歴代の仮面ライダーの中からカッコ良い変身ベルトをランキングで紹介します。
変身ベルトとはライダーに変身するためには必須のアイテムであり、仮面ライダーの象徴です。
今回は変身アイテムであるライダーベルトを昭和ライダーと平成・令和ライダーに区別してカッコ良さ順に紹介していきたい思います。
変身ベルト格好良さランキング (昭和ライダー編)
昭和ライダーの変身ベルトを上位から5つ紹介します。選出は作品の偏りが出ない様に一つの作品につき一人のライダーの変身ベルトを選定しています。
ちなみにシャドームーンは敵のライダーであるため例外として選出しています。
仮面ライダーBLACK
ブラックの変身ベルトはシンプルで歴代の全ライダーの中で一番洗練されていると思います。銀色のカバーに適度なギミックと中央にキングストーンが埋め込まれた赤い円が日の丸みたいで良い感じです。ベルトの腰回りもゴテゴテしたものが付いていないためスッキリとしています。
昭和の仮面ライダーは主人公が変身前からベルトを付けている作品も多いのですが、仮面ライダーBLACKでは変身中にベルトが登場して中央の赤い部分と周辺のギミックが光る演出がありカッコ良いと思いました。
仮面ライダーBLACK変身時
「変身プロセス」
キングストーン周辺の細胞が強烈に光ってベルトが出現、ベルト中心部の「エナジーリクター」がエネルギーを増幅して全身に送り込む。身体がバッタ男の様な姿に変わり、全身を黒い強化外骨格皮膚「リプラスフォーム」が覆う。 (変身完了)
「変身後」
エナジーリクターを回転・発光させてエネルギーを全身に送る「キングストーンフラッシュ」を使う事が出来る。
キングストーンを使う事で幻術・妖術を打ち破る事が可能。劇中ではブラックの専用マシン「バトルホッパー」がシャドームーンのシャドーフラッシュによってコントロールされていたが、ブラックがキングストーンフラッシュを使う事でバトルホッパーがシャドームーンのコントロールから逃れる事ができたシーンがある。
ちなみに「ライダーキック」や「ライダーパンチ」を使う際にもベルト中央のエナジーリクターが回転・発光する。
シャドームーン
仮面ライダーBLACKと同じく、歴代の全ライダーの中でも洗練されたデザインのベルトだと思います。ベルト全体の色が黒色になっており、中央の緑色のキングストーンがよく合うと思います。黒と緑という色の組み合わせが、シャドームーンのシルバーのボディによく似合っています。
劇中では主人公の南光太郎の様に変身するシーンはありませんでした。
シャドームーンの変身ベルト
「変身後」
変身後はブラックと同じく技を繰り出す事が出来る。
ベルト中央のシャドーチャージャーは全身にエネルギーを送り出す事が可能。劇中では中央の緑色の部分を回転・発光させて使う「シャドーフラッシュ」でブラックの専用マシン「バトルホッパー」を呼び出してコントロールするシーンがあった。
仮面ライダーBLACK RX
仮面ライダーBLACK RXは仮面ライダーBLACKが進化を遂げた姿ですが、変身ベルトもアップデートされておりバックルの色がシルバーからゴールドに変化しました。ブラックの変身時よりも全体的にカラフルになった感じがします。
さらにブラックでは「エナジーリアクター」が中央に一つ存在していましたが、RXでは2つ存在しています。まさにブラックのパワーアップ版とも言えるデザインをしたベルトという感じがします。
変身中は南光太郎の目から青白い火花が飛び散り、2つエナジーリクターとベルト内のギミックが発光する演出がカッコ良いです。
RXから特殊形態「ロボライダー」や「バイオライダー」に変身する際にも同じ様な演出が確認できます。
仮面ライダーBLACK RXの変身時
仮面ライダーBLACK RXの変身時2
「変身後」
RX最大の武器である「リボルケイン」を使う際にはエナジーリクターの左側から柄が出現し、それを左手で引き抜いて右手に持ち帰るという演出がある。リボルケインはRXの体内エネルギーで生成された光の粒子を凝縮されて作られたもので、敵に突き刺す事でエネルギーを放流し爆散させる最強の技である。
