ドラゴンクエスト ダイの大冒険「復活のラーハルト・双竜紋の覚醒編」をまとめてみました。
前回の「ヒムの復活・キングマキシマム編」ではヒュンケルと地獄の底から復活を果たしたヒムが再戦。ヒュンケルの決死の捨て身によって見事ヒムとの決着を制する事が出来ました。またバーンパレスの守護神マキシマムとの戦いではピンチに陥ったヒュンケルでしたが、突如現れたあの男によって命を救われる事に。
今回はバランの遺した最強の助っ人がダイ達と共闘、そして新たに襲ったダイへの試練が彼を新たな竜騎士へと覚醒させます。
復活のラーハルト・双竜紋の覚醒編 各話リスト
第81話「ホワイトガーデンの決闘」
第82話「正義の後継者」
第83話「バランの遺言」
第84話「宿命の騎士」
死の淵からの生還者
さらば友よ
バランの竜騎士の力で蘇ったラーハルト。
いくら竜の騎士の力とはいえ、死の淵から這い上がるだけの強靭な精神を持った者だけしか生き返る事はできない。
かつてのポップがそうであった様にラーハルトも生き返るだけの資格があったのだ。
戦士ヒュンケルは死んだ・・・ラーハルトの手によって。
鎧の魔槍は再びラーハルトの元に渡った。死んだ体ではもう戦う事ができないのだ。
鎧化したラーハルト。
彼は分かっていた、ヒュンケルが幾多の戦いで体のダメージが蓄積してもう戦えないという事を。
ヒュンケルに代わってダイ達の救援に向かうラーハルト。
「(やるだけの事はやった・・・ヒムも救う事は出来た・・・これなら・・・これなら・・・)」
そう心の中で呟きヒュンケルは目を閉じ、戦いから解放されたのだ。
正義の後継者
魔王軍最後の砦
アバンとレオナがダイ達の元へ帰還。
キルバーンが仕掛けた罠は全て壊した・・・そう言って「ミエールのメガネ」を取り出してふざけ出すアバン。
その様子を見て笑うミストバーン。
ミストバーン「なる程な、面白い男だ。今までに無いタイプの人間だな、アバン」
余りに秀で過ぎる能力を抑えるかの様な立ち振る舞い・・・そしてその奥から感じられる完成度。
ミストバーンはかつて強い者には敵味方関係なく尊敬に値すると言っていたが、アバンもその一人だったようだ。
ミストバーンこそ最大最強の難関である・・・・とアバン。
ザボエラも死んだ。バーンパレスの守護神マキシマムも死んだ。
かつての六大軍団長もミストバーンたった一人。
バーンは6人の軍団長を競い合わせる事で、後々の世まで通用する最強の軍団を手に入れようとしていた。しかし、その構想もダイ達の手によって砕かれた。
だがミストバーンに焦りはなかった。
ミストバーン「六大軍団長・・・フフッ、あれこそバーン様のゆとりが産んだお遊び、本来私一人がいれば地上の殲滅など容易く済む事・・・」
ミストバーン「私は幾千年も前から元々一人だった・・・一人でバーン様を守り抜いて来たのだ!!!」
いよいよミストバーンとの戦いが始まる・・・と思ったその時だった。
アバン「私が戦います」
そう言ってホワイトガーデン階段を降りるアバン。
ミストバーン「”私が”とは、”私一人の”と言う意味かな?アバン」
アバン一人で立ち向かう事に不安げなダイ、ポップ、マァム。
アバン「受けますか?ミストバーン、この私の挑戦を!」
ミストバーン「・・・断る」
ジャッジ
すると突然、階段から鎌が現れアバンが異空間へ引き込まれて行く・・・。
キルバーン「ミスト、悪いが後は宜しく頼むよ。面目躍如はこれからだ・・・!!」
アバンとの戦いで自尊心を酷く傷つけられたキルバーンの執念に、ミストバーンも従うしかなかった。
異空間に引き摺り込まれるアバンを助けようと駆けつけるレオナ。
だが、かつてのヒュンケルと同じくアバンも「あの目」でレオナに何か訴えかけていた。
