【最強のジム】歴代ジム系機種のスペック最強ランキング (宇宙世紀ガンダムシリーズ)

歴代作品で登場・活躍したジム系モビルスーツをスペック別にランキング形式でまとめてみました。

汎用量産機としてこれまで多くの作品に登場してきた人気のジム系機種ですが、時代による変化を伴ってきたモビルスーツでもあります。

今回は「出力」「推力」「機動性」「センサー有効範囲」「アポジモータ数」「大きさ」「重量」などの観点から能力別に各機種をランキング、加えて総合力の高い5機種を紹介したいと思います。

ジェネレータ出力ランキング

ビーム兵器の出力に関連のある「ジェネレータ出力」のランキングです。

数値が高いほどパワーが高いといえます。

スラスター総推力ランキング

スラスター、バーニア、アポジモーターなどを含めた推力の総合的な数値です。数値が高いほど機動性に優れますが、MSの重量に依存します。

機動性(推力重量比)ランキング

総推力と本体重量で見るMSの機動性です。この数値が大きいほど機動性が高いという事になります。(装備の重量は含まれません)

「推力重量比 = 総推力(kg) ÷ 本体重量(kg)」で計算。

アポジモーター数ランキング

アポジモーターは姿勢制御や運動性に関わりますが、アポジモーターの推力や機体の重量に依存します。

センサー有効半径ランキング

搭載されているレーダーなど各種センサーが検知できる範囲です。この範囲が広いほど探索などによる情報取得で有利に働きます。

大きさランキング

モビルスーツの頭頂高です。頭頂高が不明な機種は全高で記載しています。

重量ランキング

モビルスーツの本体重量を記載。各種装備を除外した重量になります。この数値が小さいほど機動性・運動性で有利になりますが、推力に依存します。

装甲素材一覧

モビルスーツで使用されている装甲素材です。

時代が進むにつれて耐久性と軽さを両立させた装甲素材が使われるようになり、MSの軽量化と機動性・運動性にも貢献している様に思います。

歴代ジムの総合性能 TOP5

ビーム兵器の攻撃力に関連する「ジェネレータ出力」運動性や姿勢制御に関連する「アポジモーター数」、耐久性に関連する「装甲素材」、そして「機動性」に焦点を当ててトータル的に能力の高いと思ったモビルスーツを選んでみました。

本当は「センサー有効範囲」も判定に含めたかったのですが、大半のMSが不明となっているため除外しています。

結果は「機動戦士ガンダムF91」「機動戦士Vガンダム」など宇宙世紀の後年に登場したジム系のモビルスーツが全体的に上位を占めているので、強さの順位としては妥当な結果になったかなと思います。

 RGM-122 ジャベリン

登場作品：機動戦士Vガンダム

宇宙世紀0150年代の地球連邦軍の主力モビルスーツ。宇宙世紀0122年から運用された。

「ジェムズガン」の後継機種として再設計され「シルエットフォーミュラ計画」で得られた技術を盛り込んだ機体。

各種スラスターが増設された事で高機動を獲得したが、「ザンスカール戦争」の時には既に旧式になっており「ミノフスキー・エフェクト」の非搭載によって当時のMSとは性能差が生じた。

 RGM-119 ジェムズガン

登場作品：機動戦士Vガンダム

アナハイム・エレクトロニクスが開発した地球連邦軍の量産モビルスーツ。宇宙世紀0119年にロールアウトされた。

ヘビーガンの後継機として開発され、小型・高出力ジェネレータを搭載。「シルエットフォーミュラ計画」の恩恵によって「ビームシールド」を搭載している。

ロールアウトから30年以上経過した「ザンスカール戦争」では旧式化しており、同世代のMSに対抗出来ず撃墜される事が多かった。

 RGM-109 ヘビーガン

登場作品：機動戦士ガンダムF91

宇宙世紀0110年頃にアナハイム社が開発した量産型モビルスーツ。

「サナリィ」の小型モビルスーツの影響を受けており、ジェガンの後継機種として誕生した15m級の小型MSである。

MSの大型化によるコスト高を危惧した連邦軍はその解決策をサナリィに要求。だが、性能的にはサナリィが提唱したスペックを満たしていなかったため、連邦軍はAE社に見切りを付けて小型・高性能MSの開発は以後サナリィに委託されている。

劇中では「ビルギット・ピリヨ」が搭乗し、シーブック、セシリー達と共に戦果を挙げていたが、終盤戦において「バグ」の餌食になり撃墜されてしまう。

 RGM-111 ハーディガン

出典元：twitter.com/msq1700700tr6/

登場作品：機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91

アナハイム社が「シルエットフォーミュラ計画」でヘビーガンをベースに開発したMS。

「F71 Gキャノン」のノウハウとサナリィの技術を取り入れ「F70 キャノンガンダム」を再現する事を目的に開発された。ジェネレータ出力が強化され、機体各所にハードポイントが設置されている。

作中では「ケビン・フォレスト」が搭乗し、クロスバンガード軍と交戦。「デナン・ゲー」「ギラ・ドーガ」を撃墜している。

 RGM-196 フリーダム

出典元：gunpla-beginning.com

登場作品：G-SAVIOUR

旧連邦軍時代の旧式のモビルスーツ。

宇宙世紀0218年に地球連邦軍が崩壊するまで運用されていた。宇宙世紀0223年の時点では民間に払い下げられており、初起動から既に30年以上経過。

サイド8・ガイアのガイア軍が運用していたものの、整備が行き届いていなかったこともあり出力が不安定。さらに本来搭載されていた「ビームシールド」が実体型のシールドの置き換わっていた。

スペックで見る歴代ジムの感想

宇宙世紀ガンダムシリーズで登場する歴代ジムの各種スペックと総合力の高いジム系機種を5機紹介しました。

ジムシリーズといってもメジャーな機種からマイナーな機種まで実に多くのモビルスーツが存在するので、全ての数値を取得するのは難しいですが、スペックが公表されている機体についてはできる限りランキングに記載しています。

どのモビルスーツでもそうですが、時代が進むにつれてジェネレータ出力の強化によるパワー向上、装甲素材の改良とMSのサイズの変化などによる機体重量の軽量化と機動性が向上しているのが分かります。

総合力の高かった5機のジム系モビルスーツを見てみると全体的に順当というか、いずれも宇宙世紀シリーズの後期に登場する機体ばかりなので特に驚く様な結果にはならなかったと思います。

ただ、総合力が高かった5機種はあくまで「基本スペック」のみの結果なので、サイコミュ搭載やEXAMシステム、ビームシールドの搭載可否などは考慮に含まれていないため、実際の戦闘能力となると未知数なところも多いと言えそうです。

個別に見ていくと、総合力ではジャベリンになりましたが、正直なところ劇中ではあまり活躍した記憶が無いモビルスーツです。

同世代のリガミリティアやザンスカールのモビルスーツが高性能過ぎるので、これだけのスペックを持っていても実際の戦闘では埋もれてしまうのが現状ですね。

これは他の機種にも言える事で、ジム系機種は基本的に「やられ役」なので、同世代の他機種と比べてもスペック的に劣っているケースがほとんどだと思います。

ちなみに劇中の活躍のみにフォーカスするとすれば、大きな戦果を挙げた「ジムスナイパー」や、歴戦のパイロットが搭乗して活躍した「ジムカスタム」などが最強だと思います。

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