数あるオーラバトラーの中から最強のオーラバトラーを5機種紹介したいと思います。
アニメ「聖戦士ダンバイン」に登場するオーラバトラーですが、 異世界「バイストン・ウェル」 で繰り広げられる戦争において主役を担う人形兵器として躍動しました。
ゲーム「スーパーロボット大戦」でも登場するので馴染みのある方も多いのではないでしょうか?
今回はテレビ作品、OVA、ゲームなどの映像作品で登場した最強に相応しいオーラバトラーをまとめてみました。
最強のオーラバトラー5機種まとめ
テレビアニメ、OVA、ゲームなどで活躍した最強クラスのオーラバトラーを紹介。
選定方法は劇中での活躍や設定、各スペックなどから総合的に判断しています。
サーバイン
出典元:dunbine.net
登場作品:New Story of Aura Battler DUNBINE (OVA)
所属 | アの国 (バランバラン) |
全高 | 約9m |
動力源 | オーラ・コンバーター |
武装 | オーラソード |
搭乗者 | シオン・ザバ |
アの国で開発された試作型のオーラバトラー。
「New Story of Aura Battler DUNBINE」では主人公機として登場している。
ゲドの発展型として開発されたものの性能はダンバインを圧倒的に凌駕している。その性能ゆえに必要なオーラ力は膨大であり核爆発を阻止できる程の力を秘めていたためショット・ウェポンによって封印されていた。700年間の間アの国(バラン・バラン)の民に「白き秘宝」として伝えられていたが、「ショウ・ザマ」が転生した「シオン・ザバ」により封印を解かれる。
劇中ではミ・フェラリオとして修行する「シルキー・マウ」によって導かれた「シオン・ザバ」がサーバインに乗り込み「黒騎士ラバーン」が搭乗する「ズワウス」と戦っている。
ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズでも登場。スペックが非常に高い機体であるが、作品によっては射程が短くビルバインの方が使いやすかったりする。後年の作品では射程の弱点が解消されていることが多い。
出典元:animageplus.jp
出典元:dic.pixiv.net
ビルバイン
出典元:dunbine.net
登場作品:聖戦士ダンバイン
全高 | 約8.8m |
重量 | 約8.6t |
動力源 | オーラ・コンバーター |
巡航速度 | 290リル (約1160km/h) |
最高速度 | 360リル (約1440km/h) |
オーラ係数 | 0.99 |
限界オーラ力 | 19.8オーラ |
武装 | オーラソード オーラビームソード オーラキャノン オーラソードライフル ワイヤー付連装ショットクロー |
搭乗者 | ショウ・ザマ |
ナの国が開発した可変式のオーラバトラー。
「ショウ・ザマ」が女王「シーラ・ラパーナ」より賜り、ダンバインから乗り換えた機体である。テレビアニメ版では最高性能を誇る機体として君臨、ドレイク軍らと激闘を演じた。
飛行形態の「ウイングキャリバー」への変形が可能、背部に他のオーラバトラーを乗せて移動することもで出来る。
オーラ係数は0.99と低いことから機体の性能をフルに発揮するには高いオーラ力を持つ聖戦士が必要。
武装はオーラキャノンの他にオーラソードライフルを携行するなど射撃系兵器が強化されている。
当初は赤色と白色系をベースとしたカラーリングであったが、海上が戦いの場となった最終決戦(第47話〜最終話)ではカモフラージュするために迷彩色に変更された。
最終話では「バーン・バニングス」こと「黒騎士」が操る「ガラバ」と一騎打ちになり大破、ショウ・ザマは機体からガラバに飛び乗りバーンと刺し違えることに。
その後シーラが浄化を行った際にビルバインは爆散、ショウ達と共に地上から消えていった。
ゲーム「スーパーロボット大戦」では初期の作品から近年の作品まで幅広く登場。機体のスペックが高く設定されており、元祖無双ユニットとして改造次第では回避力と充実した武装を活かして無双状態でプレイできる作品も多い。
出典元:dunbine.net
ヴェルビン
出典元:dic.pixiv.net
登場作品:スーパーロボット大戦T
動力源 | オーラ・コンバーター |
武装 | オーラソード |
必殺技 | オーラ斬り、ハイパーオーラ斬り |
ゲーム「スーパーロボット大戦T」に登場するオーラバトラーでテレビ版の主人公である「ショウ・ザマ」が搭乗。ビルバインをリデザインした機体である。
ビルバインのメカ要素を無くして生物的な部分を全面に出したデザインになっており、迷彩色のビルバインに似た機体色となっている。
ちなきにビルバインのような可変機構は持っていない。
サーバインと同じく、スペックは最強クラスだが射撃武器を持たず近接武器のみの兵装となっている。また、スパロボでお馴染みの最強技「ハイパーオーラ斬り」はショウのみが使える仕様になっている。
ズワァース
出典元:seiga.nicovideo.jp/seiga/im1838377
登場作品:New Story of Aura Battler DUNBINE (OVA)
全高 | 約7.9m |
重量 | 約7.6t |
