18.0m | RGM-86R ジムIII |
18.5m | RMS-116H ホビー・ハイザック |
19.0m | RGM-89 ジェガン |
20.0m | RX-93-ν2 Hi-νガンダム |
AMS-119 ギラ・ドーガ | |
20.5m | RGZ-91 リ・ガズィ |
21.0m | MSN-03 ヤクト・ドーガ |
22.0m | RX-93 νガンダム |
22.5m | MSN-04II ナイチンゲール |
23.0m | MSN-04 サザビー |
29.2m | NZ-222 サイコ・ドーガ |
58.4m | NZ-333 α・アジール |
各機体の重量
21.3t | RGM-89 ジェガン |
23.0t | AMS-119 ギラ・ドーガ |
24.7t | RGZ-91 リ・ガズィ |
27.9t | RX-93 νガンダム |
RX-93-ν2 Hi-νガンダム | |
28.0t | MSN-03 ヤクト・ドーガ |
30.5t | MSN-04 サザビー |
35.4t | RMS-116H ホビー・ハイザック |
38.6t | RGM-86R ジムIII |
48.2t | MSN-04II ナイチンゲール |
78.3t | NZ-222 サイコ・ドーガ |
128.6t | NZ-333 α・アジール |
各機体の装甲素材一覧
ガンダリウム合金 | RX-93 νガンダム |
RX-93-ν2 Hi-νガンダム | |
RGZ-91 リ・ガズィ | |
MSN-04 サザビー | |
MSN-04II ナイチンゲール | |
MSN-03 ヤクト・ドーガ | |
NZ-222 サイコ・ドーガ | |
NZ-333 α・アジール | |
チタン合金 + ガンダリウム合金 | RGM-86R ジムIII |
チタン合金セラミック複合材 | RGM-89 ジェガン |
RMS-116H ホビー・ハイザック | |
AMS-119 ギラ・ドーガ |
第二次ネオジオン抗争で活躍した機動兵器の感想
機動戦士ガンダム 逆襲のシャアで登場したモビルスーツ、モビルアーマーを紹介しました。
劇場版と小説版などでは登場するMS・MAが少し違うのが分かると思います。
まずスペック別に見ていくと、νガンダムよりサザビーの方が高機動なのが意外でした。
劇中終盤にνガンダムとサザビーが対決するシーンがあるのですが、最後の方はνガンダムの機動性・運動性が勝っていた感じがあるので、νガンダムの方が機動力が高いと思っていたのですが、実際の数値を出してみるとサザビーの方が高機動なのは驚きでした。
アムロのパイロット技術があってこそのサザビー撃墜とも言えると思います。
ジェネレータ出力はα・アジールやナイチンゲールを除けば、当時の平均水準に近い数値であると思います。むしろ前大戦のZZガンダム、旧ネオジオンのゲーマルク、ドーベンウルフ、クィン・マンサの方がパワーがあるくらいです。
モビルスーツの大きさに関しては20mを超えるモビルスーツが多いのは前大戦と同じだと思います。
第二次ネオジオン抗争に登場する機体を全体的に見てみると、スペック的には旧大戦である第一次ネオジオン抗争に登場する機体と大きく変わらないと思いました。αアジール、ナイチンゲールを除けば突出したスペックを持つMSはない感じがします。
ただ前大戦との最大の違いは第4世代MSの条件である「サイコフレーム搭載機」が多い事です。
サイコフレームの登場により本大戦ではニュータイプや強化人間によるオールレンジ攻撃が多数目立ちます。また劇中ではサイコフレームの効果による追従性の高さや、サイコフィールドの描写もいくつか存在します。
「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」は高スペックな機体で敵を圧倒するのではなく、ニュータイプ能力とMS操縦技術による「パイロット」の違いが分かりやすい作品だと思います。
取り分け主人公のアムロ・レイのMS操縦技術が素晴らしくスペックで劣るリ・ガズィでギュネイのヤクトドーガを追い詰めるシーンはロマンがあります。