その意図に気付いたレオナ・・・彼女はただ見守る事しか出来なかった。
アバン「このロボットの様なものが私をこの奇怪な空間へ引き摺り込んだ張本人・・・」
「ビンゴだ。」
アバン「キルバーン!?」
キルバーン「やあアバン君、我が復讐の空間へようこそ」
怒りの仮面を被ったキルバーン。この仮面はアバンによって激しく自尊心を傷つけられた彼の胸中示していた。
アバン「フフッ怒りに任せ、キザ男気取りの返上という訳ですね」
今度は罠も何も無い・・・1対1の決闘希望するキルバーン。
アバンをこの空間に呼び込んだロボット・・・。
名前は「ジャッジ」。
手に持っている鎌は空間を引き裂き相手を異空間に引きすり込む力を持っている。
古来より魔界では完全決着を付けたい相手との決闘用マシンと使われていた。
ジャッジは異空間に閉じ込めた両者の戦いを見守り、そして裁きを下す。
敗れた方の首を跳ねる恐るべきマシンなのである。
ジャッジ「アバン vs キルバーン、バトルスタート!!」
全ての戦いは勇者のために
ダイ「どうすれば、先生を助けられるかって聞いているんだ!!」
ミストバーン「フフッ、そうだな・・・知りたければ私に聞く以外にはないな」
異空間に引きずり込まれたアバンを助ける方法を力ずくでも聞き出そうとするダイ。
だが、レオナは冷静だった。
ミストバーンはジャッジから先生を救う方法を知らない。ダイをバーンの元へ行かせないため、そして万が一自分が敗れても消耗させる事ができる。そのために敢えて情報を握っているかの様なフリをしている・・・とレオナは言う。
レオナ「アバン先生の力を信じて・・・私たちは少しでも早く大魔王バーンの元へ辿りつける様にしなくては!!」
だが、この言動に空気は一変・・・。
マァム「レオナ・・・冷たいわ・・・」
ポップ「そうさ、姫さんの言う事が正しいのは分かるけど・・・」
マァム「何の手も打たないでこの場を去るなんて・・・私たちに出来る訳ないでしょ!!」
レオナ「マァム・・・」
ダイ「(そうだ、どうせミストバーンもいずれ倒さなくてはならない相手なんだ。)」
戦闘態勢に入るダイ。
ミストバーン「フフフフフッ、それでこそアバンの使徒だ。かかって来い!!」
ダイがミストバーンに斬りかかろうとした瞬間の事だった・・・シルバーフェザーがダイとミストバーンの目の前に突き刺さる。
キルバーン「アバンストラッシュ・・・これが本家本元の・・・!!」
アバンとキルバーンの死闘が繰り広げられていた。
死神の目を自分に向けさせておいて、その間にダイ達が大魔王バーンを倒せばいい。
そして、自分の後継者にはその意思を伝えていると言うアバン。
彼はこうなる事をむしろ望んでいたのだ。
レオナ「偉大なる勇者アバンの名の下に今こそ皆んなに、この王女レオナが命じます。」
レオナ「全ての戦いを勇者のためにせよ!!」
これからの戦いは勇者であるダイをいかに無傷に近い状態で大魔王バーンまで辿り着かせるか、にかかっている。
アバンが教えてきた弟子達は皆んな優しい、しかし時として非情になり勝利のために邁進しなければならない事もある。
確固たる正義と人の上に立つ器量がある、そして時として憎まれ役を演じてでも多くの人を正しい方向へと導ける勇気のある人・・・アバンはレオナにその素質を見出していた。
正義の後継者として、アバンが見込んだ証としてレオナは「ゴールドフェザー」「シルバーフェザー」を授かったのだ。
ダイの迷い
アバン先生の意思を知って目が覚めたポップとマァム。
レオナはダイと一緒に大魔王バーンのいる天魔の塔へと向かおうとする。だが・・・。
