テクノロジー

【つらい】フリーランスエンジニアの本音を実体験から語ってみた。

フリーランスは会社員と比べて自由な所もありますが実際は良いことばかりではありません。フリーランスエンジニアとして実務を経験している僕が辛いと感じた体験を紹介したいと思います。

チームのメンバーからの嫌がらせ (対人関係が面倒)

ITエンジニアは仕事上、人間関係を避けて働く事は難しいです。

人付き合いが苦手な僕が仕事上で起こったトラブルを紹介します。

チームリーダーに嫌われてたエピソード

以下は僕が業務の中で実際にチームの指導者(リーダー)とトラブルの原因となった出来事です。

どうでもいい内容かも知れませんが、ほんの些細な出来事から人との仲は壊れていくんだなと思いました。

お昼のランチ事件

常駐の仕事あるあるなのですが、ある案件の参画初日にプロジェクトリーダーに「一緒にランチ行こう」と誘われた事がありました。

個人的にはお昼の時間は一人でゆっくりしたいのでどうしても他人とランチを行くのが苦痛でした。

なので適当に理由を付けて断ったのですが、それ以降相手の態度が素っ気なくなった事が2回ほどあります。

今後もチームリーダーとかいう人たちとは一緒にランチなんて行きたくありません。

(プライベートな時間を犠牲にしてまで何故ランチに行かなければいけないのか?)

エディッタ事件

別の案件ではツールを使うのは自由だったのですが、リーダーが「良い開発エディッタある」と言う事で頼んでもいないのにその「エディッタ」をインストールしてくれた時がありました。

ただそのエディッタは前の案件で少し使ったものの僕的にはあまり使いやすいエディッタではないという事が分かっていたので、今まで通り「さくらエディッタ」を使い続けていました。

それ以降インストールしたエディッタを僕が使わない事を不快に思ったのか僕に対する態度が冷たくなった事がありましたね。

(勝手にインストールしたクセに使わなかったら怒るってどういうこと?)

リーダーと性格的に合わないと今後がしんどい

自分と合わないリーダーと一緒に仕事をすると業務が円滑にならない事があります。

人間関係のトラブルが多発して仕事内容以外の部分に神経を使わなければならないという状態になります。

僕の経験ではリーダーからはITと関係無い内容の仕事を振られた事がありました。

また僕の何気ない言動に対して何でもかんでも否定的な事を言われた事があります。

言い尽くせないほどあるのですが、こうなってくるとストレスで心身共にしんどくなってきますね。

一度チームのリーダーに嫌われるとその案件は色んな意味で「先はない」という感じですね。

対人関係が苦手な人は要注意

対人関係が苦手な僕の経験上、人間関係のトラブルを起こしがちなエンジニアだと業務上キツイ場面に遭遇すること中々避けられないかもしれません。

常駐型案件でも在宅案件でも仕事を依頼する側とのコミュニケーションはどうしても必要です。

この時点で仕事の依頼者と受ける側の人間的な摩擦が起きる可能性は少なからず発生する条件は整っているという事です。

特に常駐型案件は会社員と働き方は変わらないため人間関係のストレスは在宅型より多くなりがちです。

他人で僕みたいなトラブルは聞いた事がないので稀なケースかもしれませんが、こういう事もあるよということだけ伝えたいです。

仕事が見つからなかった時はつらい

実務経験が少ない

僕がフリーランスになりたての頃は実務経験1年未満だったということもあり案件が見つからなかったというのはありました。

実務が少ないと理由からエージェントや企業先は不安なのか最初は案件の紹介や面談に呼んでもらえるという事がない状態が続きました。

案件の中には実務経験2~3年以上と明記しているものもあるのですが、実務以外に独学してきた内容をスキルシートに書くなど改善を試みたりポートフォリオを活用するなどの工夫で面談に呼んでもらえる事も多くなったりしましたね。

