歴代作品に登場したボールの特徴や活躍、派生機などを紹介したいと思います。
ガンダムに登場するボールといえばジムと並んでやられ役というイメージがあり連邦軍兵士からは「動く棺桶」と呼ばれています。しかし生産コストに優れておりMSの後方支援を行う他、様々な派生機も登場しています。
今回はボールの特徴や活着、全バリエーションと最強の機種を3つ紹介したいと思います。
ボールの特徴と活躍
開発経緯
出典元:twitter.com/snri8741
ジム支援用に宇宙作業用スペースポッドをベースに開発された機体。ジムと同じく集団戦を前提に開発されている。
U.C.0079年6月にプロトタイプが完成、テストと並行して量産が開始された。
モビルアーマー扱いされる事もあるが連邦軍ではMSと分類。
スペースポッドの上部に「低反動キャノン」を装備、背部スラスターや装甲が強化された。
モビルスーツと違い燃料電池で稼働、さらに単純な構造のため製造・運用がし易いのが特徴である。
製造コストはジムの1/4以下で生産拠点や運用部隊によって仕様や武装が多少異なっている事も。だが、過酷な宇宙環境で作業する任務も多い事もあってかセンサー類に関してはガンキャノン並みの性能があるとされる。
連邦軍兵士からの評判
劇中でもジオンのMS・MA相手に撃墜されるケースが非常に目立った。
モビルスーツに比べ圧倒的な運動性・機動力の低さと防御能力の無さから連邦兵士からは「動く棺桶」「丸い棺桶」と呼ばれている。
ちなみに自分が連邦軍兵士であれば絶対に乗りたく無い機体ですね(笑)この機体でジオンのモビルスーツを相手に戦うのは並大抵の覚悟が必要になるのではないでしょうか。
個人的にはボールの様な低コスト大量生産型の機体は遠隔操作にすればいいのにって思いますが、ミノフスキー粒子の影響を受ける可能性を考えると難しいのかもしれませんね。
そうなるとガンダムXで登場したビットMSみたいにニュータイプ能力を持つパイロットがサイコミュシステムを介してで操作しても面白いかもしれません。
機体の特徴
ベースとなったスペースポッドのフレームと装甲を強化。スラスターやマニュピレーターなども強化されているが、コクピットブロック、燃料電池、制御機器、生命維持装置、姿勢制御システムなどはそのまま流用されている。
熱核融合炉を持たないため推進剤の燃焼温度を高くできない分、メインスラスターの機動力が低くなるといった欠点がある。
・コクピット
パイロットによる直接目視とモニターカメラを併用して操縦、前面のキャノピーには各種情報が表示される。
・マニュピレーター
燃料電池で駆動するボールの腕。機体保持や作業時に使用される。
後期生産型ではサブアームが搭載されている。
・バーニアシステム
AMBACによる姿勢制御の代替で搭載さえた推進システム。
瞬間的に大推力を得る事はできるものの燃料消費が激しいため短時間しか使用できない。
型式番号 | RB-79 |
全高 | 12.8m |
本体重量 | 17.2t |
全備重量 | 25.0t |
装甲材質 | チタン合金 |
出力 | 400kW |
推力 | 24000kg |
センサー有効半径 | 4000m |
武装 | 低反動キャノン砲 |
搭乗者 | 地球連邦軍一般兵、ヒデン、ウモン・サモン、ブロイ・リゲラ、ハヤト・コバヤシ |
劇中での活躍
ジムの後方支援や本機のみの部隊を編成して投入、巡洋艦に搭載されてパトロール艦隊を形成する事が多い。
テレビアニメ「機動戦士ガンダム」の劇中ではソロモン、ア・バオア・クー攻略戦において約1200機が参加。
ジム1機と本機2機をセットとする部隊が多数投入されたが、被害も膨大であった。基本的には物量作戦を前提に運用される事が多い。
パイロット
ハヤト・コバヤシ
出典元:uc0079gandom
登場作品「機動戦士ガンダム」「機動戦士Zガンダム」「機動戦士ガンダムZZ」
サイド7に住む少年で家族はジオン公国軍の襲撃で全員死亡。その後、ホワイトベースに避難した後にガンタンクの砲手を務める事になった。
「アムロ・レイ」「カイ・シデン」「フラウ・ボゥ」とは同級生である。
漫画「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」ではガンタンクからガンキャノンに乗り換える前に、ボールに搭乗していた時期がある。