動力源 | オーラ・コンバーター |
巡航速度 | 300リル (約1200km/h) |
最高速度 | 380リル (約1540km/h) |
オーラ係数 | 1.2 |
必要オーラ力 | 10オーラ |
限界オーラ力 | 16オーラ |
武装 | オーラソード 3連装オーラショット オーラキャノン 連装フレイボム オーラバルカン ワイヤー付連装ショットクロー |
搭乗者 | 黒騎士 (バーン・バニングス) ミュージィ・ポー その他 |
アの国で「ショット・ウェポン」が開発した重武装のオーラバトラー。「レプラカーン」と「ビアレス」の長所を取り入れた最終発展型である。
重武装・重装甲であるが、大型オーラコンバーターの搭載により大出力、大推力を発揮、パワーと機動力の両立に成功。
直進移動だけでなく横方向への推進ノズルを備えている事から縦横無尽に敵を翻弄できる。
ウイングキャリバーのズロンと合体可能であり空中戦で力を発揮する。
武装はオーラソードとショットクローの近接武器に加え、射撃武器もオーラショット、オーラキャノン、フレイボムと充実。
劇中では「バーン・バニングス(黒騎士)」が黒のズワァースに搭乗、「ショウ・ザマ」のビルバインと激しい戦闘を繰り広げている。
朱色の一般兵士が搭乗する量産型ズワァースや「ミュージィ・ポー」が操縦した白色の専用機も登場する。
非常に高性能な機体であるが、コストの問題で生産数は少ない。
また限界オーラ力が「16オーラ」とビルバインの19.8オーラより低いため聖戦士用のオーラバトラーとしては採用されなかった。
ズワウス
出典元:dunbine.net
登場作品:New Story of Aura Battler DUNBINE (OVA)
全高 | 約13m |
武装 | オーラソード |
搭乗者 | ラバーン・ザラマンド |
かつて撃破された黒騎士のズワァースをショット・ウェポンが改修したオーラバトラー。
700年後のバイストン・ウェルでは黒騎士「ラバーン・ザラマンド」の乗機となり「シオン・ザバ」のサーバインと戦いを繰り広げた。
サーバイン同様に射撃武器を持たず、オーラソードのみで格闘戦を演じている。
ライネック
出典元:dunbine.net
登場作品:聖戦士ダンバイン
全高 | 約8.5m |
重量 | 約9.2t |
動力源 | オーラ・コンバーター |
巡航速度 | 270リル (約1080km/h) |
最高速度 | 370リル (約1460km/h) |
オーラ係数 | 1.3 |
必要オーラ力 | 9オーラ |
限界オーラ力 | 18オーラ |
武装 | オーラソード スローダガー オーラバルカン 6連装ミサイルポッド 連装ミサイルポッド ワイヤー付大型ショットクロー |
搭乗者 | トッド・ギネス ミュージィ・ポー ジャバ その他 |
「バストール」の発展型としてクの国で開発されたオーラバトラー。大量生産を視野に設計された高性能量産機である。
量産型のため一般兵士でも扱えるように操縦性が高いのが特徴。
ズワァースには及ばないもののバストールの機動性とビアレスの運動性、レプラカーンの火力を取り入れた事で量産機でありながら十分な性能を持つ機体に仕上がっている。
武装はオーラソード、スローダガーの他に2種類のミサイルポッドを装備するなど格闘・射撃共にバランスの取れた武装になっている。
次期主力として開発された機体だが本格的に量産される前に戦いの舞台がバイストンウェルから地上界に移ったため生産数は少数となった。
終盤戦において「トッド・ギネス」が自身の最後の乗機として選び「ショウ・ザマ」のビルバインと最終決戦に挑んだ。
出撃前の自信とは裏腹にビルバインに苦戦、戦いの中で増大したオーラ力によりライネックが「ハイパー化」してしまう。だがハイパー化した機体でもビルバインには及ばず、トッドは最期に「いい夢を見させてもらったぜ・・・」と言い残しライネックと共に爆散していった。
最強のオーラバトラーの感想
聖戦士ダンバインに関わる最強のオーラバトラーを5つ紹介しました。
スペック的に一番強いオーラバトラーは「サーバイン」ではないでしょうか。
ただ武装の観点からみると射撃系武器があるビルバインが有利なので仮に両者が戦った場合は正直どちらが勝つかはわかりません。
作品を初めて知ったのがスーパーロボット大戦で、特にビルバインをユニット・武器共にフル改造して無双していた記憶があります。とにかく強いという印象があったのとBGMも魅力的だった事もありアニメ作品にも興味を持ったのもこの頃です。
その後、ロボットアニメにハマっていた高校生の頃にレンタルビデオでガンダムやエルガイム、マクロスとかと一緒に見ていましたね。スパロボ経由でロボットアニメを見るという流れが多かったです。
なので自分にとってはビルバインというオーラバトラーは特別な存在でもあります。それだけにテレビ版の最終話で爆散してしまったのが悲しいです。劇中ではマーベルのダンバインも爆散しているんですよね。
主人公側で生き残っているのはグラン・ガランで指揮を取っていたシーラ女王ぐらいですから。後は主人公達やドレイク軍などはほぼいなくなっていました。イデオンやZガンダムと同じくエンディングも悲しい感じなのがこの作品の特徴であり魅力でもあります。