ドラゴンボーZの心を揺さぶられるカッコいい名シーンをまとめてみました。
鳥山明の漫画「ドラゴンボール」を原作とする全291話が放送され数々の名シーン・名セリフが繰り広げられたドラゴンボールZですが、その中でも個人的に最もインパクトある熱くカッコいい名シーンを3つ紹介したいと思います。
ドラゴンボールZの心に響くカッコいい名シーン3選
ついに変身!!伝説の超サイヤ人・孫悟空 (第95話)
まず最初に選ぶ名シーンはフリーザ編でクリリンの死をきっかけに孫悟空が初めてスーパーサイヤ人に覚醒したの伝説の場面。
壮絶な戦いの中で悟空が最後の切り札として元気玉を放つもフリーザを倒せず。逆上したフリーザによりピッコロが瀕死に追い込まれ、さらに親友のクリリンも凄惨な死を遂げます。
雷が轟き始める中、悟空の心の中で何かが弾けた瞬間、怒りに満ちた雄叫びが響き渡り金色のオーラに包まれた姿は宇宙の帝王と自称するフリーザさえも驚愕しました。
覚醒直後の立ち姿や圧倒的な主人公感や強さを感じさせる演出が好きなこと、個人的にも悟空の全盛期ということでドラゴンボールZの中でも最も熱く、最もカッコいいと感じた瞬間だと思いますし何度見ても飽きさせない名場面だということでドラゴンボールZの屈指の名シーンとして選出しました。
この他にも第101話 「オレはこの星に残る!!勝利への最後の願い」 のフリーザに対し怒号の表情で放った「あの地球人のように・・・?クリリンのことかぁぁぁーーーーっ!!!!」
などフリーザ編ではスーパーサイヤ人になった悟空とフリーザとの戦いの中で有名なシーン、セリフが次々と生まれていきました。
16号無残!! 動き出す怒りの超悟飯 (第184話)
次はセル編で人造人間16号が完全体のセルに殺されてしまうのを目の当たりにした悟飯がスーパーサイヤ人2に覚醒した名シーン。
作中では16号とあまり接点の無かった悟飯ですが16号がセルに殺させる直前に残した「俺の好きだった・・・自然や動物たちを・・・守ってやってくれ・・・」というセリフからみても純粋で心優しい性格は悟飯と共通するものがあると思います。
16号は17号や18号のような人間を素体とした人造人間ではなく、彼はドクター・ゲロによって作られた完全なアンドロイドなのですが、人間のような心を持った普通の青年のように感じました。
自然を愛する者が破壊と殺戮を繰り返すセルに踏み潰され目の前で息の根を止められた事により悟飯の怒りは頂点になる訳ですが、16号の話を涙を流しながら聞いていた悟飯の表情がとても印象的でした。
同じくフリーザ編でも悟空不在の中で「お前を・・・父さんやクリリンさんを殺したお前を・・・お前一人を生き延びさせない!!」と感情を露わにして悟飯がフリーザをボコボコにしたシーンがありますが、普段は穏やかで優しいですが、自分以外の者が傷つけられて泣きながらブチギレるという彼らしさが存分に出ている象徴的なシーンだと思います。
戦いは終わった…ありがとう孫悟空 (191話)
死闘の末に悟飯が完全体のセルを「親子かめはめ波」で地球圏外に吹き飛ばし消滅させた名シーン。
セル編の終盤戦でセルと「かめはめ波」の撃ち合いに発展、ベジータを庇った影響で片腕が動かなくなり少々押され気味だった悟飯ですが、父である悟空の励ましの言葉により奮起。
悟空の「今だっーーーー!!!!」という声の直後にフルパワーでかめはめ波を放ったシーン、そして父の幻影が背後に浮かび上がる中、片腕でかめはめ波を放ちながらセルに向かって歩き続けるシーンは鳥肌ものです。
また、ベジータが渾身の気弾をセルに浴びせるシーンもカッコよかったですね。息子であるトランクスを殺され珍しく自分以外のことで感情を出した時もそうですが、プライドの高い彼なので本来は一人で戦い所を現状では手に負えないセルを倒すために悟飯を援護するのも胸熱でした。
絶命するまで無敵の強さを誇った完全体のセルですが、かめはめ波の青白い光の中で崩れゆく最期の姿はなんとも哀れな感じもしました。
この戦いは悟飯の全盛期であり、当時少年期でありながら彼の強さを最も感じさせるインパクトのある名シーンだと思います。
ドラゴンボールZの心に響くカッコいい伝説の名シーンの感想
ドラゴンボールZのカッコいいと思った名シーンを3つ紹介しました。
どれもドラゴンボールファンであれば誰もが知っている様なシーンばかりではなかったでしょうか。
今回は当方が特に好きだったフリーザ編、セル編を中心に紹介しました。
20倍界王拳でかめはめ波を撃ったシーンとかもっとカッコいいシーンがあるのですがドラゴンボールZは名シーンが多過ぎるので、以前にも熱いシーンは紹介しましたがまた機会があれば紹介したいと思います。