この頃のハヤトはアムロ対してライバル心を抱いており、機体が何であろうが戦ってアムロより活躍したいという状態だった。
ボールのバリエーション機
歴代シリーズで登場したボールの派生機と特徴などを紹介したいと思います。
スペースポッド
出典元:twitter.com/msvbot
登場作品「TV版 機動戦士ガンダム ストーリーブック3」「MSV」
ボールの原型となった作業マシン。
人間よりも少し大きい程度のサイズだったため、後に開発されたボールは戦闘用にスケールを拡張された。
ボールプロトタイプ
出典元:twitter.com/SNRI8741
登場作品「機動戦士Zガンダムを10倍楽しむ本」「MSV」
型式番号はRX-76。作品によっては「ボール試作型」「プロトタイプボール」とも呼ばれる。
スペースポッドを大型化して装甲を強化、上部にガンタンクの主砲を装備した機体。
本機がそのまま量産されたかは不明。
先行量産型ボール (K型)
出典元:twitter.com/SNRI8741
登場作品「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」
初期に生産された機種の一つ。
量産型と比較して装甲、推進剤の量など性能面で上回っている。また火器管制システム、レーダー、通信システム、大型モニターが搭載され、輸送隊や軌道警備部隊に配備された。民生品の整備改造機のためライトやウィンチなど作業用の装備が残されている。
劇中では「フィフティーン・キャリバー」と呼ばれている2連装キャノン砲を装備、ゼロ距離射撃も可能である。
劇中では味方のジムを援護するためにシロー・アマダが搭乗。
高機動型ザクと戦闘の末に相打ちとなっている。
型式番号 | RB-79K |
全高 | 12.8m |
頭頂高 | 12.8m |
本体重量 | 17.2t |
全備重量 | 25.0t |
装甲材質 | 超鋼合金 |
出力 | 400kw |
推力 | 24000kg |
センサー有効半径 | 4000m |
武装 | 2連装キャノン砲 |
搭乗者 | シロー・アマダ |
ボール (ムーア同胞団所属機)
出典元:twitter.com/GundamMS/
登場作品「機動戦士ガンダム サンダーボルト」
型式番号はRB-79。
頭頂部に低反動キャノン、アーム基部にマシンガン2基、底部に着陸用のスキッドが追加されたボール。
また背部にはスラスター4基、底部にも1基備えている。これ以外にも上部のキャノン砲をクレーンに換装した機体も登場する。
劇中では艦隊防衛で運用される事もあったが、主に破損したMSの収容や組み替えなどの作業用とに使用されている。
シャークマウスボール
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「機動戦士ガンダム MS IGLOO 一年戦争秘録」
地球連邦軍のボール部隊である「オハイオ小隊」で運用されているボール。母艦はサラミス級である。外装にサメの顔がえがかれている。
劇中ではルナツー周辺の哨戒任務でジオンの補給部隊を襲撃。だがその後のジオン補給部隊を攻撃した際に3機のヅダに対し交戦する事なく撤退した。
形式番号 | RB-79 |
全高 | 12.8m |
武装 | 低反動キャノン |
ボール改 (C型)
出典元:twitter.com/gundamms
登場作品「ガンダム・センチネル0079」「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」「機動戦士ガンダム戦記 アバンタイトル」
一年戦争末期に開発されたボールの後期生産型。
特徴は姿勢制御バーニアの増設、サブアームの追加である。一年戦争では宇宙要塞ソロモンのチェンバロ作戦、ア・バオア・クー戦に投入、デラーズ紛争では「ソーラシステムII」の設置作業や護衛任務で運用された。
型式番号 | RB-79C |
頭頂高 | 12.8m |
本体重量 | 17.2t |
全備重量 | 25.0t |
出力 | 400kw |
推力 | 2400kg |
センサー有効半径 | 4000m |
武装 | 180mm低反動キャノン、その他 |
ボール・スプレーミサイル
出典元:http://monoki.fc2web.com
登場作品「雑誌企画 “Ver.Ka”ボールバリエーション」
ボール改の派生機。
低反動キャノン砲の代わりにガンキャノンで装備されているスプレー・ミサイル・ランチャーを4基装備した機体。
