販売が終了した昔懐かしい知育菓子を時系列でまとめてみました。
水と粉を混ぜると色が変わる「ねるねるねるね」をはじめ、知育菓子の中にはまるで実験のような体験ができるケミカルなお菓子が多く存在します。
本記事では、クラシエフーズから発売された歴代の知育菓子を振り返りつつ、既に販売終了した商品を紹介していきます。
販売終了した懐かしい知育菓子 60選
クラシエフーズから過去に発売された知育菓子を紹介したいと思います。
なお各商品の発売時期については推測も含みますのでご了承ください。
・ぶらんぶらん
出典元:k.mandarake.co.jp
発売時期:1980年代中頃
釣り竿の先の輪にゼリーを固めて釣る。
・にょろりんぷかちょ
発売時期:1985年前後?
コップに付属の粉を2つ入れてソーダを作り、中に練りチョコを入れて固める。
・どこまででるでる
発売時期:1986年
付属の筒型の容器に粉と水を入れてストローを挿すとストローの先から泡が出てくる。
・ぷにょぷにょぽっこん
発売時期:1987年以前
粉と水を混ぜて丸い餅状のお菓子を作り、付属のコーンを上から押して詰め込み、カラフルシュガーをかけて食べる。
・ふりふりコロコロ
発売時期:1988年頃
カプセル型の容器に粉と水を入れて振るとガムが完成。
・わさわさぶらぶら
発売時期:1989年
「ぶらんぶらん」と同じ。
付属のトレーに枝付き棒を乗せ、粒型の粉末を入れた後に専用の液体を流し込むとゼリーが完成。
・カチンカチン
出典元:https://aucfree.com
発売時期:1980年代後半
水と粉を混ぜると硬いラムネが完成。
・でろんでろん
発売時期:1980年代後半
6つのラムネのうち1つは酸っぱいラムネが入っている。作り方は不明。
・のびキャン
発売時期:1980年代後半~90年前後
付属のトレーに粉と水を入れて混ぜると伸びる水飴ができる。
・ガムがため
発売時期:1990年代前半
円柱の筒状の容器で押し固めて作るガム。
・ぽんぷちぽん
発売時期:1990年代
粒状のゼリーが入った水飴をスティックですくって食べる。
・ぼわんぱ
発売時期:1990年頃
粉を入れた筒状の容器を水の入ったコップにしばらく漬けると、浮き上がってラムネ菓子になる。
・モコモコット
発売時期:1990年頃
モコモコした泡状のお菓子を付属のコーンと煎餅に盛って食べる。
・トンビューン
発売時期:1991年頃
出来たゼリー状のお菓子をスティックですくって食べる。
ゼリーは最大で1メートル以上伸びる。
・べんべろべーん
発売時期:1991年
「のびキャン」の類似品。
シロップと粉を混ぜると伸びる柔らかい餅状のお菓子が完成。
・えんやらぽっこ
発売時期:1992年頃
付属の壺型の容器に粉と水を混ぜると泡が膨らみ、弾力がある餅状のお菓子ができる。
・ぬっきんきん
発売時期:1992年
付属の筒型の袋に粉と水を入れて棒を挿して、水に付けると色が変わってグミが完成。
トッピングをかけて食べる。
・チュチュチュチュ
発売時期:1980年代~1993年 (ベルフーズ時代)
粉の上に専用の液体をかけるとゼリー状に固まるので、ストローで吸って食べる。
・チュッとなぞって
発売時期:1980年代~1993年 (ベルフーズ時代)
付属のシロップと粉を混ぜて作った液体をトレーに流し込むとゼリーが完成。
ストローで吸った部分に別の液体を流し込むと2色のゼリーが完成。
・ぱちぱちぱっちん
出典元:https://aucfan.com
発売時期:1980年代~1993年 (ベルフーズ時代)
付属の6角形の筒状の容器に粉と水を入れてスティックを動かし混ぜた後、粉2を入れて再度スティックを出し入れするとパチパチと音が出てお菓子が完成。
・ひょっこりんぼ
発売時期:1990年~1993年