ミストバーン「いいのか?目先の友情ごっこに浸ったばかりに大切な仲間が死んでしまうぞ」
ダイ「くっ・・・」
ミストバーン「いいんだな?」
ダイにはポップとマァムを置いて行く事に迷いがあった。
ダイを先に行かせるためにミストバーンに立ち向かう二人。
ポップ「何迷ってんだ?ここまで戦い抜いてきた俺たちを信用できねえのかよ」
マァム「レオナ、さっきはゴメン言いすぎたわ。ダイの道標になってあげて」
再び、歩みを進めるダイとレオナ。だが依然としてダイの不安は拭えすにいた。
ミストバーン「その足は必ず止まる、仲間の断末魔の叫びを聞けば先へなど進めはしない」
戦いが始まった。
ミストバーンの闇の衣の中は生物のはず・・・つまり閃華裂光拳であれば確実にダメージを与えられる。
ポップが敵を牽制して、マァムがトドメを刺す。作戦が決まるなり二人は動き出す。
イオの連射でミストバーンの手を塞ぐポップ。
そして、その隙に「閃華裂光拳」を炸裂させるマァム。
決まった・・・と思ったが、ミストバーンはノーダメージ。
動揺するポップとマァム・・・その隙にミストバーンの触手が二人を襲った。
二人の叫びがダイの歩みを止める。
ダイ「ポップーーー!!!マァムーーー!!!」
このままミストバーンの予言通りになってしまうのか・・・。
赤い閃光がミストバーンを襲う。突如現れ二人を救った男・・・!!。
マァム「ヒュンケル・・・」
ポップ「生きて・・・生きていてくれていたのか・・・違う・・・!!コイツは・・・!!」
バランが遺した救世主
もう一人の息子
一方のヒュンケルは深い眠りから目が覚める。
チウ「ビーストくんが、回復呪文をかけ続けてくれたのだ!!」
ヒュンケル「そうか、また命を拾ったか・・・」
生命体となったヒムもビーストくんの回復呪文で完全復活。
だが、ヒュンケルの体の傷は完璧には治らなかった。
度重なる戦いの激しいダメージによって全身の骨格に回復不能のダメージを負ってしまっていたからだ。
もう二度と戦う事はできない、でも彼はダイの正義の一太刀で大魔王を倒す所を見たかった。
そんなヒュンケルに新たなる友「ヒム」が肩を貸す。
チウ「偉い!!!かつての敵とはいえ見上げた精神のモンスターだ!!」
チウ「気に入ったぞ、君も僕の獣王遊撃隊の一員にしてあげよう!!」
ヒム「ああん?なに勝手にほざいてんだこのチビは?」
チム「チビでは無い!!!隊長呼びたまえ!!!」
クロコダイン「ハハハ、迂闊に逆らわん方がいいぞ、ある意味俺たちも一目置いている奴だからな!!」
ヒム「本当かよ?」
ヒュンケル「まあな(ニコッ)」
そう言って魔法の筆で獣王遊撃隊員12号としてヒムの体に「12」の数字を刻むチウであった。
ラーハルト「このラーハルトはあなた一人のために、竜騎士の後継者である貴方様に不滅の忠誠を誓うためにこの場に馳せ参じたのです、ディーノ様!!」
まさかの展開にダイもタジタジである。
「ハーケンディストール」の直撃を受けながらも生きていたミストバーン。
ラーハルト「さあ、ディーノ様お急ぎを」
ダイに命令を催促するラーハルト。
ダイ「でもミストバーンは強敵だ、俺も戦った方が!」
いくら竜騎衆と言ってもラーハルトにミストバーンを任せるのが不安なダイ。
ラーハルト「フッ」
一人でミストバーンに立ち向かうラーハルト。
だがミストバーンのビュートデストリンガーは彼に通用しなかった。
ラーハルト「いかがです?攻撃が当たらぬ男に何か不安がお有りですか?」
バランの竜騎士の血で死の淵から蘇ったラーハルト。棺の中には、バランが彼宛てに書いた手紙が残されていた。
「全員に処置を施したが、恐らくお前以外に助かるまい。万に一つの可能性だが、それでももしお前に命が戻ったのならディーノを私だと思って助けてやってくれないか」