ボール改修型機体 (正式名称不明)
登場作品「機動戦士ガンダム G-STRATEGY」
型式番号はBX。
ボーベースに開発されたモビルアーマー。連邦軍初のモビルアーマー開発としてトライアルに参加した機体の一つだが不採用となっている。
スラスターや武装が強化されており大型クロー、7連装ミサイルランチャー2基などが装備されてきる。
ボールF型
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「MSV-R」
ボールに増加装甲を施した事で防御能力を向上させた機体。
機体各所に装甲板を追加、背部にはプロペラントタンクとスラスターを備えたブースターパックを装備する事で機動性が向上した。
宇宙戦闘機であるセイバーフィニッシュと比較にならないほどの高機動性にパイロットからの評判も良かった模様。
型式番号 | RB-79F |
全高 | 12.8m |
重量 | 21.5t |
出力 | 400kw |
武装 | 180mm低反動キャノン砲 |
ボールG型
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「機動戦士ガンダム0083 REBELLION」「GUNDAM LEGACY」「劇場アトラクション ”ガンダムクライシス”」
一年戦争末期に開発された改修機。
上部のキャノン砲の代わりに巨大なクレーンアーム、作業用アームにはサブアームを増設された。
「GUNDAM LEGACY」の作中では「マット・ヒーリィ」と「メイ・カーウィン」が搭乗、ジオン残党の核パルス推進ブースター「シルバー・ランス」にアンカー付きのワイヤーを打ち込み内部に侵入して機能を停止させた。
ボールM型 (ボール機雷散布ポッド装備タイプ)
出典元:gundam.fandom.com
登場作品「MSV-R」「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」
地球連邦軍がボールの戦術運用を広げるために作業用ボールをベースに開発した機体。
戦闘支援任務だけでなく、工兵任務や白兵戦にも耐えられる他用途兵器にするために宇宙機雷散布ポッド装備。これにより、対艦隊戦闘やMS戦闘にも対応可能となった。
その他キャノン砲を複合センサーへと換装、マニュピレーターの短縮化、コンテナを装備している。
そのため整備兵達からは「ロッカー・ボール」「ランチボックス」の愛称で呼ばれている。
型式番号 | RB-79M |
全高 | 14.1m |
本体重量 | 32.6t |
全備重量 | 67.2t |
出力 | 400kw |
武装 | MMB-05E浮遊機雷 |
作業用改造型ボール
出典元:twitter.com/funbolt
登場作品「SFロボットプラモ図鑑パート3」
ボールを陸上用作業機に改造、後部のスラスターは取り外され荷台を追加、機体下部には二本足が取り付けられた。
武装は上部のバルカン砲とミサイルランチャーを装備している。
133式ボール
出典元:gundam.fandom.com/
登場作品「機動戦士クロスボーン・ガンダムの登場兵器」
型式番号はRB-133。一年戦争のボールの後継機種。
連邦軍の量産型F91の部隊に配属されサポート役として投入されるも兵士からの評判は良くなかったという。
武装は3連装キャノン砲を装備。
キャノン・ボール
出典元:twitter.com/yamanndakun
登場作品「機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST」
宇宙世紀0080年から使用されているボールにザンスカール製の二輪戦闘車両「ガリクソン」を取り付けた改造マシン。
二人乗りで砲台のあるボールと車体側のガリクソン両方にパイロットが必要。
ポリポッドボール
出典元:amazon.co.jp
登場作品「ガンダムビルドダイバーズ」「ガンダムビルドダイバーズ GIMM&BALL’S WORLD CHALLENGE」
「MGボール」をベースに改造した多脚型のガンプラ。
「第87回エア・ガンプラ世界選手権」で優勝した副賞をホビーショップにある無料のジャンクから収集されたパーツで改造されている。
多脚と取り付けた事で宇宙空間以外での運用が可能になり、宇宙空間でもAMBACとして機能し運動性を向上させた。
