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休みはない?フリーランスエンジニアの休暇事情とは?

会社員の場合、多くは週休2日と決められていたりするのですが、フリーランスにとって休みというのは曖昧なものです。

ITフリーランスの場合は在宅型と常駐型で休みの取り方も変わってきます。
今回はフリーランスエンジニアにとって休みはどういうものなのかを見ていきたいと思います。

フリーランスにとって休みとは?

フリーランスに有給はない

会社員と違って有給休暇という概念が存在しません。
有給は労働者の権利であるので会社員であれば毎年一定日数の有給の休暇日が与えられます。

しかしフリーランスは労働者ではないので有給休暇はないのです。

フリーランスはいくら休んでも良い

フリーランスは働くのも休むのも全て自己責任です。
長期休暇を取って海外旅行に行っても誰も文句は言いません。
もちろん休めばその分の収入は入ってきません。

休日の設定は自由

今関わっている案件に支障が出ない範囲であればフリーランスは何いつ休んでも構いません。
もちろん平日に休む事もできるので、役所や銀行で用事を済ませたり病院にもいきやすくなります。また観光地などは平日の方が空いているため旅行でも混雑を避ける事ができます。

あえて仕事しない期間を作る


フリーランスは自身が働かないと収入が入らないので休日がある会社員時代より仕事を多くやりがちな時もあります。フリーランスは個人事業主なので体を壊してしまえば収入が途絶えるし保証も何もありません。

誰にも束縛されないという事はそれだけ自己管理も必要になってくるのです。
自己管理という意味でもオンとオフの切り替えが重要です。

例えば3ヶ月働いて、1ヶ月休むというようなインターバルで働く事もできます。
時にはまとまった休暇を取ることで心身のリフレッシュするだけではなくモチベーションを上げることもできます。

在宅のフリーランスは休みを取れるタイミングが曖昧

ITのフリーランスエンジニアとして在宅リモートで仕事をする場合、常駐型フリーランスに比べると休みを取れるタイミングが曖昧です。

在宅リモートの場合、報酬を得るためには制作物を納品をしなければいけません。
早く終わってしまえばその分時間に余裕ができて休む事も可能になりますが、作業の進捗状況次第では働き詰めになり休みが取れないというような事も起きてしまいます。

余裕を持ってクライアントに納品できる様にスケジュール管理が必要になってきます。
常駐型に比べ在宅リモートの仕事はより自己管理が求められるのです。

業務委託フリーランスの休み事情

常駐型の業務委託(準委任契約)のフリーランスは作業した時間分報酬が発生します。
業務委託契約のフリーランスの場合はどの様な休み方ができるでしょうか?

週休3日以上も可能

業務委託のフリーランスはクライアントの現場の稼働状況に合わせて動く事が多いので基本は週休2日です。 しかし案件の状況や現場の指導者との交渉次第では休日を週3日にしてもらう事も可能です。

この場合はエージェントにもその旨を伝えて了承してもらう必要があります。

精算時間を満たしていれば休んでも減額されない

業務委託の場合は精算幅が定められている場合があります。
例えば精算幅が「140h 〜190h」だとすると、その月の稼働時間が160hの場合は精算時間を満たしている事になり基本単価が報酬として入るのですが、月の精算時間が基準に到達しなければ基本単価から満たさなかった時間分の報酬が差し引かれたり、逆に越えれば時間分だけ報酬が加算されるというものです。

例えばその月の稼働日数が22日だった場合、1日8時間の20日稼働で160時間を満たしていれば残りの2日は休んでも報酬から引かれないのです。
ただ理屈上は可能というだけで、現実的にクライアントとの付き合いを考えた場合は休むのが難しいケースが多い見たいですね。

ちなみに僕は現場のリーダーと親しくしていた訳でもなくどちらかというとあまり好かれていない事もあり、精算時間を満たした時点で躊躇なく休みを取っていました(笑)

業務委託もインターバルを置く働き方が可能

在宅だけではなく業務委託でも数ヶ月案件に参画した後、1ヶ月休むような働き方は可能です。特に業務委託は高単価な案件が多いためお金に余裕ができて積極的に休みやすいという事情もあります。

スキルアップという事で考えれば基本的に長くても3ヶ月現場にいればその案件でキャッチアップできるスキルはほとんど無くなるので、3ヶ月働いた後に1ヶ月休んで勉強などでスキルアップして、また3ヶ月働くというスタイルも可能です。

まとめ

ゆんぷる
ゆんぷる
◯ フリーランスは労働者ではないため有給休暇はない
◯ 在宅フリーランスは仕事も休みも決められていないので自ら計画的に行う必要がある
◯ 業務委託フリーランス の場合その月の精算幅を満たしていれば休んでも減額されない
◯ インターバルで3ヶ月働いて、1ヶ月休むというような働き方もできる
地方在住のフリーランスが高収入になるために重要な事と対策地方在住の僕が地元で暮らしていて仕事探しに苦労した事と、その後どの様にフリーランスとして仕事を探したかを体験談を交えて解説していきたいと思います。...