「その頃には大魔王かディーノ本人のいずれかに敗れて私はこの世にいないであろう」
バランはダイのために自らを犠牲にする事を既に決意していたのだ。そしてバランはラーハルトに願った。
「幼少の頃より育ててきたお前が人間を強く憎んでいる事を承知で敢えて願う。もしディーノ自身が人間を守りたいと言ったら黙ってそれに従ってやってはくれぬか?」
「あの子は人間そのものを変えて行く力があると私は見込んでいるんだ、私の最後の願いを・・・決断はお前自身に任せる」
手紙の最後の一文はこう綴られていた。
「私のもう一人の息子、ラーハルトよ」
ラーハルト「あの人は・・・私にとっても父でした」
ダイ「ありがとう。ラーハルト、父さんが好きだったんだね本当に・・・」
ラーハルト「ディーノ様・・・」
ダイ「よし分かった、命令させて貰うよ。ポップとマァムと力を合わせてミストバーンを倒してくれ!!」
ラーハルト「はっ!!」
ダイ「それと・・・もう一つだけ頼みがあるんだ。もう二度とディーノと呼ばないでくれ、その名前を聞くとちょっと辛いんだ・・・父さんの事を思いだしてさ・・・」
ラーハルト「・・・かしこまりました、勇者ダイ様!!」
迷いが吹っ切れたダイはレオナとゴメちゃんと共にバーンの待つ場所へ歩みを進めた。
いざ、バーンの元へ
天魔の塔の真下に辿り着いたダイ達。そして塔の最上階付近から大魔王がダイに呟く。
バーン「よくぞここまで辿り着いたなど偉そうな事を言うのはやめておこう」
バーン「お前の成長も余の想像を超えておったわ」
丁度酒を切らした頃のバーン、ダイとの決着を今かと待ち侘びていた。
レオナの存在に気付く大魔王。
バーン「まあどんな仲間を連れてこようとも勝手だが、竜の騎士と言うのはどうも代々、女を不幸にする存在らしいからな」
バーンはダイを心理的に動揺させ揶揄っていた。
何やら考え事をするダイ・・・。
ダイはレオナから預かったパプニカのナイフを返した。
竜闘気(ドラゴニックオーラ)を全開にして戦うダイには、もうパプニカのナイフは使えない。
そして、レオナを守り切れるかも分からない。
ダイ「一緒に戦ってくれ、同じ危険な目に遭うなら俺と一緒に!!」
レオナ「・・・」
ダイ「ごめん・・・無茶だよね・・・」
レオナ「違うわ!!違う・・・嬉しいの・・・!!」
この展開に顔を赤くして少し照れながらも、複雑な表情を浮かべるダイ・・・。
ダイ、レオナ、ゴメちゃん・・・デルムリン島の冒険の時もこのメンバーだった。
僅か数ヶ月前の事出来事なのに、もうかなり昔の事の様に感じる。
それだけダイ達が成長し、取り巻く環境が大きく変化していたのだ。
受け継ぐ力、最強の竜騎士の誕生
バーンパレスの心臓
突如、謎の触手がレオナを襲い天魔の塔の内部へ引き摺り込んだ。
それを見て一目散に追うダイ。
中では一つ目の巨大なモンスターがレオナを縛り上げていた。
これも大魔王バーンの仕業なのだろうか・・・?
ドラムーンの「ゴロア」から情報を引き出そうとするダイ。
バーンパレスの管理者としてバーンペレスの魔力炉、いわば心臓部を制御していた彼。
だが魔力炉はミナカトールによって大魔王からの魔法力を吸収する力が奪われてしまい暴走。
レオナの持つフェザーの魔法力に反応していたのだ。
ゴロアは重力波を飛ばし魔力炉を制御しようとするも暴走が止まらない。
ダイ「もういい、俺がやる!!!」
魔力炉に斬りかかるダイ、だが目の前にあるバリアーのせいで近づけない・・・。
剣も魔法も通じない。だったらアバンストラッシュで・・・。必殺技でバリアーを破ろうとしたその時だった。
ゴロアの重力波がダイを襲う。
覚醒、双竜紋!!