型式番号 | RB-79PP |
武装 | ポリポッドボール・スピーカー、ポリポッドボール・トリプル、ポリポッドボール・オクトパス |
改造型ボール (Bガンダム)
出典元:jp.quora.com/機動戦士ガンダムの一年戦争やデラーズ紛争でボー
登場作品「機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート」
前面を巨大なガンダム顔に偽装した改造ボール。
劇中ではソロモン攻略戦でウモン・サモンが搭乗しリック・ドムを6機撃墜している。
シャア専用ボール
出典元:modelrunner.net
登場作品「トニーたけざきのガンダム漫画」
型式番号はRB-79A12。ギャグ漫画で登場した機体の一つ。
キシリアがジオング代わりに捕獲したボールをシャアに与えた機体。
アームは短縮されたためハンド部分しかなく、ツノが付けられバーニアやジェネレータの出力も3倍になっている。武装の「5連装メガ粒子砲」は最強のメカサイコミュと紹介されている。
全高 | 13.5m |
本体重量 | 17t |
出力 | 1200kw |
武装 | 5連装メガ粒子砲、90mmバルカン砲 |
搭乗者 | シャア・アズナブル |
ボールのバリエーション機 (水中仕様)
作中で登場したボールは宇宙用だけではありません。ここでは水中仕様のボールと特徴などを紹介したいと思います。
水中型ボール
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「機動戦士ガンダム サンダーボルト」
型式番号はRB-79[M]
宇宙用のボールをベースに水中仕様に回収した機体。上部のキャノン砲がミサイルポッドに換装、底部にはフロートが新設。また頭頂部には通信用ケーブルが延長された。
バッカニア
出典元:twitter.com/mechabotheads
登場作品「ホビージャパン」
作業用ボールを改造した水中用のポッド。沈没船の外板を焼き切るために装備している溶接用のトーチは武器としても使用可能。
潜水限界深度はジオンの水陸両用MSよりも深かった。
型式番号 | RB-79M |
武装 | ホーミング魚雷発射装置、2連装ペンシル魚雷発射管、作業用大型マニピュレーター |
フィッシュアイ
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「機動戦士ガンダム MS IGLOO」「機動戦士ガンダムMS IGLOO 603」
ジオン軍の地球降下作戦を許した連邦軍が勢力拡大を阻止するために開発した水中用ボール。
高い気密性を有するボールに胴体を流用、後部に大型ダクトとテールラダーを有する水中用推進器を追加。
武装も連装式ロングスピアとクローアームに換装したが、後のジオン軍の水陸両用MSの登場により優勢は薄れていった。
型式番号 | RB-79N |
所属 | 地球連邦軍 |
全高 | 14.1m |
重量 | 28.2t |
出力 | 425kw |
最高速度 | 29kt |
武装 | 連装式ロングスピア、クローアーム |
フロッグ・ボール
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「メカニックデザイン企画 ”F.M.S.”」
ボールからキャノン砲をオミットして後部にコンテナと水中用推進器を付けた地球連邦軍の水中戦闘ポッドである。
劇中では宇宙世紀0079年11月、カタールから海路ブルネイへ向かうマッドアングラー級ズアイの護衛部隊と交戦。
敵の迎撃により作戦は失敗に終わっている。
型式番号 | RMB-79 |
武装 | 水中ミサイル、機雷 |
ゲームにおけるボール
ギレンの野望シリーズ
序盤の宇宙戦ではジムの開発までは重宝する。生産コストも低いため物量作戦に持ち込みやすい。またIフィールドを持つビグザムに対しても有効である。
スーパーロボット大戦シリーズ
「第4次」「第4次S」「F完結編」「GC」「XO」で登場。
「第4次」ではNPC、「F完結編」ではプレイヤーとしてプレイできるが最弱の機体であった。「GC」と「XO」では機体サイズの小ささから回避し易い機体となっている。
Gジェネレーションシリーズ
生産コストが低いため物量作戦で有効。
「GジェネF」では支援攻撃システムの導入により防御手段を持たない敵を一方的に攻撃する事ができた。
