声優「難波圭一」さんが演じたアニメキャラを紹介したいと思います。
難波さんといえば二枚目から三枚目、シリアスからギャグなど幅広いキャラをこなす声優さんですが、個人的にはダイの大冒険の「ポップ」、Zガンダムの「カツ」のイメージが一番強いです。皆さんはどのアニメキャラが印象的でしょうか?
今回は難波さんが演じたアニメの人気・有名キャラと作品をまとめてみました。
難波圭一さんのプロフィール
出典元:https://www.mh-fujiga.com/artist/keiichinanba.html
声優「難波圭一」さんのプロフィールをおさらいします。声優活動以外にも俳優業やテレビのナレーション、映画の吹き替えもされています。
デビュー作 | 超人ロック(1984年) |
生年月日 | 1957年8月26日 |
出生地 | 島根県 |
出身地 | 山口県 |
血液型 | AB型 |
身長 | 167cm |
体重 | 57kg |
特技 | サックス、歌 |
趣味 | ワイン、オペラ鑑賞、茶道 |
その他の活動 | 俳優、ナレーター |
難波圭一さんが演じた人気・有名キャラまとめ
難波圭一さんが声で出演されている人気・有名アニメキャラをまとめてみました。ちなみに選定したキャラについては個人的な主観・印象も含まれています。
上杉和也
登場作品:タッチ
「タッチ」は「あだち充」原作のアニメで1985年〜1987年まで放送された「高校野球」と「ラブコメディ」を2本軸に当時の若者を中心に人気を博しました。
主人公の「上杉達也」は亡き弟とヒロインが交わした約束を引き継ぐために野球部に入部、ライバルとの競争や南との恋愛沙汰など紆余曲折がありながらも甲子園優勝を目指します。
難波さんが演じる「上杉和也」は「上杉達也」の弟で明青学園高等部の1年生にして野球部エースで勉強もトップクラス。
兄の達也と南が惹かれ合っている事に気づいて思いが抑えられなくなった事で南に告白、幼い頃に約束した通り甲子園へ行くという宣言をするが地区予選に向かう途中で交通事故に遭い死亡してしまいます。
放送当時は気合を入れて望んだそうですが、第1部で上杉和也が死亡してしまったため、出番が少なくなってしまいました。ですが、劇場版の制作において和也の復活には嬉しそうにコメントしていたみたいです。
カツコバヤシ
登場作品:機動戦士Zガンダム
「機動戦士Zガンダム」は前作の機動戦士ガンダムで描かれた一年戦争終結から7年後の世界が舞台。
地球連邦軍からした独立した二つの組織、特殊部隊「ティターンズ」と、反地球連邦組織「エゥーゴ」の対立を描いています。
物語の後半にはかつて連邦軍と戦ったジオン軍の生まれ変わり「アクシズ」が参戦、三つ巴の戦いが繰り広げられます。
難波さんが演じた「カツ・コバヤシ」は一年戦争の時にアムロらと共にホワイトベースの搭乗した子供。本作では15歳になっており性格は感情の起伏が激しいところがあり、恋愛に関しては一途。
ティターンズの「サラ・ザビアロフ」に夢中になる余り身勝手な行動をする場面もありました。
戦後に結婚した「ハヤト・コバヤシ」「フラウ・ボゥ」の養子になっていましたが、ハヤトのカラバ参戦に伴い連邦軍に軟禁されていた「アムロ・レイ」と共にカラバに参入、その後宇宙へ上がりエゥーゴに参入し主人公「カミーユ・ビダン」「シャア・アズナブル」らと共にグリプス戦争の最終決戦まで戦います。
ポップ
登場作品:ドラゴンクエスト ダイの大冒険(1991年)
「ダイの大冒険」はゲーム「ドラゴンクエスト」をベースにしたテレビアニメで、1991年に放送された旧アニメと2020年から放送された新アニメが存在します。
復活したハドラーの魔の手から弟子達を守り散っていった「アバン」先生の仇を討つため、そして大魔王バーンを倒し平和を取り戻すため、主人公「ダイ」をはじめとする「アバンの使徒」達の戦いを描いた物語となています。
本作で登場する「ポップ」は魔法使いの15歳の少年。
故郷のランカークス村に偶然訪れたかつての勇者アバンに憧れ弟子入り、その後デルムリン島でダイと出会い共に修行に励みます。
アバン亡き後はダイと共に島を飛び出し旅立ち、同じくアバンの弟子である「マァム」「ヒュンケル」達との出会いや、戦いでの挫折を乗り越えアバンの使徒として人間として成長していきます。
魚座のアフロディーテ
登場作品:聖闘士星矢、聖闘士星矢 セインティア翔
聖闘士星矢は1986年〜1989年にまで放送されたアニメ。ギリシャ神話を題材にしたストーリーで当時の少年・少女に人気を獲得しました。
神話の時代より女神アテナに仕え、天空に輝く88の星座を守護とし聖衣(クロス)を纏う聖闘士「星矢」は同じ境遇を持つ少年達と共に地上の覇権を巡る神々の争いに身を投じていきます。
