ドラゴンクエストの歴代作品に登場する最強の呪文をまとめてみました。
各作品で最もダメージを与える呪文と解説、ダメージ値・攻撃範囲・消費MP・習得キャラなども記載しています。
歴代ドラクエの最強の攻撃呪文
ドラクエ1 (ベギラマ)
ダメージ値 | 58~65 (リメイク版では50~65) |
攻撃範囲 | 敵1体 |
消費MP | 5 |
習得キャラ | 勇者Lv19 |
本作には攻撃呪文が「ギラ」「ベギラマ」しか存在しないため、「ベギラゴン」が登場するドラクエ3以降と違いダメージ値が高く設定されている。
現在では「炎」のイメージがあるベギラマだが本作では指先から出る「稲妻」という設定。
この作品は1対1での戦闘が基本であるため攻撃範囲という概念は存在しない。
ダメージ値はFC版では58~65 (リメイク版では50~65)で概ね60前後となっている。
ドラクエ2 (イオナズン)
ダメージ値 | 41~91 (リメイク版では68~92) |
攻撃範囲 | 敵全体 |
消費MP | 8 |
習得キャラ | ムーンブルク王女Lv.19 |
本作からシリーズで長らくイオ系最強の呪文を担ったイオナズンが初登場。
ムーンブルク王女が覚えるため打撃能力の低さを十分にカバーできる威力を持ち、シリーズ最難関の一つとされるロンダルキアの洞窟では大いに活躍する。
ダメージ値は41~91 (リメイク版では68~92)とバラつきはあるが70前後のダメージに収まる事が多い。
ドラクエ3 (ギガデイン)
ダメージ値 | 175~225 |
攻撃範囲 | 敵全体 |
消費MP | 30 |
習得キャラ | 勇者Lv.42前後 (HD-2D版 Lv.39) |
ロトシリーズの最終作となった本作から呪文の数が大幅に増加、勇者のみが習得できるデイン系の呪文が初登場した。
習得レベルは41〜43(FC版・SFC版・GBC版)でかしこさが高いほど早く覚える。
ダメージ範囲は175~225となっており、魔法使いの単体攻撃最強のメラゾーマ、全体攻撃最強のイオナズンを凌駕している。
FC版の場合、この呪文に耐性を持つ敵はほぼいない上、ラスボスである闇ゾーマでも60%以上の確率で命中する。
GBC版とHD-2D版では「ルビスのけん」を道具で使えばギガデインが使いたい放題となっている。
HD-2D版では「ひかりのかぶと」を装備するとダメージが上がる。
ドラクエ4 (ミナデイン)
ダメージ値 | 330~370 |
攻撃範囲 | 敵1体 |
消費MP | 全員15 |
習得キャラ | 勇者Lv.37 |
天空シリーズになって初登場した「ギガデイン」のダメージを上回る最強格の攻撃呪文。ダメージ範囲は330~370。
欠点はパーティメンバー全員のMPを消費する必要があるためMPが無い「ライアン」「アリーナ」「トルネコ」がメンバーにいると使えないこと。また詠唱者である勇者以外はターン中に行動できない。
ただFC版では「めいれいさせろ」コマンドがないため、AIのみで不確実な攻撃をすることを考えればメリットは十分にあるといえる。
PS版以降では上記の問題が解消されたので使用する機会は少なくなったと思われる。
ドラクエ5 (ミナデイン)
ダメージ値 | 300〜350 |
攻撃範囲 | 敵1体 |
消費MP | 全員10 |
習得キャラ | 男の子Lv.38、プチヒーローLv.60(リメイク版) |
前作に引き続き登場。威力自体はあまり変わらずといったところ。
消費MPは10に軽減され全体的な消費MPも減っている。
しかし、本作から「めいれいさせろ」が実装された事もあり、さらに男の子が装備できない「やまびこのぼうし」「メラゾーマ」による呪文連発の方がダメージ量が多いのであまり使う機会がないと思われる。
ドラクエ6 (ミナデイン)
ダメージ値 | 600~700 |
攻撃範囲 | 敵1体 |
消費MP | 全員10 |
習得キャラ | 勇者(熟練度8) |
本作ではダメージが約2倍になっているが、敵のステータスも全体的にインフレしているので妥当なダメージと言える。