仮面ライダーV3
1号や2号のベルトに比べるとデザインが大幅に変わりました。左右にある赤い風車と中央の「V3」のエンブレムが特徴的だと思います。
余談ですが、通常時と変身時では「V3」のエンブレムの大きさが違うのが分かります。「V3」とは仮面ライダー3号という意味みたいです。(初代では1号と2号が登場しています)
ちなみに変身時には2つの赤い風車が回転・発光します。
この時代はまだ80年代より前の時代なので変身時の演出でもCGが使われていないのがよく分かります。いかにも70年代らしい演出でこれはこれでありだと思っています。
仮面ライダーV3の変身ベルト
仮面ライダーV3変身時
「変身プロセス」
変身時には双方の風車が回転し風力を吸収、ベルト横のエナジーコンバーターによってエネルギーに変換し全身へ送り込む。
「変身後」
ベルト左側にV3ホッパーという小型偵察装置が装備されている。
スカイライダー
形的に仮面ライダーBLACK RXに登場するバイオライダーのベルトに似ている感じがします。ぱっと見シンプルなデザインかと思いましたが、ベルトの腰回りを見てみると何やら装置みたいなものが付いています。個人的には左右にあるこの装置みたいなものものが無くなればスタイリッシュになってよりカッコよくなると思いました。
この仮面ライダーも歴代の昭和ライダーと同じく変身ポーズを取った後にベルトがアップになるという演出があります。変身時には仮面ライダーV3と同じく風車が回転して発光するシーンがあります。1979年から80年にかけて放送された作品ですが、CGはまだ使われていません。
スカイライダー変身時
「変身後」
ベルトから渦状の閃光を放つ「スーパーライトウェーブ」という音波を遮断する技を使う事ができます。
劇中では第3話で使用されています。
変身ベルト格好良さランキング (平成・令和ライダー編)
平成・令和のライダーの変身ベルトの中から5つ紹介します。昭和ライダーと同じく上位からの順番のランキングになります。
仮面ライダークウガ
時代は世紀末の2000年。1989年(平成元年)に終了した「仮面ライダーBLACK RX」以来のテレビシリーズで登場した仮面ライダークウガ。
平成の第1号に相応しく昭和の仮面ライダーの系譜を受け継いだ様なシンプルなデザインのベルトです。スカイライダーのベルトにも似ていますし、中央の赤い部分は仮面ライダーブラックのエナジーリクターにも似ています。
昭和っぽいシンプルなデザインの部分もある一方で、ベルト周囲に目を向けてみると何やらカラフルなギミックとゴテゴテした装置みたいなものが付いており、平成らしいな部分も垣間見えます。
変身時にはアークル(変身ベルト)がアップになって中央の赤い部分が発光するする演出は昭和の名残があって良い感じです。
クウガ変身時
「変身プロセス」
変身ポーズを決めた後に主人公(雄介)の意思に呼応した体の細胞が分子・原子レベルにまで変化、筋肉組織が強化される事で変身する。その時間はわずか5.5秒である。
「変身後」
アークル(変身ベルト)の色はフォームによって多少変化する。
ライジングフォームとアメイジングマイティの変身の際にはアークルのバックルに金色の装飾が出現した「ライジングアークル」に変化する。
またアルティメットフォームとライジングアルティメット、スーパーライジングアルティメットに変身の際には、金色の装飾とバックルの一部の色が変化した「アルティメットアークル」になる。
仮面ライダーアギト (ストーム)
第2話で登場した仮面ライダーアギトのストームフォームの変身ベルト。バックル中央部分が渦を巻いているみたいなデザインが中々良い。中心部の「賢者の石」が青色になっていて、シャドームーンのベルトの様な寒色系の色を使ったデザインでカッコいいです。
クウガの続編という事もあり若干その系譜を受け継いでいる感じのデザインだと思いました。
