カッコいい昭和ライダーを独断と偏見でランキング形式にしてみました。
仮面ライダーといえばバッタをモチーフにデザインされたものが多いですが、初代から現在に至るまで個性的なデザインの仮面ライダーが数多く登場しました。
今回は昭和ライダー中でも特に洗練されたデザインの仮面ライダーをランキング形式で紹介したいと思います。
昭和の仮面ライダー達 (初代からJまで)
初代仮面ライダーから仮面ライダーJまで合計18人の仮面ライダーを挙げてみました。
ちなみに仮面ライダーBLACK RXは昭和最後であり、平成最初の仮面ライダーになります。平成ライダーは仮面ライダークウガからというのが多くの人に認識されているため、仮面ライダーJまでを昭和ライダーとして扱っています。
「18人の昭和ライダー」
・仮面ライダー1号
・仮面ライダー2号
・仮面ライダーV3
・ライダーマン
・仮面ライダーX
・仮面ライダーアマゾン
・仮面ライダーストロンガー
・スカイライダー
・仮面ライダースーパー1
・仮面ライダーZX
・仮面ライダーBLACK
・シャドームーン
・仮面ライダーBLACK RX
・ロボライダー
・バイオライダー
・仮面ライダーシン
・仮面ライダーZO
・仮面ライダーJ
かっこいい昭和ライダーランキング ベスト10
18人の仮面ライダーの中から独断と偏見でかっこいい仮面ライダーを決めてみました。
ちなみに上位から順に載せています。
仮面ライダーBLACK
登場作品:仮面ライダーBLACK
次期創世王とされながらもゴルゴムと戦う事になった仮面ライダー。シャドームーンと同じく洗練されていて仮面ライダー史上最高のデザインだと思います。
まさにシンプルイズベストなデザイン。とにかくゴテゴテしていないのが最高です。
黒のボディに黄色と赤のストライプ、生物を感じさせる関節。そして南光太郎に埋め込まれた赤いキングストーンをイメージさせる変身ベルト。
胴体部分のシルバーのバンドも良いアクセントになっています。専用マシンのバトルホッパーのデザインもバッタ感があって良い感じ。
シャドームーン
登場作品:仮面ライダーBLACK
仮面ライダーBLACK(ブラックサン)と死闘を繰り広げたゴルゴムの次期創世王候補である悪の仮面ライダー。
ブラックサンと並んで最高にかっこいいデザインだと思います。見た目だけでは無く繰り出す技もイケてる。
黒い太陽(ブラックサン)と対極の存在である影の月(シャドームーン)。メタル感のある銀色のボディはまさに月をイメージしたのもと思われます。そして秋月信彦の体に埋め込まれた緑のキングストーンをイメージさせる変身ベルト。ブラックサンのベルト周りが銀色に対し、シャドームーンのベルトは黒になっているのも良いなと思います。
両肘のエルボートリガーと両足のレッグトリガーもこれまたカッコいい。
ロボライダー
登場作品:仮面ライダーBLACK RX
仮面ライダーBLACK RXの自己進化形態。悲しみの王子、炎の王子の異名を持つ。ひとみちゃんの死(実際には生きている)に悲しんだ時にRXが突如目覚めた姿。目と繋がっている赤い模様は悲しみの涙をイメージしている。
ベルト本体にはギア(歯車)が仕込まれておりメカ感を出しています。昭和ライダーには珍しくボディの至る所にオレンジ色が使われているのもロボット感があってカッコいいです。
必殺武器はボルティックシューター。
仮面ライダーBLACK RX
登場作品:仮面ライダーBLACK RX
仮面ライダーBLACKが進化した姿。最強の仮面ライダーと評価する人も。
ブラック同様に黒いボディが主体でシンプルなデザインが良いと思います。ベルトのデザインも変更されており、ベルト本体が金色になり赤い円が二つになりました。
リボルクラッシュで敵にトドメを刺すシーンも最高にかっこいいです。
仮面ライダーV3
登場作品:仮面ライダーV3
風見志郎が変身した姿であり1号2号に続く仮面ライダー3号である。物語は初代仮面ライダーからの続編であり悪の組織デストロンと戦う。