付属の粉に水を混ぜて固まったお菓子にシロップをかけて食べる。
・むむむんほわ
発売時期:1993年
粉と水を混ぜて出来た餅状のお菓子を付属の棒で固定して、カラフルシュガーをかけて食べる。
・つぼっつぶ
発売時期:1993年
付属のつぼ型の容器にシュワシュワ感のある泡とラムネ菓子を混ぜて食べる。
・ぴらんぺら
発売時期:1993年
付属の棒に粉と水で作ったお菓子を流し、シートで固定して3分待つと完成。
完成したお菓子は専用の甘いソースをかけて食べる。
・どさどさくっつく
発売時期:1993年
付属の棒に水と粉を交互に付けると弾力のある水飴の出来上がり。
・べらべーら
発売時期:1994年前後
「べんべろべーん」の類似品。
粉と水で出来た伸びる餅状のお菓子に付属のソースを付けて食べる。
・ぐぐっとガムダス
発売時期:1994年頃
「ガムがため」の後継品。
付属の筒に粉を入れて棒で押し固めると色付きのガムが完成。ガムを筒から押し出して食べる。
・スラスラキャンバス
発売時期:1994年
「チュチュチュチュ」の類似商品。
粉の上に専用の液体をかけてゼリー状になったお菓子にソースをかけて食べる。
・むにょっぴちょちょ
発売時期:1990年代中頃
氷の上に専用ソースで描いて固めたチョコレートにトッピングを付けて食べる。
・バッキンガムガム
発売時期:1995年
「カチンカチン」の類似商品。
粉末と水を混ぜて作ったラムネ状のお菓子に粒状のガムが入っている。
・むじむじちゃちゃ
発売時期:1995年
「スラスラキャンバス」の類似品。
粉の上で絵を描いて作る色付きのグミ。
・うにょうにょ
発売時期:1996年以前
出来上がったクリーム状のものを付属の筒に入れてピストンを押すと、筒の下からニョロニョロっとクリームが出てくる。
・こねこねっち
発売時期:1996年頃
粉と水を混ぜると膨らんだ水飴ができる。
・のびぴゅん
発売時期:1996年
のびキャンの後継。
粉と水を入れて混ぜて色が変化すると伸びる水飴が完成。
・ゆさゆさぷるぷる
発売時期:1998年
「わさわさぶらぶら」の後継品。
付属のトレーに枝付き棒を乗せ、粒型の粉末を入れた後に専用の液体を流し込むとゼリーが完成。
・がむにょろぼー
発売時期:1990年代中頃~後半
「ぐぐっとガムダス」の類似品。
付属の筒の中で固めたガムを押し出して完成。
・ころころぽろろん
発売時期:1990年代後半?
「なるなるみになる」の類似品。
付属の枝付きローラーを水と粉に交互に付けるとゼリーができる。
・ふりふりたまポン
発売時期:1990年代後半
「ふりふりコロコロ」の類似商品。
専用のカプセル容器に粉と水を入れて振るとゼリーができる。
・ちゃぷちゃぷもこもこ
発売時期:1990年代後半
「どさどさくっつく」の類似品。
専用の液体と粉を交互につけると弾力のある餅状のお菓子が完成。
・ぴろろんぱ
発売時期:2000年
「スラスラキャンバス」の類似品。
粉の上に3色(赤・緑・青)のカラフルスポイトの液体をかけるとゼリーが完成。シュワっとするカラフルシュガーをかけて食べる。
・なるなるみになる
発売時期:2000年代?
付属の枝付き棒にシロップと粉を交互に付けるとグミができる。
・こねこねほわっちょ
出典元:harryscompany.web.fc2.com
発売時期:2000年前後
付属の液体と粉末を混ぜると納豆みたいに無数の糸状の水飴が完成。
・ぺったらなんじゃら?
出典元:www.funakiya.com
発売時期:2000年
付属のヘラをシロップと粉に交互に付ける。
出来上がったゼリー状のお菓子にカラフルシュガーを付けて食べる。
・おっタマでるでる!
出典元:harryscompany.web.fc2.com
発売時期:2001年?