ダイ「ドラゴンの騎士の力はこんな物なのか・・・大切な人1人守るくらいの力さえも出せないのか!!!!」
ダイの脳裏にバランの悲しき記憶がフラッシュバックする。
ダイの母ソアラがバランを庇って力尽きるシーン。
バラン「竜騎士は戦いの連続、その血塗られた歩みに囚われ悲劇に見舞われた女性は確かに少なくないかも知れない」
バラン「お前の母も残念ながらその1人だった。だが過去の歴史がどうであれお前はお前だ。」
バラン「お前の手で過去の竜騎士の悲しき宿命をも断ち切って見せろ、ダイ!!」
バラン「初めてレオナを救った時を思い出せ、お前はただの竜騎士では無い!!」
バラン「私の魂をも受け継いだ、全く新しい超騎士なのだ!!」
バラン「起て!!起ち上がれ!!!ダイよ!!!!」
ダイ「俺と父さんの力は・・・まだこんな物じゃ無い!!!!!!」
するとダイの左手の甲にもう一つの紋章が現れた。
「お前のこれからの戦い、私も共に歩もう。我々はもう離れる事はない、常に一つだ」
バランが息を引き取った時、彼の紋章の力がダイに引き継がれていた。だからダイは会ったこともない母を見たのだ。
このままでは終われない・・・レオナを救いたいという気持ちの強さが、ダイの中で眠っていたバランの力を覚醒させたのだ。
ダイ「紋章閃!!!!」
これまでにない威力の紋章閃。この一撃で魔力炉のバリアは消滅。
双竜紋になってから初めて竜闘気を全開にした一太刀で魔力炉を倒すダイ。
この圧倒的なパワーに大魔王バーンも脅威を覚えた様子。
ゴメちゃんの不思議な力
魔力炉の触手に飲み込まれたと思われたが、レオナは無事。
黄金に輝くレオナ、不思議な力がレオナを魔力炉から守っていた。
レオナを守るために魔法力を放出し続けていたゴメちゃん。
だがその体は一回り小さくなっていた・・・。
クロコダイン戦でダイが突然復活した時、ポップが死にあの世で呼び止めてくれた時、フェンブレンからチウを救った時・・・。
今までにもこんな事があった・・・ゴメちゃんの正体が気になるダイとレオナ。
ダイ「知らないぞ・・・!! こいつはただの呪文じゃ無い!!!!」
ダイ「父さんの!!竜騎士の!!!最大最強の・・・切り札なんだ!!!!!」
ダイ「ドルオーラ!!!!」
ドルオーラでゴロアにトドメを刺すダイ。
バランがドルオーラを使う時は竜魔人になる必要があったが、双竜紋になったダイはそのままの形態でも撃てるのだ。
復活のラーハルト・双竜紋の覚醒編の感想
ついにラーハルトが復活してダイ達の戦力に。そしてダイも双竜紋に覚醒しました。
ラーハルトも恐ろしいほどの強さを秘めていますが、ミストバーンもまだ未知の力を解放していません。
戦える状態にないとまで言われたヒュンケルもこの後の戦いでどうするのか? ポップ、マァム、獣王遊撃隊が今後どのように戦いに絡んでくるのか楽しみです。
ゴロアは物語上ダイの双竜紋を覚醒させる存在として重要だと思いますが、大魔王バーンにしてみれば結果的に宿敵が強くなってしまった事から余計な事をしてくれたって感じではないでしょうか?
ミナカトールが魔力炉を暴走させレオナを襲い、そしてダイが強くなる。これはバーンにとって不幸な因果とも言えるかもしれません。
劇中でもバーンはダイをこれ以上刺激するなと言っていますし、戦う度に強くなるダイを脅威的に感じているのは確かだと思います。中途半端な障害は却ってダイにとってはレベルアップを果たすチャンスになりえるという事ですね。
次はいよいよダイと大魔王バーンの決戦、ミストバーンとポップ達、キルバーンとアバンの行方にも注目です。