赤い仮面に緑の目というインパクトのあるマスクに、緑を基調とするスーツが印象的。首元に白いマフラーを装着しているのも昭和初期のライダーらしい感じがします。
変身ベルト本体のデザインが1号2号と違ってあまり大きくなくRXみたいに丸目2灯って感じでかっこいいですしスタイリッシュで良いと思います。
仮面ライダー
登場作品:仮面ライダー
本郷猛が変身する初代ライダー。科学者にしてオートレーサーの大学生である本郷猛が悪の秘密結社ショッカーに捕らえられて改造された姿。本郷は脳改造される寸前に緑川博士の協力で敵のアジトから脱出。仮面ライダーとなった本郷猛はショッカーと戦う決意。
やはり初代仮面ライダーは外せません。バッタをモチーフにした仮面とボディ、存在感のある変身ベルトと赤いマフラーが印象的です。現在の仮面ライダーの元となったデザインはシンプルでかっこいいです。
仮面ライダースーパー1
登場作品:仮面ライダースーパー1
沖一也が自ら改造手術を志願して変身した姿。アメリカの国際宇宙開発研究所で誕生したスーパー1だが、研究所はドグマに破壊されてしまう。ただ一人生き残った一也は日本に帰国、ドグマと戦う事を決意する。
1980年の作品とのことで70年代のレトロな雰囲気から少しスタイリッシュなデザインになったと思います。また生物感が強かった従来のデザインと比べると少しバッタ感が薄くなった感じもありますね。
ただベルトの見た目はまだ70年代の昭和ライダーと同じく大きくて曲線的なデザインですね。
バイオライダー
登場作品:仮面ライダーBLACK RX
仮面ライダーBLACK RXが変身した特殊形態。クライシスの策略によって処刑室に閉じ込められたRXが強い怒りによって突如目覚めた姿。怒りの王子、水の王子の異名を持つ。
必殺武器はバイオブレード。ゲル状になり狭い隙間でも難なく移動できる。
昭和ライダーには珍しい青がメインのボディで赤と銀色も合わせ持っており歴代でも特殊なデザインではないでしょうか?
青い光を放ったバイオブレードで敵を切り裂くスパークカッターもRXのリボルクラッシュに負けず劣らずかっこいいです。
仮面ライダーアマゾン
登場作品:仮面ライダーアマゾン
山本大介が変身した姿。変身時には「アー・マー・ゾーン!」と叫ぶ。
バッタがモチーフである昭和ライダーは多いですが、アマゾンはトカゲをモチーフに作られた珍しい仮面ライダーです。珍しい外観に野性味のある特異な動きをする事から歴代ライダーでも特殊位な置付けだと思います。
クセの強い仮面ライダーですが、爬虫類的なデザインが個性的で素晴らしいのでランキングに入れました。
仮面ライダーZO
登場作品:仮面ライダーZO (OVA)
麻生勝が変身した姿。バッタの遺伝子による生体改造と機械的なサイボーグの中間体であるネオ生命実験体第1号。
マスクは仮面ライダーV3に似ていますが、従来のライダーと違いベルトが無く、お腹付近に赤いストーンみたいなものが装着されています。
濃いグリーンのボディにゴールドのディティールが良いアクセントになっています。ちなみに同時期のOVAで登場する仮面ライダーJもZOとよく似た様なデザインだなと思います。
カッコいい昭和ライダーランキングの感想
仮面ライダーBLACKと仮面ライダーBLACK RXに登場するライダーでランキングの半分が埋まってしまいましたが、個人的にもバブル期に放送されたこの2作品の仮面ライダーのデザインがもっとも好きだったので取り上げてみました。
今回紹介した中でも特に仮面ライダーBLACKとシャドームーンのデザインは文句の付けようが無いくらい秀逸で素晴らしいと思います。
シャドームーンはバッタというよりカマキリな感じもしますね。昭和、平成、令和と仮面ライダーは続いていますが、ブラックとシャドームーンは今まで公開された作品に登場するどの仮面ライダーよりもカッコ良いと思います。色んな意味でバブルが生み出した奇跡の仮面ライダーではないでしょうか?
1号ライダーやV3は生物感が強く出ており昭和ライダーらしいデザインだと思います。