トレーに粉Aと水を入れて液体を作る。
粉Bを入れたコップに、上記の液体入れてカップを左右に振ると赤い玉状のお菓子が完成。
・むにゅっとでるで~る
出典元:harryscompany.web.fc2.com
発売時期:2002年頃
「うにょうにょ」の類似品。
2種類のクリーム状のお菓子を筒から押し出して混ぜて食べると全く異なる味に変化する。
・へんしんガムガム
発売時期:2002年
粉と水を混ぜるとガムになる。
・つんちゅるる
発売時期:2003年
付属の液体Aに液体Bを混ぜると棒状のゼリーになる。
・ずんずんもこもこ
発売時期:2005年前後
「どこまででるでる」の後継品。
筒状の容器に粉と水を入れストローを挿すと泡が出てくる。
・つぶっち
発売時期:2000年代中頃
スポイトから垂らした液体を付属のシロップにを入れると固まって粒状のゼリーができる。
・かためてくんくるん
発売時期:2005年頃
粉と水を混ぜて固まり始めたお菓子に付属の棒状のクラッカー挿して食べる。食感はラムネっぽい。
・にょびガムラ~
出典元:harryscompany.web.fc2.com
発売時期:2005年頃
「のびキャン」「のびぴゅん」の類似商品。
伸びるのは同じだが、餅状のお菓子ではなく固まるとガムになる。
・かきまショー
発売時期:2005年
「スラスラキャンバス」の後継品。
粉の上に専用の液体をかけてゼリー状のお菓子が完成。泡ソースをかけてたべる。
・ペロロン
出典元:http://blog.livedoor.jp/d1_ogawa
発売時期:2006年頃
「べんべろべーん」「べらベーら」と類似したお菓子。
粉1と水を混ぜて作った液体に、粉3をかけて出来た伸縮性のゼリー状のお菓子を、粉2と水を混ぜて出来たクリームに絡めて食べる。
・ぬりりんグミミン
発売時期:2007年~2008年
水と粉末を混ぜるてしばらく押さえるとグミが完成。
・ぴゅぴゅっとアワッチュ
出典元:harryscompany.web.fc2.com
発売時期:2009年頃
粉が2つ付属しており、それぞれの粉を溶かして出来た液体を2つのスポイトでそれぞれ吸い上げる。
最後に違う液体の入ったスポイト同士を専用のストローで繋げで押し出すと、色が変化した泡状のお菓子が完成。
・グミビューン
発売時期:2009年
「べんべろべーん」「べらベーら」「ペロロン」と類似したお菓子。
粉1と粉2をそれぞれ別のトレーに入れて水で溶かし液体を作る。
粉1の液体の中に粉3をふりかけると伸びるグミが完成。
完成したグミに粉2の液体を付けて食べる。
・ボーねり
発売時期:2010年
トレーに粉と水を入れて混ぜると空気を含んだ水飴が完成。
2本の棒で練れば練るほど伸びる。
・くるくるぺろりん
発売時期:2011年頃
付属の粉と水で作ったゼリー状のお菓子に粒状のシュワシュワのトッピングを付けて食べる。
・フリ玉グミ
発売時期:2011年
「ふりふりたまポン」の類似商品。
ボール型のカプセル容器に粉と水を入れて振るとゼリーができる。
・なるなるグミの実
発売時期:2012年
プラスチックの枝付きの「グミの木」を粉と水で作ったシロップと粉2を交互に付けてグミを作る。
販売終了した懐かしい知育菓子の感想
今回は販売が終了した知育菓子を紹介しました。
紹介したお菓子は全て「クラシエフーズ」が販売したものになります。
また、クラシエフーズは「カネボウ食品」「ベルフーズ・カネボウ食品本部」「カネボウフーズ」と社名を変えているので、詳細なお菓子の発売年が分からないものについては社名で推測しているものも多くあります。
知育菓子は味のケミカルさや、作る過程で化学反応が生じたりする事から「サイバー菓子」とも呼ばれますが、今回取り上げたものだけ見ても個性的で面白いお菓子が多いと思いました。
ものによって色んな化学反応があって遊び要素もあり、科学的かつ未来的な感じが他のジャンルのお菓子と違う所だと思います。
知育菓子が好きのマニアックなファンもいますし、お菓子界の中でもオタク的な要素が強く、成分や作り方の違いを研究する人も多い印象を受けました。
そういう意味では知育菓子は子供だけではなく大人もハマる奥深いジャンルだと言えると思います。
・ねるねるねるねについて「ねるねるねるね」といえば「うまい!」の後の「テーレッテレー」の音楽のCMも有名ですが、それよりも古いCMがあったみたいですね。
知育菓子の中でも知名度が高く、ジャンルの代名詞ともいえるお菓子で1986年の発売以来いろんなフレーバーが誕生しています。
初代「ねるねるねるね」メロン味