本作に登場する「魚座のアフロディーテ」は双魚宮を守護する魚座の黄金聖闘士。3種類の毒薔薇を投げて戦います。
硬派な性格で権力主義の平和主義者として描かれており「力こそ正義」と信じる一方で、かなりナルシストなところも見られます。
双魚宮における「アンドロメダ瞬」との激闘は最大の見せ場となっています。
桃生 純太
登場作品:D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜
本作はDNAの書き換えによって人の行動をコントロールする事が確率された63年後の未来描いた物語。
人口増加により子供を2人以上作ると死刑になるという法律が作られたそんな時代に女性を虜にするDNAを持つ「メガプレイボーイ」が女性相手に子供を1人ずつ残すしている事実が発覚。
この事件に危惧した政府はDNAオペレータの「葵かりん」を過去に派遣し最初のメガプレイボーイのDNAを持っている者の遺伝子書き換えようとします。
難波さん演じる主人公の「桃生純太」は私立高校に通う16歳。
後にメガプレイボーイと呼ばれる男であるものの、覚醒前は女性にモテず冴えない男として描かれています。かりんの手違いによりメガプレイボーイの覚醒の片鱗を見せはじめます。
ドラ・ザ・キッド
登場作品:ドラえもん (ザ・ドラえもんズ)
「ザ・ドラえもんズ」は「ドラえもん」の派生作品に登場する猫型ロボットのチーム名です。
初登場は1995年に公開された「2112年 ドラえもん誕生」でドラえもんのロボット養成時代の親友として登場しました。
「ドラ・ザ・キッド」は アメリカ出身の猫型ロボットで片手に空気砲を装着しており、ウマ型ロボットの「エド」を連れています。
性格は短気でガサツなところもありますが、陽気で頑張り屋な所が長所。頭に被っている「四次元ハット」から道具を出すのが特徴です。
小次郎
登場作品:風魔の小次郎
「風魔の小次郎」は元は少年ジャンプで連載された格闘忍者ファンタジー漫画。
1989年〜1992年にかけて3部構成のシリーズとしてOVAで登場、後にテレビドラマ化された人気作品となっています。
忍者漫画ではありますが、現代を舞台としており学園モノとしてスタート、超能力や忍術で戦うバトルシーンが多数描かれている作品となっています。
主人公の「小次郎」は風磨一族で修行の身ながら動体視力や反射神経に優れており潜在能力が高い戦士。
思慮に乏しい所があり猪突猛進することが多く、物語初期にはスカートめくり、エロ妄想などスケベな部分も描かれています。
ロック
登場作品:超人ロック
「超人ロック」は永遠に生き続ける超能力者「ロック」の活動を描いた宇宙時代を舞台にした物語です。
1967年に同人誌で発表され1977年に商業誌へ進出し50年以上も描かれ続けている長寿漫画となっており、1984年には劇場版、1989年と1991年にはOVAして映像化されています。
難波さん演じる主人公のロックは84年の劇場版と89年のOVA版で登場します。
ロックは永遠の命を持つ伝説のエスパー、場所によっては有名であったり無名であったりするも本人はただの人間と主張。
何千年もの間を生きており年齢・性別・容姿を自在に変える事が可能で、その時々で立場を変え世界や歴史を達観、誰が相手でも平等に接する人物として描かれています。
難波圭一さんが演じたキャラの感想
難波圭一さんが演じたアニメキャラを紹介しました。
今回紹介したキャラ以外にも
・きまぐれオレンジ☆ロードの「小松整司」
・ヤンキー烈風隊の「 門田紋乃丞」
・おれ、夕子の「佐藤 弘和」
・忍者龍剣伝の「リュウ・ハヤブサ」
・カメレオンの「矢沢栄作」
・悪魔くんの「こうもり猫」
など主人公役も含めて多数のアニメ作品に出演されています。
個人的に難波さんというと真っ先に思い出すのが、ダイの大冒険の「ポップ」です。ダイの大冒険の中でもポップはかなり好きなキャラなので印象に残りやすかったというのもあるかも知れませんが。
初めて旧アニメ版を見た時、原作を見て想像していたポップの声そのものだったので何の違和感なく見れたのを思い出します。
新アニメ版では「豊永利行」さんが担当されていますが、新アニメのポップも全く違和感なかったですね。
同じアニメキャラでも声優が変わった事でイメージが一変する事ってあると思いますが、新アニメ版のポップに関しては難波さんの演じ方を継承したかの様な声なのでキャラのイメージ変わる事はありませんでした。
それだけ旧作の時点でポップの声のイメージが完成されていたと言えると思いますし、新作でもそれに近い感じで演じるのも凄いと思います。