さらに先制攻撃が可能になっているため「アストロン」「におうだち」などの敵の防御系呪文・特技よりも早くに始動することが出来るようになった。
メンバー全員が拘束されるのは相変わらずなので、4人が強力な特技で攻撃すれば呪文を上回るダメージを与える事ができる。
ただし、本作では前作とは違い提唱者が「やまびこのぼうし」を装備できるため、呪文を連発して1300以上のダメージを期待できるのが強み。
また本作ではMPの3倍のダメージ(最大2997)を与える「マダンテ」を覚えるが ”特技” 扱いとなっている。
ドラクエ7 (ミナデイン)
ダメージ値 | 650前後 |
攻撃範囲 | 敵1体 |
消費MP | 全員10 |
習得キャラ | 勇者(熟練度8) |
習得条件もダメージも前作とほぼ変わらず。
「やまびこのぼうし」が登場するも終盤ということもあり、その頃には「アルテマソード」が使える状態になっているので出番が少ないと思われる。
リメイク版ではすれちがい石版の登場で「やまびこのぼうし」が大幅に早く手に入るようになったが、ミナデインに対しては連発が発動しなくなっている。
また「マダンテ」も登場するが、本作でも特技扱いとなっている。
ドラクエ8 (マダンテ)
ダメージ値 | MPの2倍 |
攻撃範囲 | 敵全体 |
消費MP | 全部 |
習得キャラ | ゼシカ(格闘スキル MAX) |
本作では呪文扱いとなるが、マホカンタ無視でダメージを与える事ができる。
「ふしぎなタンバリン」でテンションを上げてダメージを上げる事はできるが、ダメージ上限は5008となっている。
3DS版では新たに追加された「追憶の回廊」という隠しダンジョンで使用有無で難易度が変わってくる。
ドラクエ9 (マダンテ)
ダメージ値 | MPの1.5倍 |
攻撃範囲 | 敵全体 |
消費MP | 全部 |
習得キャラ | けんじゃLv.78 |
威力がMPの1.5倍となりさらに弱体化した。マホカンタ無視は引き継いでいる。
テンションで威力が変わるシステムとなっているが、ダメージ上限は4017となっている。
前作同様に敵モンスターやボスも使用してくるので注意。
ドラクエ10 (メラガイアー)
ダメージ値 | 1463±23(最大) |
攻撃範囲 | 敵1体 |
消費MP | 18 |
習得キャラ | 魔法使い 150P |
本作では攻撃魔力が上がると呪文の威力が増していく仕様となっている。
攻撃魔力が上限の1999の場合、ダメージが最大で1463±23となる。
特技などで威力を強化すれば最大で9999ダメージ(限界突破19999)までになる。
ドラクエ11 (マダンテ)
ダメージ値 | MPの3倍 |
攻撃範囲 | 敵全体 |
消費MP | 全部 |
習得キャラ | ベロニカLv.70、目覚めしセーニャLv.70 |
マダンテの威力がドラクエ6の頃と同じくMPの3倍に強化された。
スキル習得時のベロニカの最大MP750の場合、ダメージ値は2250まで達し、魔力覚醒を使用するとさらに1.5倍となる。
欠点としてマホカンタで反射されるところ。
なお本作では主人公の「メラゾーマ」、ベロニカの「マヒャド」の連携技である「メドローア」、そしてベロニカとセーニャの連携技「クロスマダンテ」も登場する。
歴代ドラクエの最強の攻撃呪文の感想
ドラクエの歴代作品に登場する最強の呪文を紹介しました。
個人的にFC版のドラクエ3が初のドラクエだったので、ドラクエの最強の呪文といえば「ギガデイン」「ミナデイン」というイメージが強いですね。
パーティメンバー全員の行動を拘束させて一撃を放つのはロマンがあっていいなと思うのですが、ドラクエ6の場合は威力もあり「やまびこのぼうし」で連発できるのでロマン砲として面白いなと思います。
「マダンテ」に関しては作品ごとに呪文か特技かで変わるようですが、どちらにせよ全てのMPを放出してダメージを与えるのは最後の切り札って感じで好きですね。