ジム・ジャングラーの攻撃端末
出典元:gunpla-beginning.com
「SDガンダム Gジェネレーションギャザービート」ではボールがNT試験用ジム・ジャングラーのオールレンジ攻撃端末とし改造されている。
機動戦士ガンダム U.C. ENGAGE (ボール・ボーイ)
型式番号はGSREX-110309。一年戦争後にGSREX商会がボールをモチーフに開発した小型モビルスーツ。
ジャンクパーツで作られたレプリカ機で趣味用に個人所有していた他、低反動キャノン砲、ビーム・トーチを装備した改造機をテロリストが運用した事例もある。
宇宙世紀シリーズ外のボール
ドータップ
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「機動新世紀ガンダムX」
旧地球連邦軍がドートレスの支援機として開発した宇宙戦闘用のポッド。
機体上部にメインカメラ、下部には80mmキャノン砲が装備されている。4本指の大型マニュピレーターを使い宇宙基地の建設など用いられている。
型式番号 | DT-6600 |
全高 | 10.0m |
重量 | 5.2t |
武装 | 80mmキャノン砲 |
ドータップ水中型
出典元:gunpla-beginning.com
登場作品「機動新世紀ガンダムX」
旧地球連邦軍が宇宙用のドータップを水中仕様に改修した機体。推進器機をハイドロジェットに換装、外部アンテナのオミット、各部のシーリング処理、腕部をドーシートの物へ換装、機体下部は魚雷ポッドに換装などの改修が施された。
劇中では第16話でシーバルチャー解説シーンのみに登場。
型式番号 | DT-6600 |
全高 | 10.0m |
重量 | 5.2t |
最強のボール3選
1位 ボールK型
第1話の劇中で主人公である「シロー・アマダ」が地球での任務に就くために輸送艇で移動中、連邦軍とジオン軍の戦闘に遭遇。
連邦軍の「テリー・サンダースJr.」の乗る先行量産型ジムを救援するために、自ら志願して本機で出撃。
中破したジムを下がらせ、「アイナ・サハリン」が搭乗する高機動試作型ザク相手に攻撃を受けながらも装甲を盾にワイヤーで接近しザクを締め上げる。
直後にヒートホークによる反撃を受けかけたが、マニュピレータで押さえつけている間にゼロ距離から射撃して両機とも爆散。
直前に脱出したシローとアイナはマゼランの残骸に漂着し運命の出会いを果たす事になる。
この活躍からして最強のボールである事は間違いありませんが、何といってもシローの腕があってこそだと思います。
2位 改造型ボール (Bガンダム)
出典元:jp.quora.com/機動戦士ガンダムの一年戦争やデラーズ紛争でボー
リックドムを6機撃墜した事が決め手。
実績だけであれば本機がナンバー1だと思いますが、ニュータイプが搭乗した結果だという事もあり2位に。
オールドタイプであるパイロットが搭乗した「ボールK型」の方がインパクトが凄かったという事でこの位置になりました。
3位 シャア専用ボール
出典元:twitter.com/sioagisoluto
登場作品「トニーたけざきのガンダム漫画」
ギャグ漫画で登場した機体ですが、数あるボール派生機の中でもサイコミュ武装をしているのが決め手です。
しぶしぶ出撃したシャアでしたが敵味方どちらなのか分かり辛い機体だっため両軍から攻撃されていました(笑)
歴代ボールの全バリエーションの感想
歴代ボールの全バリエーションと最強の機種を紹介しました。
テレビアニメや漫画などではジムと並んでやられ役な所もあるので主役になれる事も少ないですが、第08MS小隊のボールK型の様に大活躍するシーンがあると嬉しかったりします。
ただボールに搭載されているキャノンはそこそこの威力があるので攻撃力は申し分ないのではないと思います。
個人的にボールのイメージといえば丸っこくって可愛い感だとは思いますが、歴代作品で登場した機体の中では最弱というイメージが強いです。連邦軍兵士としては搭乗するのはやはり避けておきたい機体の一つだと思われます。
ただゲームとかではこういう最弱な機体を使ってモビルスーツやモビルアーマーを倒すのにロマンを感じています。
特にギレンの野望シリーズでは実弾兵器なのでIフィールドを持つ敵に対しては物量作戦で押していけば戦闘を有利に進める事が出来るので重宝する事もあります。
こういう弱い機体にエースパイロットが乗って活着するのが楽しいです。