やりたい仕事が見つからない

実務経験が少ない頃は興味のある案件の仕事をするのが難しいなんてことはよくありました。

エージェントからは「実務が少ないから」という理由で「誰もやりたくなさそうな」案件ばかり紹介されたことはありました。

東京と違ってWeb系の案件は少ない地域に住んでいるので、人気案件はベテランエンジニアに真っ先に持っていかれるという状況だったと思います。

ただ僕も仕事内容で妥協したくなかったのでキャリア初期から自分のやりたいことができる案件で参画してました。

実務未経験 or 少ないエンジニアは妥協して好きでもない案件(テスター、運用保守など)に参画するぐらいなら、少々茨の道でも開発の仕事を探した方が今後のエンジニアライフでプラスに働くと思います。

運用保守は辛すぎて二度とやらない

経歴初期でなんとか開発の経験を積んできた僕ですが、ある時に興味本位で運用保守の仕事をやってみたいと思った時がありました。

実務経験が少ない頃はよくテスターや運用保守の仕事を勧められたのですが何回も断ってきていました。

開発の経験を自分が満足いくぐらいに経験した頃ぐらいから運用保守ってどんな仕事なのだろう?と思い、単価もそこそこよかったので実際に案件に参画することになりました。

運用保守エンジニアの辛いところ

スキルにならない

一言で言うと「細かい仕事が多いだけで、スキルにはならない」です。

開発なんかは設計書がありその内容に沿って仕事をするのですが、コードの記述などはある程度裁量があります。 対して運用保守は案件ごとの明確な決まりがありマニュアルに従って作業することが絶対です。

他の現場はどうか知りませんが、僕が携わった20サイトほどの運用案件は全てその様な感じでした。

また20サイト全ての保守の方法がバラバラで細かい内容も覚えなければならないので最初の段階で嫌になりましたね。

仕事内容としては

WebサイトのテキストやHTMLの差し替え
SQLのバッチを当てる
月ごと報告書の記入
その他問い合わせ対応や事務的な作業など・・・

これはほんの一例に過ぎませんが、コードを書く様なクリエイティブな面が全くないので僕的にはかなり苦痛でしたね。

慣れれば楽なんでしょうけど、僕には運用保守は向いていないとハッキリと思いました。

モチベーションを保つのがしんどい

覚えることは多いし、汎用的な知識ではないので覚えたことは他社の案件では通用しないケースが多いと思います。

ある程度パソコンを扱える人であれば未経験でもできる仕事内容なのでスキルになりません。

運用保守の仕事をする前からなんとなく分かってはいたのですが、実際にやってみると不人気職種の理由がより明確に分かり辛すぎたのでモチベーションが上がりませんでした。

なので引き継ぎが終わった段階で案件から離脱することになりました。

真冬に冷房が入っていた

以前の常駐案件であったことです。

真冬の時期なのでオフィスで働いていたなら暖房があると思うのですが、寒過ぎて業務中かなり辛かったことがありました。

あまりにも寒いのでエアコンの操作パネルを見にいくと冷房が入っていたことがありました。

その現場はこういうことが度々あったので、それから早めに出社してエアコンを暖房のスイッチをいれていました。

地方住みは参画先が自宅から遠い

これも常駐案件あるあるです。

仕方ないといえばそうなのですが、僕は地方住みなので、案件先の都市部まで電車で通勤しなければなりません。

もちろん朝も早く起きなければいけないし満員電車は避けられません。

通勤が嫌な人は在宅フリーランスを目指した方が良いでしょう。

辛いことばかりではない

なんだかんだエンジニアの仕事は楽しいです。

好きなことを仕事にして、勉強したことが仕事で活きるのはやりがいを感じます。

また会社員の頃よりも収入が上がったのでフリーランスエンジニアになって良かったと思っています。

まとめ

ゆんぷる
ゆんぷる
◯ 対人関係が苦手だと心の消耗が凄まじい
◯ 参画先が遠いとそれだけで消耗する
◯ 空調の設定がいい加減な時があった
◯ 経験が少ないと好きな案件を選べなかった
◯ 運用保守はあまりにもつまらな過ぎた
コミュ障でもできる? ITエンジニアに必要なコミュ力と対策僕はコミュ障です。 いろんな案件に携わって周りを見ているとコミュ障っぽい人はいても僕ほど本物のコミュ障は少ない様な気がしました。 そんな重度のコミュ障で対人関係が超絶苦手な僕がエンジニアになったことで経験したリアルな日常と対策を書いてみました。...