歴代のマジンガーシリーズの中から最強に相応しいマジンガーをランキング形式で紹介したいと思います。
マジンガーといえば初代となる「マジンガーZ」の登場から数多くの作品で歴代マシンが登場し活躍、現在でも不動の人気を誇るスーパーロボットです。
今回はテレビアニメや漫画をはじめ、様々な作品で登場したマジンガーの中から最強の5機種をまとめてみました。
シリーズ最強のマジンガーベスト5
テレビアニメ、OVA、劇場版、漫画、ゲームなどで登場したマジンガーを強さ順に紹介したいと思います。
なお、ランキングについては作中での活躍や設定などを総合的に見たイメージで判断しています。
マジンガーZERO
出典元:https://dic.pixiv.net/
登場作品:真マジンガーZERO
パイロット:兜甲児
漫画「真マジンガーZERO」の第二部「真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍」で登場した「マジンガーZ」が魔神パワーを解放した形態。
幾度となく覚醒し世界を滅ぼしてきた終焉の魔神である。変異した段階で搭載兵器の攻撃力が大幅にアップしている。
暗黒大将軍が率いる戦闘獣軍団との戦いで打ちのめされていた「マジンガーZ」が、救援に来た「グレートマジンガー」の驚異的なエネルギーに反応、7つのブラックボックスを全て解放し魔神化、さらにパイロットである「兜甲児」を取り込んで変異した。
変異後は暗黒大将軍をあしらった後、グレートマジンガーと戦闘、戦いが続く中でついに魔神パワーを全て解放し「マジンガーZERO」として覚醒する。
第5巻では「ゴードンヘル」を倒すも洋上に落下、甲児共々行方不明になる。その後、ミケーネ帝国と決戦において地獄大元帥を撃破した際に闇の帝王Dr.ヘルの呼びかけで再びマジンガーZEROに覚醒、コクピット部分のジェットパイルダーを排除した後に「真マジンガーZERO 地獄モード」に変態し第7の魔神パワーを発動させた。
一連の原理について甲児曰く、「マジンガーZは無敵のスーパーロボット」であるというこれまでの兜甲児達の意識が影響しているとの事。
「7つの魔神パワー」
・再生
損傷状態に関わらず一瞬に修復する。
・吸収
敵のエネルギーを吸収し自らの力に変える。
・強化
最大出力や耐久性、武装のパワーを上げる
・高次予測
100%に近い確率で敵の行動を予測する。
・変態
機体の一部を変態させ兵器を追加。覚醒終了後もマジンガーZにはその武装が装備されたままだが、威力は低下している。
・因果律兵器
僅かな確率で起こるとされる事象を無理やり引き起こす。
・魔神化
ZEROの自我を発現させ、搭乗者も吸収してしまう。
武装 | アイアンカッター ルストハリケーン サザンクロスナイフ ブレストファイヤー ダイナミックファイヤー ZEROスクランダー |
マジンエンペラーG
出典元:https://dic.pixiv.net/
登場作品:スーパーロボット大戦シリーズ
搭乗作品:剣鉄也
ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズで登場するマジンガー。「偉大なる魔神皇帝」の異名を持つ。スパロボが初登場となるマジンガーは「マジンカイザー」に次いで2機目となっている。
「グレートマジンガー」が発展した機体でパイロットは「剣鉄也」。コクピット・脱出装置である飛行ユニット「エンペラーコンドル」が頭部に合体する事で起動。
ゲッター線の技術こそ導入されたものの、それ以外は既存の光子力技術によって構成された機体となっている。
背部に装備されている「エンペラーオレオール」は高速飛行時に翼状に変形、また「グレートマジンガー」の「グレートブースター」と同じく分離して敵にぶつける必殺技「エンペラーオレオールG」を繰り出す事が可能。
発動時には雷雲から放たれた雷をを受け超高速飛行後、敵に目掛けて射出する。
初登場となった「スーパーロボット大戦V」では「マジンガーZ」の「魔神パワー」の覚醒を抑制・反撃するため開発された、「マジンガーZERO」と同等の戦闘力を持つマジンガーとなっている。
起動が出来なかったため役目を果たす事は叶わなかったが、「真ドラゴン」のゲッター線を浴びる事で起動することに成功する。
武装 | エンペラーソード エンペラーブレード ルストタイフーン グレートスマッシャーパンチ エンペラーオレオール グレートブラスター サンダーボルトブレーカー 魔神双皇撃 |
マジンカイザーSKL
出典元:https://dic.pixiv.net/
登場作品:マジンカイザーSKL
パイロット:海動剣、真上遼
神や悪魔を超えると伝えられる強大な戦闘力を持つ巨大ロボ。作中では建造された経緯や誰が作ったのかが不明のマシンとなっている。
パイロットはスカルフォースに所属する「海動剣」「真上遼」でキバ軍、ガラン軍を相手に戦う。なお操縦はそれぞれの役割が異なっており「海動剣」が近接格闘、「真上遼」が射撃を担当している。
「マジンカイザーSKL」のコクピットとなる飛行メカ「スカルパイルダー」は複座式となっており、パイロットの2人が担当を入れ替える時にはそれぞれの操縦席がスライドする。
頭部に「スカルパイルダー」が合体する事で起動、サポートメカ・ウィングルのパーツと合体する事で飛行が可能になり封印されていた武装も解放される。
1機で敵の大群を壊滅させるパワーを持っており、伸縮自在の「牙斬刀」、2丁拳銃で大斧としても使用可能な「ブレストリガー」、刃を回転させて発射する「トルネードクラッシャーパンチ」など格闘・射撃兵器のバランスに優れる。
胸部に搭載された「インフェルノブラスター」は高出力の熱線を熱線を放つ兵器でウィングクロス状態では最強の攻撃力を持つ武器となっている。
