テクノロジー

MixhostでLaravelを簡単にインストールする方法

MixhostでLaravelを簡単にインストールしてみた

MixhostにLaravelを新規インストールする方法をまとめてみました。

インストールの方法は2種類ありますが、それぞれの手順を備忘録として残したいと思います。

まだドメインの設定を済ませていない人はこちらのページで紹介しているので是非参考にしてください。

Mixhostで独自ドメイン設定してURLを正規化してみた
Mixhostで独自ドメイン設定してURLを正規化してみた以前にWordPress導入やLaravelで作ったサイトをデプロイするにあたってお名前.comで取得した独自ドメインをMixhostで設定したので、備忘録としてメモしておきたいと思います。全体の流れとしては「ネームサーバーの設定」→ 「レンタルサーバーでドメイン設定 (自動SSL化)」→ 「URLの正規化 (リダイレクト設定)」になります。...

MixHostにLaravelをインストールする

 ターミナルからインストールする方法 (オススメ)

cPanelの「ターミナル」で手軽にインストールします。

まずインストールしたいディレクトリに移動します。

仮にホームディレクトリに「laravel-site.com」というドメインのフォルダがあった場合・・・

cd ~/public_html/laravel-site.com/

でインストール先のディレクトリに移動できます。次に・・・

composer create-project --prefer-dist laravel/laravel my-laravel

で「my-laravel」というフォルダが作成され、システムのPHPバージョンに対応するLaravelのバージョンをインストールできます。(好きなフォルダ名にしてください)

ただし、2025年1月時点ではシステムのPHPのバージョンが7.4のため、ターミナルからインストールできるLaravelのバージョンは8が限界です。

その場合は以下のようにPHP(CLI)のバージョンとComposerの場所を指定してインストールできます。

ea-php83 /opt/cpanel/composer/bin/composer create-project --prefer-dist laravel/laravel my-laravel

ターミナルからインストールする方法
最新版のLaravelがインストールされているのがわかります。

ターミナルからインストールする方法
ドメイン名のフォルダ直下に「my-laravel」が作成されていれば成功です。
これで最新版のLaravelがインストールできました。

ちなみにサーバーにインストールされているPHP(CLI)のバージョンを全て見たい場合は・・・

ls /usr/local/bin/ | grep php

で調べることができます。

ターミナルからインストールする方法
最後にドキュメントルートを設定します。

cPanelの「ドメイン」にアクセスして「管理」ボタンをクリック。

ターミナルからインストールする方法
デフォルトではドメイン名だけになっているので、Laravelのドキュメントルートはpublicフォルダなので「laravel-site.com/my-laravel/public」に変更して「更新」ボタンで設定を反映させます。

ターミナルからインストールする方法
ブラウザで「https://laravel-site.com/」を確認してLaravelのトップページが表示されれば完了です。

「Composer detected issues in your platform: Your Composer dependencies require a PHP version “>= 8.2.0”. 」

とエラーが表示された場合はcPanelの「MultiPHP マネージャー」でドメインごとのWebサーバーのPHPのバージョン(先述のCLIとは別)を上げると解決します。

PHPのバージョン変更(MixHost公式サイト)

 Softaculousからインストール方法

こちらは2023年4月4日より前に契約をした人のみ使えます。(Mixhost公式より)

まず「MultiPHP マネージャー」で対象ドメインのPHPのバージョンを8.2以上にします。

Softaculousからインストール方法

cPanelの「Softaculous Apps Installer」にLaravelのインストーラーがあるのでクリック。

Softaculousからインストール方法
インストールのリストをクリックすると「クイックインストール」「カスタムインストール」が選択できます。

ドメインを選択後、インストール先のフォルダ名(任意)を入力し、インストールするバージョンを指定。

Softaculousからインストール方法3
データベースに名前を付けたい場合は「カスタムインストール」を選択してください。

「インストール」ボタンをクリックすると指定したディレクトリにLaravelがインストールされ、データベースも作成されます。

Softaculousからインストール方法
このような画面が表示されたらインストール成功です。

作成したデータベースはcPanelの「phpMyAdmin」「MySQLデータベース」で確認できます。

ちなみにSoftaculousでLaravelをインストールすると・・・

「laravel-site.com/public」

「laravel-site.com/my-laravel/public」

のようにpublicが付いたURLにリダイレクトされたり、データベースも強制的に作る必要があるのでそれが使いにくいと思う人はターミナルからのインストールをオススメします。