ベルト全体に目を向けてみるとバックル外側の左右の部分が赤色になっており、腰横にはなにやらパーツが付いています。ゴテゴテしたベルトが多い平成ライダーの中では全然カッコ良い部類に入ると思います。
アギトの変身ベルト
「変身プロセス」
オルタリング(変身ベルト)の左右にあるボタンを同時に押す事で「オルタフォース」というエネルギーが発生。
全身の筋肉・器官が強化され脅威的な硬度を持つ装甲皮膚に包まれる。
「変身後」
オルタリング(変身ベルト)の左右どちらかのボタンを押す事で専用武器を呼び出しフォームチェンジをする。
仮面ライダーカブト
カブトムシのオスの形をした変身ベルト(アイテム)。
名前はゼクター。意思をもった昆虫型メカで変身する資格者を選びます。虫をモチーフにしたベルトのデザインは歴代ライダーの中でも珍しいと思います。
カブトムシの胴体のような形になっていますが、赤色になっておりカブトムシらしからぬ色使いになっています。変身時にはバックル中央が激しく光ります。
カブト変身時
ライダーキック
キャストオフ
「変身プロセス」
ベルトのバックル部分に昆虫型メカを装着する事で戦闘強化スーツ「マスクドアーマー」が全身を覆う。
「変身後」
ゼクター(変身アイテム)の意思で攻撃が可能。
またゼクターの意思次第では変身を解除させられる事もある。
仮面ライダードライブ (HSフレア)
画像は仮面ライダードライブ ハイスピードフレアフォームのものです。
これまで紹介してきたベルトに比べると若干デザインが派手めですね。クウガ、アギトと比べるとベルト周りが曲線的なデザインではなく、ゴツゴツしている感じがあります。
バックル中央の丸い部分(セントラルフェイス)には模様が描かれていて今までのライダーのベルトから逸脱したデザインになっているのが分かります。
変身時にはバックル中心部の模様が回転します。
ドライブ変身時
「変身プロセス」
ドライブドライバー(変身ベルト)
セントラルフェイスの右隣にあるアドバンスドイグニッションを捻ってコア・ドライビア-Dを高速回転させる。レバーモードに変形した変身用のシフトカーを操作する事でシフトブレスから発せられる信号を受信。装甲が全身を覆いつくして変身する。
「変身後」
ドライブドライバー(変身ベルト)
ベルトには開発者の「クリム・スタインベルト」の全意識が宿っており会話が出来る。ドライバーのエンジンを掛けた後にレバーモードに変形したタイヤ交換用のシフトカーをブレスに装着する事で「タイヤコウカン」が可能。
仮面ライダー電王
何か日の丸っぽいデザインで仮面ライダーBLACKに近いものを感じますが、こちらの方がよりメカメカしい感じがします。正面から見て左にある「→」が無い方がカッコ良かったと個人的に思います。
全体的にはシンプルな感じで悪く無いデザインだと思います。
変身時にはやはり中心の赤い部分が光ります。
電王変身時
「変身プロセス」
ライダーパスをバックルに触れる事で「フリーエネルギー」によってシステムを稼働、全身を電仮面(マスク)、オーラスキン(スーツ)、オーラアーマ(装甲)が覆い尽くす。
「変身後」
バックル左側の4色のスイッチのどれかを押す事でフォームを変える事が可能。
変身ベルト格好良さランキングの感想
個人的にはゴテゴテした派手なものよりも、シンプルで洗練されたデザインが好きです。そういう意味では昭和ライダーやクウガ、アギトの様な変身ベルトがカッコよく見えます。
特に仮面ライダーBLACKとシャドームーンのベルトは現代でも十分通用する洗練されたデザインだと思います。
平成後期以降の仮面ライダーは色がカラフルで派手めのデザインが多いので「仮面ライダードライブ」を除いてランキングには入りませんでした。
一方で平成・令和のランキングではは4人のライダーが入り、全て平成ライダー初期の作品となりました。特にクウガとアギトは中々洗練されたデザインでシンプルなので即決でランキング入りしました。