サポートメカ「SKL-RR」は地上走行のバイクと山間部を移動する事が出来る骸骨馬の二形態に変形が可能で、劇中のラストシーンでは本機が搭乗している。
武装 | 牙斬刀 ブレストリガー トルネードクラッシャーパンチ ルストストリーム トールハンマーブレーカー インフェルノブラスター |
グレンダイザー
登場作品:UFOロボ グレンダイザー
パイロット:デューク・フリード
1975年に放送されたテレビアニメ「UFOロボ グレンダイザー」の主役メカ。フリード星の守護神として開発された。
パイロットはベガ星連合軍に滅ぼされたフリード星の王子「デューク・フリード」で王家以外の者の操縦は遮断される仕組みになっている。
装甲素材の「グレン合金」は超合金ニューZと同程度の強度を誇り、鉄の5千倍の強度を持つ。
円盤状のサポートユニット「スペイザー」と合体する事でマッハ9の機動力を発揮し大気圏内を飛行する事が可能だが、飛行形態の武装に依存してしまうという弱点もある。
なお、スペイザーと合体した場合は武器を使用しなければ約3ヶ月の航続能力を持っている。コクピットはスペイザーとダイザーの両方に搭載されている。
マジンガーシリーズのスーパーロボットという事もあり、「スペースサンダー」「ダブルハーケン」「スクリュークラッシャーパンチ」「ショルダーブーメラン」などマジンガーZ、グレートマジンガーに似た武器を多数装備している。
必殺兵器の「反重力ストーム」は胸部から虹色の光線を照射、「ブレストファイヤー」「ブレストバーン」の様な熱線ではなく反重力エネルギー波を敵にぶつける攻撃となっている。
ちなみにマジンガーシリーズでありながら「マジンガーZ」との共演は一度も実現していない。
全高 | 30.0m |
重量 | 280.0t |
装甲素材 | グレン合金 |
動力源 | 光量子エネルギー |
飛行速度 | マッハ9(スペイザー合体時) |
最大出力 | 180万馬力 (強化後:200万馬力) |
武装 | スペースサンダー ダブルハーケン ショルダーブーメラン スクリュークラッシャーパンチ 反重力ストーム ハンドビーム ダイザービーム |
グレートマジンガー
登場作品:グレートマジンガー
パイロット:剣鉄也、兜甲児、兜剣造
「マジンガーZ」の続編として1974年に放送された「グレートマジンガー」に登場したスーパーロボット。メインパイロットは主人公の「剣鉄也」。
前作の主人公「兜甲児」の父親である「兜剣造」博士が「ミケーネ帝国」からの侵攻を阻止するために15年かけて建造した。
装甲素材には「マジンガーZ」の「超合金Z」よりも軽量で4倍の強度を持つ「超合金ニューZ」が使用されている。
完成時点で飛行能力と空中戦能力を備えており、劇中最多の決め技で4万度の高熱線を放射する「ブレストバーン」、上空の雷を誘導した300万ボルトので電圧を誇る最強技「サンダーブレーク」などの強力な兵器・必殺技を持つ。
操縦桿も素人が扱える様に洗練され劇中では開発者の「兜剣造」が戦闘を行ったが不慣れなためか苦戦を強いられている。
弱点は”翼の付け根”で攻撃されると一時的に機能停止に陥ってしまう。
劇場版「UFOロボ グレンダイザー対グレートマジンガー」ではスクランブルダッシュの基部を攻撃され全機能が停止、復帰までに数秒間の間は予備装置が作動する事態が発生した。
テレビアニメ版では「マジンガーZ」の最終回で初登場、「戦闘獣グラトニオス」と「ビラニアス」に敗れたマジンガーZの後を受け急遽投入。
劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」ではマジンガーZが苦戦していた獣魔将軍率いる戦闘獣軍団を鮮やかに一掃している。
劇場版「グレンダイザー対グレートマジンガー」で強奪された際には敵の親衛隊長「バレンドス」の操縦によって「グレンダイザー」と互角に戦いを繰り広げた。
全高 | 25.0m |
重量 | 32.0t |
装甲素材 | 超合金ニューZ |
動力源 | 光子力エンジン |
飛行速度 | マッハ4 |
最大出力 | 90万馬力 (強化後:130万馬力) |
最高高度 | 50000m |
武装 | アトミックパンチ ドリルプレッシャーパンチ グレートタイフーン ブレストバーン ネーブルミサイル スクランブルカッター グレートブーメラン バックスピンキック ニーインパルスキック マジンガーブレード サンダーブレード グレートブースター |
最強のマジンガーランキングの感想
各作品の中から歴代最強に相応しいマジンガーを紹介しました。
冒頭でもお伝えしましたが今回のマジンガー最強ランキングはアニメやゲームなどで見た個人のイメージを元に作っています。
「マジンガーZERO」「マジンエンペラーG」に関しては設定的にチートレベルの強さを持っているので、この2機の上位はすぐに決まりました。
3位の「マジンカイザーSKL」も上の2機と比べると強さは劣りますが、それでもスーパーロボットとしては十分過ぎる強さを持っているので、特に迷いはありませんでした。
上位の3機は明確なスペックは不明ですが、劇中での活躍や設定などを見ると妥当だと思います。
問題は「グレートマジンガー」と「グレンダイザー」に関してですが、武装は似た様な感じで劇中では互角の戦いを演じているものの、スペックなどを見るとグレンダイザーの方が上になると思います。
グレンダイザーの装甲はグレートと同じ強度ですが、機動性に関してはスペイザー形態であれば光速に準じる速度を持つとされているのでパワー、機動性、耐久性など総合的に見るとグレートマジンガーより優れていると言えるのではないでしょうか。